NASAゾーン
                   
−概 要−
 ここでは、宇宙博でのNASAゾーンの展示を取材して得られたもろもろを紹介します。
 
−ギャラリー−
 NASAゾーンの入り口は立ち見のビデオコーナーになっていました。
 ビデオコーナーでの視聴を終えるといよいよ展示ゾーンです。
 展示ゾーンへは、打ち上げ前の発射台に屹立するサターンロケットへの ボーディングブリッジを模したゲートを潜ります。
 ボーディングブリッジはこんな感じでメカむき出し。
 できれば、とても高い位置に居ることがわかるようにココからの眺めの写真を 壁に貼っておいて欲しかったですね〜。
 フリップ「宇宙を夢見た人たち」。
 SF小説などを綴った人たちのコーナーから始まります。
 ジュールベルヌの月ロケットをイメージした?ブースです。
 でもこういった順路式の展示は、完全にボトルネックになって大渋滞(-.-;。
 ブース内はこんな感じ。
 展示は左右のモニタに映し出される昔のSF映画くらいで、あまり 見るべき物はありません。
 左右に配置されているモニタです。
 写っている動画は、左右ともに同じ物のようです。
 この動画をすべて見る余裕はなく、人の流れに任せてスルーです(T-T)。
 フリップ「宇宙開発競争のはじまり」。
 ココから本格的な宇宙開発が始まります。
 フリップ「ソ連の宇宙開発」。
 フリップ「アメリカの宇宙開発」。
 史上初の人工衛星、スプートニク1号(レプリカ)です。
 アンテナは硬くて真っ直ぐなのかと思っていたら、結構軟質な感じなんですね。
 スプートニク1号の記念品と史上初の有人宇宙飛行を達成したユーリ・ガガーリンの 飾り皿(実物)です。
 これもスプートニク1号の記念品計(実物)です。
 雑誌やらガガーリンさんの持ち物やら(実物)。
 こちらは超音速実験機、ベルX−1のマッハ計(実物?)です。
 アメリカの宇宙関連グッズ(実物)です。
 フリップ「宇宙に挑んだ先駆者たち」。
 ジュピター・ロケットから回収されたノーズコーン(実物)です。
 大気との摩擦の後が分かりますね。
 ノーズコーンの裏側です。
 からっぽなのかと思いきや、配線やら金具やらがぎっしり。
 歴代ロケットの模型です。
 左からドイツのV2(A4)、レッドストーン、アトラス、タイタン。
 歴代ロケットの続き。
 タイタンの隣がサターン1Bです。
 歴代ロケットの続き。
 サターン1Bの隣からサターンV、スペースシャトルです。
 サターンVロケットの1/10模型です。
 このエリアの全長ほどもありますね。
 サターンVの第2段と第3段の継ぎ目です。
 サターンVの第3段です。
 サターンVの第3段とサービスモジュール(アポロ宇宙船)の継ぎ目です。
 アポロ宇宙船です。
 第3段には着陸船が格納されています。
 打ち上げ脱出システムです。
 打ち上げ中に異常が発生した時、アポロ司令船にかぶさった状態で この部分がロケットからさらに打ち上げられる形で脱出します。
 サターンVを前方から俯瞰しました。
 固体燃料ロケットの解説模型です。
 最近は日本が得意とする分野ですね。
 アトラス・ロケットのバーニャスラスター(実物)です。
 サターンVロケットの第3段アレッジエンジン(カバーだけ?)です。
 アレッジエンジンとはなんぞや。
 タイタンロケットの第1段エンジン(実物)です。
 タイタンロケットの第2段エンジン(実物)です。
 月着陸船の帰還上昇用試作エンジン(実物)です。
 フリップ「宇宙服の開発」。
 ココからしばらくは宇宙服などです。
 アメリカ空軍の高高度用与圧服(実物)です。
 アメリカ空軍のヘルメット(実物)です。
 マーキュリー計画の宇宙服(実物)です。
 ジェミニ計画の宇宙服(実物)です。
 アポロ計画の宇宙服(実物)です。
 アポロ計画の宇宙服のカットモデル(実物)です。
 アポロ計画の船内服(実物)です。
 スペースシャトルの宇宙飛行士用冷却下着(実物)です。
 服の表面を走行するチューブの中を水が流れて体を冷やします。
 フリップ「宇宙食の開発」。
 宇宙食の展示は多かったのですが、とにかくガラスの反射で まともに撮れたのは1枚だけでした。
 きわめて初期のソ連の宇宙食です。
 歯磨き粉のようなチューブ入りでした。
 再びメカに戻ります。
 アポロ計画における一人用酸素換気装置(POV)(実物)です。
 右はカットも出るですが、カットされている裏側を撮ってこなかったorz...
