龍Q館
                   
−概 要−
 ここでは、首都圏外郭放水路・庄和排水機場内にある資料館「龍Q館」の展示を取材して得たもろもろを紹介します。
 
−ギャラリー−
 龍Q館の館内案内図です。
 1階はロビーと地域関連の展示コーナー。メインの展示は3階になります。
ココからしばらくはタレントさんのサインの展示になります。
とくにコメントは付けずに掲載します。
 サインはココまで〜。
 龍Q館1階の様子です。
 ほぼほぼ単なるロビーで、正面には外郭放水路の解説ボードが掲示されていますが、 これと同じものが3階の展示コーナー(兼見学者集合場所)にあり、ずっと近くに寄って 詳細に見ることができます。
 左壁には地域の子供たちが書いた絵が並んでいます。
 階段から、2階踊り場越しに1階ロビーを俯瞰しました。
 ここがメイン展示室となる3階のフロアです。
 見学者の待合室も兼ねているので座れる場所も多く、広々としています。
 3階フロアを反対側の端っこから俯瞰しました。
 壁に掲示された解説ボード以外にも模型やモニタなどが用意されています。
 図書コーナーです。
 治水や地域関連の図書が自由に閲覧できます。
 「マイタウン・マイリバー」河川・地域関連の紹介コーナーです。
 不人気コーナー。
 外郭放水路の紹介ビデオを流すテレビです。
 見学者は前半、引率のおねいさんの説明を受けた後、このテレビで外郭放水路の概要を見て、見学に赴きます。
 龍Q館の螺旋階段の中心軸に建つ、この地域の地層サンプルを納めた三角柱「地層タワー」の解説ボードです。
 これが「地層タワー」。
 フレームに入りきりません><。
 江戸川、中川、綾瀬川、川を守るためのとりくみ。
 外郭放水路だけじゃない!いろんな事をやってるよ!という解説です。
 河川管理レポート。
 これも、外郭放水路だけじゃない!いろんな事をやってるよ!という解説です。
 中川・綾瀬川流域の放水路・排水機場の効果
 外郭放水路によって治水効果がこんなに現れました!
 首都圏外郭放水路の整備など水害の軽減により産業立地を促進
 水が溢れなくなったから工場とかいろんな産業さん、来てください!
 北関東がつながった!大手企業が続々立地
 輸送インフラの整備により大企業が進出してきました(^-^)。
 四季が織りなす茨城の絶景 インバウンド観光客の増加も期待
 ほ〜、茨城のことも気にかけている、ということのようです。
 高速道路がわが街に来た! 企業の立地が進んだ!
 いちおう、掲示されている順番に撮影したつもりですが、どうも掲示内容があっちに行ったりこっちに来たり。
 地下の大神殿が支える春日部の暮らしと産業
 なんか、どうあっても産業と結び付けようとしていますね。。先ずは「命」ぢゃないのん?。
 くらしと経済を支えるインフラ
 これも。。。。お金のニオイというか、産業・経済に重きを置いていますね〜。
 かすかべガイドマップ
 地元春日部の紹介フリップです。
 「3Dデジタル標高地形図」。
 春日部市域が中小河川に囲まれた低地帯であることを示したいようですが、解説が無いので。。。。
 利根川水系中川洪水浸水想定区域図。
 最大の洪水時には結構広範囲に浸水する可能性があるのですね。
 利根川水系江戸川洪水浸水想定区域図。
 江戸川はこの放水路が貯めた洪水を放流するための安全な河川だと思っていたのですが、 こちらも洪水になる可能性があるの?そうなったら放水路は使えないじゃん><。
 首都圏外郭放水路 見学者及び取材などについて。
 海外からも注目されているということですね。
 中央操作室の解説フリップです。
 この日、見学に来た時間帯は無人でした。
 オペレータはどんな時にこのお部屋にいるのか、解説には書いてありませんね。
 排水機場のポンプ施設の断面図解です。
 良く見ると結構判り易いです。
 主ポンプ設備の概要。
 江戸川河川事務所管内立体地図。
 ブラタモリなどで使われそうなものですね〜。
 「なぜ大雨のたびに浸水被害を繰り返してきたの?」。
 そもそも論の解説記事がこんなところに。。掲示場所が良くないなあ。
 「水田やため池が住宅や道路へと・・・都市化が洪水を増加!」
 ふむふむ。
 「首都圏外郭放水路は地底50mを流れる世界最大級の地下放水路です」。
 世界最大級はココでは定番の言い回しです。では、世界最大の地下放水路はどこなのでしょうね。
 「中川・綾瀬川流域における治水対策と浸水被害の状況」。
 「首都圏外郭放水路の整備など水害の軽減により産業立地を促進」。
 なんか似たようなテーマのフリップが個別に造られて適当に掲示されている感じですね。
 全般に統一されたストーリー性が無い
 「首都圏外郭放水路の治水効果」。
 「首都圏外郭放水路のメカニズム」。
 大型の解説フリップです。
 順番に観ていきましょう。
 これはタイトルのアップ。
 「地底に眠る巨大洪水防御施設の全貌を一挙公開!」。
 「遂にベールを脱ぎ明らかになる!!」。
 うーん。いつベールを纏っていたんだっけ(^-^;。
 @流入施設
 各中小河川の水位が高くなると自然に洪水流入が開始されます。
 B立坑
 各流入施設から洪水が取り込まれます。
 Bトンネル
 巨大地下河川として江戸川に向かって洪水が流れます。
 C調圧水槽
 トンネルから流れてきた水の勢いを弱め、スムーズに流すための巨大プールです。
 D排水機場
 調圧水槽の水を巨大ポンプで排水樋管に送る施設で、 地上の管理棟にある操作室で外郭放水路全体をコントロールしています。
 Eポンプ施設
 巨大ガスタービンで回転させた羽根車によって、水を吸い上げ、排水樋管に送ります。
 F排水樋管
 洪水は最後にこの樋管を通って安全に江戸川へ排水されます。
 200立方メートル/S(完成時)
 100立方メートル/S(試験通水時)
 
