展示品リポート
                   
−概 要−
 ここでは、記念艦三笠の艦内展示品を紹介します。
 
−ギャラリー−
 ここからは展示品の画像です。
 三笠の紹介ボードです。
 乗降階段脇に掲示されています。
 これは屋外展示品。日清戦争で鹵獲した清国の戦艦「鎮遠」の砲弾だそうです。
 日清戦争で鹵獲し、日露戦争では日本軍艦として運用されたので、展示されているようです。
 艦内案内ボードです。
 乗艦後直ぐに目に入ります。
 三笠の主砲弾です。
 どちらかが徹甲弾。どちらかが榴弾。
 たぶんレプリカ。
 主砲弾の説明ボードです。
 この説明から推して、長い弾体の方が榴弾(炸薬弾)なのかも知れません。
 Z旗の説明ボードです。
 このコンテンツを観るような方で、Z旗を知らない人は居ないでしょうね。。
 被弾鉄板雪見燈篭。
 説明ボードも字が読めるレベルで写っているので、これ読んでね(^-^)。
 にしても、当時の戦闘の激しさを今に伝えるオブジェですね。
 上甲板にある無線電信室です。
 「敵艦見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出撃、之を撃滅せんとす。本日天気晴朗なれど浪高し」
 の無電を発信したのがこの電信室、というわけです。
 この扉の向こうには。。。
 三六式無線機と、それを操作する電信兵の人形です。
 扉の内側を覗いて、この人形を見たときはかなりビビリました(^-^;。
 お化け屋敷的要素も併せ持つ三笠です。
 副砲脇に吊るされたハンモックです。
 水兵さんは、こんなところで寝泊りしていたのでしょうか。。ほんとに?。
 副砲を操作する砲員の様子を再現した人形です。
 説明ボードを読むと、やはり砲員は自分の担当の砲の脇で寝泊りしていたそうです。
 愛着も湧こうというもの、なのかな。
 参謀長公室(その1)です。
 豪華豪華。
 参謀長公室(その2)です。
 長官浴室です。
 おお〜、ユニットバスですね。
 長官寝室です。
 長官公室です。
 この更に奥が長官室です。
 長官室です。
 寝室、公室、浴室がすべて別々。つまり廊下を歩かないと寝食ができないと。
 エライ人でも、軍艦では着の身着のままで生活できないんですね。
 食器室ですって。
 そんなお部屋があるんですね〜。
 戦闘時にはガチャガチャ?。
 艦長浴室です。
 わ〜、長官浴室とエライ違いですねぇ(^-^;。
 士官室です。
 広〜いo(>_<)o
 ゴハンもここで食べたのかな?。
 中央展示室です。
 主な展示品は、多くがここに集中して展示されています。
 三笠の舵輪です。
 これホンモノ。
 三笠の3DCG解剖図です。
 最近の展示でしょうね。
 「日露折衝全局面大地図」。
 う〜ん。黄海海戦とかは現代の漢字だし、古さを感じません。
 どういういきさつの地図なのでしょう。
 「日本近海を脅かすウラジオ艦隊」と題した説明ボードです。
 バルチック艦隊が来航するまえに撃滅しなければならなかった、ロシア太平洋艦隊の構成部隊でした。
 千葉沖まで出張ってきて通商破壊活動をしていたのですね。
 対馬沖を北上するバルチック艦隊の様子を描いたものです。
 艦隊運動に失敗し、想定外のこのような団子状態になって日本艦隊と合間見えることとなりました。
 これを見た東郷長官の感想は、「ヘンなカタチだね」だったそうです。
 バルチック艦隊の主力艦一覧です。
 ガラスケースに展示されているため、反射が無いように撮影する都合上、それぞれの画像が斜めってしまっていますm(_._)m。
 一等巡洋艦「吾妻」の模型です。
 二等巡洋艦「千歳」の模型です。
 竣工直後の「三笠」の模型です。
 ロシア軍艦の「・・・」あれ?
 なんだっけ?、、忘れちゃったo(>_<)o
 煙突が黄色なので、すぐにロシア軍艦だとは分るんですけどねぇ(-_-;
 バルチック艦隊を発見した宮古島の漁師が、後ろの古来からある船「サバニ」で通信施設のある石垣島まで通報に赴いた、 という事実がありますが、これはその時の通報者5人の記念写真のようです。
 連合艦隊司令長官東郷平八郎の紹介ボードです。
 三笠の艦首に取り付けられていた菊花御紋章です。
 これ、ホンモノ。
 日本海軍では、軍艦には必ずこの御紋章が取り付けられていました。
 例えば、ヘボヘボでも外交的機能を有する河川用砲艦には紋章があり軍艦として扱われ、 消耗品である駆逐艦には紋章がなく軍艦ではなかったのです。
 横須賀港のジオラマ(その1)です
 海上自衛隊基地や米軍基地が見て取れます。
 横須賀港のジオラマ(その2)です
 三笠のしょぼい模型が置いてあるところが三笠公園です。
 日本海海戦のパノラマ模型(その1)です。
 これは展示品としては苦心の大作ですね。
 何が出るかな?何が出るかな?。
 日本海海戦のパノラマ模型(その2)です。
 左の表示板で、バルチック艦隊と日本艦隊が対馬海峡沖で遭遇する様子がボードの輝点で顕されています。
 日本海海戦のパノラマ模型(その3)です。
 奥から出てきたのが、日本艦隊です。
 東郷ターンの直前。
 手前を横切るのが、バルチック艦隊です。
 日本海海戦のパノラマ模型(その4)です。
 中央の表示板で、艦隊運動の様子が顕されています。
 下では、日本艦隊が東郷ターンを開始しています。
 日本海海戦のパノラマ模型(その5)です。
 両艦隊が並行して砲撃戦を繰り広げます。
 よく見ると海面のジオラマに開いている穴から水柱が立ち上がります。
 ロシアの各艦は時々赤く明滅(被弾)しています。
 日本海海戦のパノラマ模型(その6)です。
 中央の表示板で、ロシア艦隊の戦列が乱れていることが分ります。
 日本海海戦のパノラマ模型(その7)です。
 激しい砲撃戦です。
 しかし既に大勢は決しており、ロシア艦隊は壊走しつつあります。
 日本海海戦のパノラマ模型(その8)です。
 海戦が終了し、バルチック艦隊の中で旅順港に逃げおおせたのは巡洋艦1隻、駆逐艦2隻であり、連合艦隊の被害は 水雷艇3隻に留まったことが分ります。
 中央展示室の展示ではありませんが。
 世界三大記念艦の1隻、イギリスのネルソン提督が座乗した「ヴィクトリー」です。
 同じく世界三大記念艦の1隻、アメリカ独立戦争の雄、「コンスティチューション」です。
 そして「三笠」。