東田第一高炉跡・鋳床
                   
−概 要−
 ここでは、八幡製鉄所・東田第一高炉跡の高炉付帯設備、鋳床の様子を紹介します。
 
−ギャラリー−
 
 鋳床は高炉の付帯設備で、出銑口から流れ出してくる熔銑からスラグ(鉱滓)を分離して、 純粋な溶銑をトーピードカー(銑鉄の輸送用鉄道車両)に移し替える設備です。
 先ずは鋳床そのものの解説ボードです。
 鋳床全体の様子です。
 鋳床の端っこから高炉側を望みました。
 本物と同じなら、屋根はありますがオープンな設備なんですね。
 鋳床全体の様子です。
 高炉側から鋳床の端っこを望みました。
 屋外から鋳床を望みました。
 高炉の出銑口が比較的高い位置にあるため、鋳床も高床になっています。
 屋外から鋳床を望みました。
 高炉の展示コーナーから。高床の様子がここからも判りますね。
 出銑口の解説?ボードです。
 出銑口から流れ出る熔銑は人間の操作でスラグを取り除かれ、 トーピードカーに流し込まれます。
 その出銑作業の様子を人形のジオラマで再現していることを解説しているボードです。
 高炉の低部の出銑口からどぴゅ〜って噴出している熔銑はこのように 樋の中を川のように流れていきます。
 こうしてみると出銑口にいちばん近い作業員のやることって何?という気がします。
 銑鉄の流れは右から左へ。
 ここで熔銑に交じっているスラグを取り除く作業員の登場です。
 スラグを分離する仕組みの解説ボードです。
 スランマーに向かって流れていく熔銑の川。
 ココでスラグを分離です。
 作業員ががんばって分離しています。鋳床ではこの人が一番重要かな?。
 キレイになった銑鉄が流れています。
 長年の吹きっ晒しの展示で熔銑の川はすっかりキチャナイですが、キレイだと思って 見ましょう。
 この作業員も作業内容が判らない。
 実際の出銑の様子の写真を掲示した解説ボードです。
 この作業員は、熔銑を階下のトーピードカーに流し込むのがお仕事です。
 この樋の先の下には実際のトーピードカーが展示されています(メニュー「その他」で掲載)。
 出銑樋の解説ボードです。
 既に見学の順路的に、熔銑はこの樋を流れているのが分かっているので解説ボードの位置が良くないです。
 もっと手前で説明すべきでしょ。
 樋には、トーピードカーの停車位置によっては熔銑を流したくないラインもあるので このように堰き止める道具もあったようです。
 説明が無い〜。
 で、高炉を前に働くおじさんたちの集合写真。
 高炉に熱風を吹き込ませる羽口の解説ボードです。
 これが羽口の実物です。
 製鉄の歴史の解説ボードです。
 「鉄の発見」。
 製鉄の歴史の解説ボードです。
 「鉄づくりのはじまり」。
 製鉄の歴史の解説ボードです。
 「鉄づくりと人々のくらし」。
 製鉄の歴史の解説ボードです。
 「近代製鉄の発展」。
 製鉄の歴史の解説ボードです。
 「日本の近代化を支えた八幡の鉄」。
 思わず「は・か・た〜の塩っ」て感じ?
 ここで改めて製鉄の流れを解説。
 「製品ができるまで」。
 1:原料をコークスや焼結鉱にする。
 「製品ができるまで」。
 2:コークスや焼結鉱を高炉に装入して銑鉄にする。
 「製品ができるまで」。
 3:銑鉄をトーピードカーで輸送して転炉に移し、還元剤を投入して鋼にする。
 「製品ができるまで」。
 4:連続鋳造。
 「製品ができるまで」。
 5:圧延による製品化。
 「製品ができるまで」。
 6:さまざま製品。
 八幡製鉄所の製鉄量の変遷です。
 製鉄の原料の実物展示ですが、アクリルケースの反射が酷くて 撮影できませんでした(T-T)。