屋外展示場
                   
−概 要−
 ここでは、りっくんランド(陸上自衛隊広報センター)の屋外展示場について紹介します。
 
−ギャラリー−
 先ずはりっくんランド入り口に展示されている軽装甲機動車です。
 イラク人道復興支援で活躍した車両で、車体のマーキングもイラク派遣部隊のそれになっていますね。
 軽装甲機動車を反対側から捉えました。
 フロントガラス上面のカギのようなものはワイヤーカッターと思われます。
 軽装甲機動車の側面です。
 意外と大きいんですよね。
 1階展示室を出て直ぐ右にある地下指揮所の実物展示です。
 階段を下りたところの土管のようなものが指揮所です。
 指揮所入り口です。
 指揮所の周囲には土嚢(これは明らかにレプリカ)が積み上げられています。
 指揮所内部です。
 小さなテーブルと、司令部要員数人(の人形)が配置されています。
 地下指揮所の構造説明です。
 8人の隊員が4時間で組み立てることが出来るそうです。
 多用途ヘリ・UH-1Hイロコイです。
 かなり以前からよく使われているヘリですね。
 75式155ミリ自走榴弾砲です。
 99式155ミリ自走榴弾砲が登場した現在では、一世代前の兵器、ということになります。
 75式の側面を捉えました。
 バランスのいいスタイルぅ〜。
 75式の背面を捉えました。
 残るAFV群はひとまとめにして展示されています。
 ・・というより本来の展示場はここだけだったみたい(^-^;。
 2階のラウンジから車両群を一望しました。
 94式水際地雷敷設装置です。
 海岸などに地雷を敷設するため、車体は水に浮くように舟艇としての形態をとっています。
 87式自走対空機関砲(試作車)です。
 ドイツのゲパルトに触発されて開発されたパチもんくさい兵器ですが、エリコン35ミリ機関砲以外の 対空砲制御システムは全て国産です。
 同じく87式自走対空機関砲(試作車)です。
 同じく87式を背面から捉えました。
 逆光で暗いぃ。
 同じく87式の砲塔部のアップです。
 ゲパルトの「背面に捜索レーダ、前面にイルミネータ」の配置は特許が取られていたそうで、特許料を払わないようにするために イルミネータが後部にある、という話を聞いたことがあります。
 ホントかや?。
 96式装輪装甲車(試作車)です。
 側面が垂直という、装甲車としては恥ずかしい設計ですが、とりあえず装輪の兵員輸送車が装備されたのは喜ばしいことで。
 96式装輪装甲車(試作車)を背面から捉えました。
 96式装輪装甲車(試作車)の展視孔のアップです。
 かなり錆が浮いてますねぇ。
 メンテナンスしないとこうなっちゃうんですねぇ。
 74式戦車です。
 この戦車は、有名すぎて余り書くことがないですねぇ。
 74式戦車の背面を捉えました。
 74式のドライバー用キューポラです。
 ガラス窓は潜望鏡になっているはずですが、見ただけだとよく分かりません。
 それにしても溶接の後がナマナマしい。
 74式の赤外線投光機です。
 現代ではモロ的になるようなものですが、当時は赤外線暗視装置が普及してなかったため有効だったのでしょうね。
 楕円形で被弾径始が優れている砲塔側面には、赤外線投光機へ電力を供給していると思われるケーブルが這っています。
 砲塔前面の様子です。
 砲身と砲塔はキャンバスでカバーされています。
 74式車体前面にある、サイレンのような形をした、なんだか分からない装具です。
 89式装甲戦闘車(試作車)です。
 90式戦車に随伴できる装甲車を、というコンセプトで開発されました。
 就役当時、対戦車ミサイル2発、エリコン35ミリ機関砲を搭載していた本車は、世界最強のIFVと言われていました。
 スタイル的にもかなりカッコいい。
 89式装甲戦闘車の背面を捉えました。
 とはいえ、この時代遅れのボールマウント式のガンポートは不要でした。
 ガンポートは射界が狭くあまり射撃の機会が得られず、その割りにNBC防護上も装甲防護上も弱点になり、百害会って一利なし、に近いものです。
 こちらは89式が搭載している79式対舟艇対戦車誘導弾(重MAT)のキャニスターです。
 75式自走105ミリ榴弾砲です。
 74式戦車が105ミリ砲を搭載していたため、同じ口径の砲では榴弾砲として威力不足と判定され、早々に退役していった失敗作です。
 この車両は展示序列の端っこだったので、アングル的によりデザインが分かりやすい角度からも撮影できました。
 75式自走105ミリ榴弾砲の背面を捉えました。
 75式自走105ミリ榴弾砲のドライバー用キューポラです。
 なんか・・・割れてる?。
 りっくんランドの敷地の向こうには、朝か駐屯地としての本来の姿として陸自車両の駐車場がありました。
 トラッククレーン2種です。