■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
各種展示
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
−概 要− |
|
ここでは、JAMSTECの一般公開でものした各種展示(メカ系)について紹介します。
|
|
|
−ギャラリー− |
|
|
|
−調査船− |
|
|
|
地球深部探査船「ちきゅう」です。
プラモデルも出ているし、結構有名な船ですよね。
ブリッジ前方のヘリポートが取って付けた感満点ですね!。
|
|
海洋調査船「なつしま」です。
「しんかい2000」の支援母船として建造され、しんかい2000退役後は無人探査機「ハイパードルフィン」を
運用していました。
2016年2月に退役しました。
|
|
別の日、横須賀軍港クルーズの船上から見た「なつしま」です。
|
|
海洋調査船「かいよう」です。
SWATH(小喫水線双胴船型)とよばれる船型です。動揺が少なく安定し、上甲板面積を
広くとれる特徴ある双胴船です。
海上自衛隊や米海軍の音響測定艦も同じ船型を採用しています。
|
|
別の日、横須賀軍港クルーズの船上から見た「かいよう」です。
|
|
支援母船「よこすか」です。
「しんかい6500」を搭載する支援母船です。
なので現役バリバリ。
|
|
深海調査研究船「かいれい」です。
最大潜航深度7000mまで潜航調査することができる無人探査機「かいこう7000II」の支援母船です。
ん?JAMSTECは潜水調査船や探査機を造るたびに専用の母船を造っとるんかい?。
もったいなさすぎじゃないかい?。
|
|
海底広域研究船「かいめい」の解説ボードです。
今回のJAMSTEC一般公開で見学のために公開された船です。
ずんぐりとした特徴的な船型ですね。
|
|
上掲の「かいめい」の模型です。
|
|
東北海洋生態系調査研究船「新青丸」です。
東日本大震災の影響で東北地方沿岸域の海洋環境が大きく変化したことに対応し、
詳しく調査するために専用に建造された調査船です。
探査機や潜水調査船毎に母船を造る無駄と違い、特定の広い海域を時間をかけて調査・研究するために
1隻建造することは妥当と思えますね。結局、長い期間常時1隻を割かなければならないのですから。
|
|
学術研究船「白鳳丸」です。
JAMSTEC発足に際して東京大学海洋研究所から移管されました。
宇宙研もそうでしたが、東京大学ってやっぱり凄かったのですねぇ。
|
|
海洋地球研究船「みらい」です。
放射能漏れ事故を起こしてしまった原子力実験船兼貨物船「むつ」の行き着いた姿です。
船の名称的には「ちきゅう」の前身ともいうべきものですが、「むつ」の使い道に困って取り敢えずJAMSTECに
押し付けたのではないでしょうか。調査対象が「地球」って大ざっぱ過ぎ(^-^;。
「ちきゅう」はそれだけのキャパがあるから変じゃないけど。
|
|
|
−しんかい6500− |
|
JAMSTEC内ミュージアムである「海洋科学技術館」内に展示されている「しんかい6500」の実物大模型です。
船首部分のマニピュレータ等複雑な形状・装備をじっくり見ることができます。
|
|
上掲のしんかい6500を、二階のキャットウォークから見下ろしました。
別棟のしんかい6500は人だかりだったし、模型とはいえ唯一キレイにしんかい6500の全景が取れるのはココだけ。
|
|
上掲のキャットウォークで、少し後ろから全体を捉えました。
|
|
上掲のしんかい6500は、耐圧殻の内部も再現されており、見学できるようになっています。
で、見学しました。こんな感じ。
球状の壁面に張り付くように機材が並べられています。
ココだけ見ると、却って「最新科学技術の粋を集めた船」という感じはしませんね。
むしろレトロ感漂っています。
|
|
耐圧殻の底面も球状なので、乗組員3人は寝そべって操縦・観察をします。
そのため特製の形状のマットが敷かれています。
|
|
ちょっと引いてなるべく耐圧殻の全体が映るように撮ってみました。
魚眼レンズで撮ったわけではないですよ。
|
|
撮り忘れ的な耐圧殻上部を撮り直し。
機械の形状が無理くりですね(^-^;。
|
|
こちらは潜水調査船整備場に展示されていた実物のしんかい6500です。
人だかりで船体下部は見えません(-.-;。
|
|
船内公開されていた「かいめい」から望遠で撮ってみました。
