護衛艦の装備
                   
−概 要−
 ここでは、海上自衛隊呉基地 護衛艦一般公開で観ることが出来た装備を紹介します。
 
−ギャラリー−
 OTOメララ76ミリ62口径コンパクト単装砲です。
 砲蓋はFRP製で全体に大変軽く、80発/minの発射速度を誇ります。
 海上自衛隊の護衛艦の標準装備です。
 これは上掲の単装砲の背面ハッチを開けたところです。
 無人自動砲なので発射機構、装弾機構、俯仰機構でぱんぱんです。
 RUR−5 8連装アスロック対潜ロケット弾発射機です。
 ミサイルやロケットを垂直発射方式にするまでは、ほぼ全ての護衛艦に装備されていた標準的な対潜兵装です。
 68式3連装短魚雷発射管です。
 魚雷といっても敵戦闘艦を攻撃するためのものではなく、対潜魚雷です。
 上掲の短魚雷発射管の内側からの映像です。
 中央部に操作パネルがありますね。
 RGM−84 ハープーン対艦ミサイル発射機です。
 対艦ミサイルのベストセラー、射程は200km前後です。
 通常はこのタイプのキャニスターに4発設置されるのですが、ミサイルの購入が遅れているのか、意外と 半数の2発(両舷で4発)だけ積んだ護衛艦が多いです。
 Mk36 6連装チャフ発射機です。
 対艦ミサイルなどが接近してきたときの自衛手段です。
 戦闘機などが散布するチャフと基本的には同じですが、赤外線シーカ対策の熱源体も射出するんじゃなかったでしたっけ(^-^;。
 Mk15 ファランクス20ミリCIWS(近接防空火器)です。
 接近して来る対艦ミサイルを撃ち落とすフルオート制御が可能なガトリング砲です。
 残念ながら砲口にはキャンバスカバーが掛けられていますね。
 RIM−7 シースパロー4連装個艦防御ミサイル発射機です。
 接近してくる対艦ミサイルや敵機を撃ち落とす短距離対空ミサイルです。
 空対空ミサイル「スパロー」の海軍仕様ということで「シースパロー」と呼ばれます。