調圧水槽(地下神殿)
                   
−概 要−
 ここでは、首都圏外郭放水路の調圧水槽を見学して得られたもろもろを紹介します。
 
−ギャラリー−
 排水機場の裏手のグラウンドの地下が調圧水槽、通称「地下神殿」です。
 日常の見学では、職員のおねいさんがグラウンド端っこの入り口まで引率 してくれますが、この日は特別見学会のため、排水機場背後の別の入り口から 入ります。
 シェルターのような感じですね。
 階段を降りて(階段エリアは安全の為撮影禁止)すぐ、排水ポンプの羽根車が 特別公開であることを示す立て看板が。
 羽根車(インペラ)の概要説明の立て看板です。
 これも同じような説明の立て看板。
 FAQの立て看板もありました。
 インペラは調圧水槽の先端、導流部の奥にあります。
目の前の暗〜い部分にインペラがあります。。
 排水ポンプは4基あり、私たちが見学するのは端っこの4号機になります。
 インペラの見学に向かう途次、横を見ると排水ポンプへの導流部が並んでいたのでパチリ。
 なんかすっごい怖い感じがしませんか?><。
 調圧水槽とインペラのある排水溝?の間には「管理運転ゲート」と呼ばれる水門が 設置されています。
 こんな感じで鉄扉が上から降りてくるみたいですが、この長細い通路が全て塞がれるとは 思えないですね〜。
 管理運転ゲートを真下から見上げました。
 水圧に耐えるため、結構な厚みのあるゲートです。
 ゲートをくぐったところで振り返って一枚。
 いよいよインペラとの出会いです。
 導流部の天井は通常のコンクリではない素材が貼られているようです。
 インペラが公開されている所まで来ました。
 吸水溝とでもいうのでしょうか。
 インペラの真下には、整流のための三角錐状の構造物が据えられています。
 これがインペラです。
 直径1mくらいでしょうか。
 もちょっと下から見上げる感じで。
 少し引いて整流板との位置関係が判る感じで。
 さて、ここからはいよいよ地下神殿(調圧水槽)です。
 排水溝側から、洪水が入ってくる第三立坑側に向かって俯瞰しました。
 まさに神殿ですね〜。
 今度は逆向き。
 排水溝側に向かってパチリ。
 排水溝の四角く暗い暗渠状の導流口が怖いですね。
 水槽側面は少し短めの柱が並んでいます。
 水槽の柱はこのように長細い形で、ギリシャの神殿のような正円形ではありません。
 地下水による水槽全体の浮き上がりを抑止するためにこれだけ重量のある柱を据え付けているそうです。
 柱一本のみをアップで。
 水槽の端っこで一枚。
 第一立坑に近い場所から排水溝に向かって一枚。
 このアングルが最も左右対称に近いベストショットになります。
 同じアングルで色調を変えて(蛍光灯補正)みました。
 「ポンプ停止水位」「定常運転水位」の掲示がある柱はこれだけです。
 第一立坑側にある地上との連絡階段です。
 これが第一立坑。
 左奥の階段が、立坑の巨大さを演出しています。
 整流板の左から撮ってみました。
 整流板の右から撮ってみました。
 天井には重機の搬入/搬出を行う開口部が設定されています。
 水槽内を照らす強力な照明をアップで。
 水槽の床面はこんな感じ。
 ちょっと水が残っています。
 一角では、見学者への説明が行われています。
 お帰りは、先ほどの階段を上ってココから。
 この日は特別見学会だったのでこのような流れでしたが、平日の見学会はココから 降りて行って、またここから出てきます。
 第一立坑の地上部分はこんな感じ。
 重機の搬入/搬出口の地上部分はこんな感じ。