このアングルなら全体像が映せるかと、、、ダメでしたorz...。
|
|
ここからはしんかい6500の各部を接写で紹介です。
前端部は黄色いドームに格納されたソナーがアイキャッチャーですね。
丸く開いた開口はサイドスラスタの水流ノズルです。
|
|
前端部から後部を俯瞰で。
しんかい6500は外皮の内側は密閉耐圧ではなく、海水が自由に出入りするため、外板の継ぎ目は
余裕を持った隙だらけです。
|
|
腹部の一部は外板を外され、アクリル板で中が見えるようになっていました。
茶色いレンガ様のものが浮力材です。微小なガラス球を樹脂で固めたもので、とっても軽いそうです。
船体内は所狭しとこの浮力材がギッチギチに詰め込まれています。
|
|
こちらは浮力材よりメカが大勢を占めるエリアです。
高圧の海水が入るため、機材は球体であったり箱型のものは耐圧のためのぶっといボルト止めなどが
されています。
|
|
ココは通常の運用でも開いたままになっているようです。
何かのバルブのハンドルが看て取れますね。
潜水直前などに外側から操作すべき箇所なのかもしれません。
|
|
しんかい6500を真後ろから。
主推進器は竣工時は大型のものが1基でしたが、たぶん運動性があまりよくなかったのでしょう。
改修されて中型の推進器を左右2基という構成になっています。
尾端が塞がっていないのは、なんかここをふさぐと渦が発生するからだそうです。
|
|
主推進器をアップで。
|
|
主推進器を真横から。
|
|
こちらは後部のサイドスラスタです。
|
|
前端部の機器類です。
照明、撮像機器などがごっちゃごちゃ。
|
|
ちょっとおちゃめな画像。
船体左右にある垂直スラスタの開口を真下から見上げるように撮りました。
|
|
最後は上掲の開口部のバルブ(見えにくかった正方形の方)を大写し。
|
|
|
|
−無人探査機− |
|
|
深海巡航探査機「うらしま」です。これは模型。
巡航ミサイル・トマホークのような形状ですね。
海中を、事前に組まれたプログラムに従って深度を変えながら各種計測活動を行います。
|
|
上掲のうらしまの裏側はストリップになっています。
メカは結構スカスカ。
|
|
こちらは潜水調査船整備場に置かれていた実物のうらしまです。
思っていたよりかなりデッカイです。
大きすぎて無人探査機整備場には置けなかったのかな?。
|
|
こちらは深海探査機「ゆめいるか」です。これは模型。
前後端の形状がイルカの鼻先に感じが似ているからの命名かな?。
海底からの高度60m〜80mを保ちながら移動し、塩分や水温など、各種パラメータを計測します。
|
|
こちらは無人探査機整備場にあった実物のゆめいるかです。
|
|
こちらは深海探査機「じんべい」です。無人探査機整備場にあった実物です。
上掲のゆめいるかと同じ目的ですが、航行パターンが異なります。
「S字状を描くように航行することにより、海底の地形や海水のCO2濃度等を広範囲に
くまなく調査します」だそうです。
|
|
同じくじんべいを後ろから。
|
|
こちらは解説ボードなどが無かったのですが、機体に書かれている「HORNET」という文字から、
500m級無人探査機「ホーネット500」という探査機(の先駆的機体)でした。
先ずは500m級のものを造ってみて、、ということだったのでしょうね。
|
|
こちらは作業型自律探査機「NR-X1」だそうです。
うらしまの短縮版のようなデザインですが、、作業型とは?。
|
|
上掲のNR-X1の解説ボードです。
水中において自律的な作業を実施できるシステムを開発するためのテストベッドのようですね。
現在は機体制御、運動制御などの要素技術の実証に用いている段階のようです。
|
|
こちらは自律型無人探査機「おとひめ」です。
3000m級のROVですね。
|
|
上掲のおとひめの解説ボードです。
|
|
こちらは長期定域観測用水中グライダーです。
長期に渡って一定海域に滞在し、水深3000m までの海底と海面の間を定期的に往復しながら、
水温、塩分、水圧を観測するそうです。
他のROVと同じですね。
同じ目的で形が違うものばかりを造ってますね。
|
|
こちらは無人探査機「ハイパードルフィン」です。
実はカナダ製。
超高感度ハイビジョンカメラを搭載し深海の撮影や目視による調査を行えるほか、
海底からサンプルを採取できるマニピュレータ(ロボットアーム)2基を備えています。
