10式戦車
                   
−概 要−
 ここでは、陸上自衛隊の10式戦車(試作2号車)を紹介します。
 
−ギャラリー−
 資料館にあったショーケースに、陸自のAFVが陳列されていました。
 その中にあったのがこの10式。
 未だ1/35スケールのプラモデルは発売されてないので、隊員さんの趣味の自作模型なのかもしれません。
 10式の右側面です。
 う〜ん。かっこいいですねぇo(>_<)o
 前面に向かって収斂する砲塔の形状に、その設計の苦労がしのばれます。
 10式の左側面です。
 う〜ん。やっぱしかっこいいo(>_<)o
 こうして見ると、砲塔上の車載機銃が背が高すぎる気がしませんか?。
 せっかくの低身長もこれでは台無し。被発見率を上げてしまいそうな気がします。
 1枚目が暗かったので、もう一度右側面(ちょっと後ろから)です。
 迷彩模様は、砲塔と車体でちゃんと連続になるように塗装されているのですねぇ。
 10式を右斜め前から。
 ちなみに、同じアングルで左側から撮るのを忘れていました(T-T)。
 アングル的にはこれがベストですね〜。シビレちゃうo(>_<)o
 10式の右前面です。
 砲身基部が、左右で異なりますね。
 左側が切り欠かれています。この部分が切り欠いている理由は未だ小職は知りません。
 単にドライバーズハッチがあるから?。
 10式の左前面です。
 前照灯が前面装甲とツライチになっていますね。
 これも気になるのですが、ということは、装甲が前照灯の部分だけ切り欠かれているということではないでしょうか。
 この部分は均一の形にしておかないと、装甲強度に問題が出るような気がするのですが、どうでしょう?。
 10式を後部左側から捉えました。
 ほんとうに、姿勢が低いですね〜。
 ちなみに90式の砲塔の横幅は車体幅より小さいのですが、10式は車体幅メ一杯まで砲塔が迫っています。
 その分が増加装甲となるのでしょうね。
 10式の後面です。
 牽引用ワイヤの装備形式は90式と同じですね。
 左右の正方形が排気グリルであることが、黒ずんでいることから分りますね。
 ここからは10式の細部撮影です。
 先ずは銘板から。
 銘板は2枚ありました。
 銘板の2枚目です。
 砲身先端部です。
 今回の120mm滑腔砲は日本製。
 砲口キャップは見てのとおりゴム製でした。
 左の出っ張りはご存知砲口照合ミラーです(ミラーはこの保護板の中にあり、砲塔側を向いています)。
 前照灯付近のアップです。
 やはり、前照灯の部分は装甲に埋め込まれている(=装甲が切り欠いている)ようですね。
 車体後部下面です。
 もう少しはいつくばって撮影したかったのですが、警備の自衛官さんに怒られそうなので諦めました(^-^;。
 どうも、車体底部は平坦なようですね〜。。
 砲塔上面です。
 いろいろなセンサーが装備されています。
 なんかどんどんSFチックになっていきますねぇ。
 砲身基部右側の穴は、補助照準鏡だそうです。
 砲塔と車体の隙間を撮影。
 コレを看て分るのは、外部装甲板は、箱型の空間装甲(工具箱)よりも下に少し長い、ということですね。
 また、砲塔後部の上側へのくびれは、外側から50cmくらい入ったところでキャンセルされている(くびれてない) ということですね。
 砲塔を旋回させる時にエンジン部分に当たってしまう外側はくびれさせるが、中央近くはエンジン部に接触 しないので、下側一杯まで確保しているということですか。。。
 砲塔の外部装甲を一枚アップで撮りました。
 外部装甲同士は、それぞれ左にスリットが付いていて噛み合う感じになっているようです。
 ドライバーズハッチ部分です。
 ハッチの直ぐ上の砲塔基部に、丸い切り欠きがありフタがされていますね。
 これは同軸機銃だそうです。エライところにあるなあ。
 砲手用の照準潜望鏡です。
 90式のものを発展させた感じですね。
 ドライバー用暗視カメラです。
 90式と同じもののようです。
 車長用の照準潜望鏡です。
 砲手用と異なり、大口径CCDらしい、とのことです。
 砲塔4周に取り付けられているセンサ。
 3つのセンサがセットになっており、その全てが基盤に載ったチップセンサであることが看取できます。
 解説本によるとレーザー探知機だそうです。
 んが、ほんとうにそれだけでしょうか。。ゲリコマ対策を施された戦車ということで、接近する歩兵を捉える 生体赤外センサが含まれている気がします。