 全体を通して、、「巨大」を強調・連呼する内容でした
 JAPANテクノロジー最前線
 なんだこれは(^-^;
 JAPANテクノロジー最前線の続き。
 「暮らしに欠かせない、江戸川の水」。
 「3河川が連携しさまざまな効果を発揮」
 放水路は他にもいろいろある、ということですね。
 「水害に強い街づくり「中川・綾瀬川総合治水対策」」
 「災害に備えるために」
 「高規格堤防(スーパー堤防)整備事業」
 「首都圏氾濫区域堤防強化対策」
 「江戸川河川事務所ご案内」
 このフリップは全く”ご案内”になっていない気がします。。
 首都圏外郭放水路のジオラマ模型です。
 実際に水が流れるギミックがありますが、やたらとボタンを押すと誤動作するからか、 水道代や電気代がもったいないからか、調圧水槽の見学者揃った時に係員が操作する以外、 ジオラマを稼働させることができません。
 ジオラマ模型の各部アップ。
 ジオラマ模型を左側からパースを掛けて。
 ジオラマ模型の各部アップ。
 第3立坑です。
 ジオラマ模型の各部アップ。
 第2立坑です。
 ジオラマ模型の各部アップ。
 第1立坑です。
 ジオラマ模型の各部アップ。
 調圧水槽です。
 ジオラマ模型の各部アップ。
 排水機場(今居る建物)です。
 こちらは排水ポンプを回すガスタービンです。
 航空機用だということです。ほんと?。
 地上に設置するなら舶用の方が相性がいいと思うのですが。舶用じゃないでしょうね?。
 ガスタービンからの回転力を伝える減速歯車と羽根車の回転軸です。
 で、これが羽根車。
 アクリルのケースが反射しちゃってキレイに撮れない><。
 これは地下放水路を掘削したシールドマシンの模型です。
 先端部、どこも似たような形状ですね。
 前部。この部分で先端部を押し出しているのですね。
 中部。トンネル内壁「セグメント」が床面に並んでいます。
 セグメントの貼り付けは自動?人の手で?。
 機材・資材が運ばれてくる台車。
 台車だらけ。
 奥の方に泥水を排水し、洗浄水を送水するホースの巻取りドラム台車が見えます。
 セグメントが貼りつけられたトンネルは ココまで来ているのですね。
 で、ここはシールドマシンが発進した立坑、というジオラマです。
 シールドマシン先端に取り付けられていたカッタービットの実物です。
 龍Q館での見学者へのレクチャー風景。
 おねいさんによる解説も手慣れたものです。