水深3000mまで潜れます。
|
|
ハイパードルフィンを真横から。
下半分は機械がごちゃごちゃ。
|
|
ハイパードルフィンを真後ろから。
|
|
こちらは無人探査機「かいこう」のビークル「Mk-IV」です。
下掲のかいこう7000IIの後継機種として建造されました。
かいこうは、ランチャーとビークルから構成されていて、ある程度の深度までランチャーと
ビークルは一体になって潜水した後、ビークルをリリース。さらに深くまで潜ってあちこち活動
する仕組です。
こうすることで、海面からの長くて重いケーブルによる制約を抑え、ランチャーからの
細い光ファイバーだけの制約で、より自由な活動を行おうというコンセプトです。
水深7000mまで潜れます。
|
|
ビークルMk-IVを真横から。
以前は「かいこう10000」だったのですが、その10000mまで潜れる
ビークルを喪失してしまったので新しく整備したのが今のシステムです。
|
|
ビークルMk-IVの機械部分をアップで。
前端部の機器類です。
照明、撮像機器などがごっちゃごちゃ。
|
|
かいこうのランチャーです。
なんと、ビークルよりも深く潜れます。
かいこうは一度、10000mまで潜れるビークルを喪失しており、その名残?で
ランチャーは1000m仕様になっているわけですね。
|
|
かいこうのランチャーを真横から。
|
|
こちらは無人探査機「かいこう7000II」のビークルです。
水深7000mまで潜れます。
Mk-IVが運用されているので、基本的には使われてないと思われます。
|
|
整備場の棚に置いてありました。スラスターの予備品のようです。
PCケースの冷却ファンのようにも見えますが。
|
|
|
−その他− |
|
地球深部探査船「地球」が海底深く掘削していくボーリングで使用する先端部「コアビット」です。
下掲のドリルビットで掘削した先から資料を収集するためのものだそうです。
使用済みのもののようで、かなり摩耗しています。
|
|
地球深部探査船「地球」が海底深く掘削していくボーリングで使用する先端部「ドリルビット」です。
|
|
ドリルビットによる掘削のジオラマモデルです。
|
|
同じく、ドリルビットによる掘削の解説パネルです。
|
|
氷海観測用小型浮流ブイです。
目的がそのまま名称になっていますね。。
|
|
アルゴフロートと呼ばれる浮流ブイです。
全球海洋観測計画「アルゴ計画」で使用される装置で、かなりの数が海洋に投入されるようです。
|
|
自己浮上型海底地震計(OBS)です。
海面から自由落下させ、水深6000mまで設置する事が出来ます。
回収は超音波の指令を観測船から発して錘を切り離し、浮力で海面に浮上させて行います。
|
|
こちらも海底地震計です。
上掲の自己浮上型とは異なるようです。
|
|
海底に生成されるチムニー(熱水噴出孔)の採集サンプルです。
U字型をしていますね。真ん中の窪みが熱水の噴出路なのでしょう。
本来は円筒形なのでしょうね。採取時に二つに割る感じて取り出したのでしょう。
|
|
氷海用自動観測ステーションです。
これもアルゴ計画に関係した装置です。
JAMSTECは北極海が好き。
|
|
地震・津波観測監視システム(DONET)のジオラマです。
いろいろ書かなくてもなんとなく解りますよね。
|
|
水圧によって中空のモノが潰れていく様子を展示したものです。
まあ、よくあるパターンですね。
|
|
既に退役した「しんかい2000」の模型です。
リメイク版日本沈没には現役の潜水艇として登場しましたね。
|
|
海洋工学実験場に置かれていた、説明の一切ない「何か」です。
安定板の様なものが付いてますし、上部にはパトランプ的なものもあるので海面に投入される
のではないかと思いますが。。。
|
|
洋上中継器「まいなみ」です。
支援母船の代わりに海中の自律型無人探査機(AUV)を自動で追いかけるそうです。
|
|
乗船公開中の「かいれい」のブリッジ付近から撮った「まいなみ」です。
|
|
3Dアラウンドビューモニタを用いた クローラ式無人探査機の実験機です。
日産製だそうです。
|
|
上掲の実験機からの映像がモニタされています。
|
|
同じく上掲の3Dアラウンドビューモニタの探査機に関する解説ボードです。
|
|
こちらは合成開口ソナー曳航体「響竜」です。
合成開口レーダというのはよく聞きますが、ソナーでも同じことをしようと?。
|
|