 こちらは宇宙飛行士が着けるアンビリカルホース(実物)です。
 アポロ計画の携帯型生命維持サブシステム(実物)です。
 宇宙飛行士が背中に背負っているものですね。
 見てみると、意外と簡易な構造。複雑すぎると故障の原因になりますしね〜。
 もろもろの装備(実物)。
 中央の物品はアポロ計画におけるサバイバルキットです。
 もろもろの装備(実物)。
 スペースシャトルの乗員のライフジャケットです。
 もろもろの装備(実物)。
 中央の物品はスカイラブ計画における宇宙服修理キットです。
 ソ連の無人月面探査車「ルノホート」です。
 実物かな?
 レプリカじゃないみたい。。。試験機かも
 「ルノホート」を左から。
 太陽電池が貼り付けられている釜の蓋は、夜間など、停止する際には閉じるのかな?
 ルノホートの車輪は空気の入ったタイヤではなく、スポークによって 支えられている金属のカゴのようなものです。
 ルノホートの前方カメラです。
 2眼なのは、確か立体写真を作成できるようにするためのはず。
 ルノホートのアンテナです。
 アポロ計画で使用された各種カメラとフィルム・マガジン(実物)です。
 こちらもカメラ(実物)。
 撮影された月面での活動の様子のフィルムです。
 月面車(実物?)です。
 バギーのようですね。
 宇宙飛行士の手袋と長靴(実物)です。
 これは本邦的にグッドな展示!。
 アポロ月着陸船のプロトタイプ(習作)。
 AタイプとBタイプ。
 アポロ月着陸船のプロトタイプ(習作)。
 CタイプとDタイプ。
 そしてこれが採用された、というわけかな?。
 右側がEタイプ。
 アポロ着陸船の乗員室(レプリカ)です。
 眼のような三角形の窓にはメモリが貼られていたのですね。
 このレプリカは背後がオープンになっていて、コンソールが見れます。
 中央下から月面に出るのですね。ということはこの乗員室は外部への 出入りの際には空気が抜かれる、ということですね。
 着陸船の脚(実物)です。
 フリップ「技術革新」。
 このあたりがNASAゾーンでは一番面白い展示エリアです。
 マーキュリー宇宙船(レプリカ)です。
 一人乗り用カプセルって小さいんですねえ。
 日本が初めて造った有人化も可能な宇宙船「HTV」などはこれより はるかに大きいですから、技術と知識の進歩によってスタートラインも 先に進むものなのでしょうか。
 同じくマーキュリー宇宙船を少し後ろから。
 ノズル部分が黒白のシマシマなのが印象的です。
 マーキュリー宇宙船を反対側から。
 マーキュリー宇宙船の窓からコックピットを覗きました。
 狭っ
 ジェミニ計画で開発された軌道上でのドッキング技術確立のための ドッキング標的機「アジェナ」トレーナー(実物)です。
 つまり、ドッキングの練習のために標的機と宇宙船のための2基のロケットを 続けざまに打ち上げた、ということですね。凄いなぁ。
 アジェナ標的機のドッキングポート部です。
 手前はジェミニ宇宙船(レプリカ)ですが、直径が一致してない(-.-;。
 ジェミニ宇宙船の先端がめり込むわけではなさそうですね。
 アジェナ標的機を反対側から。
 通路がそれほど広くないため、側面からキレイに撮ることができません。
 ジェミニ宇宙船(レプリカ)です。
 マーキュリー宇宙船と比べて、いきなり大きくなりましたね〜。
 ジェミニ宇宙船のコクピットです。
 狭さは相変わらず。
 ジェミニ宇宙船の後部は金のシートで覆われています。
 災害避難時用の保温シートと同じ目的ですかね。
 反対側は見学客が少なく、側面がキレイに撮れました(^-^)。
 サターン1型ロケットに搭載されていた慣性誘導システムの構成品、 ST−90型ジャイロ(実物)です。
 ケネディ宇宙センターの管制施設で、ロケット発射台の側に取り付けられていた 強化ガラス(実物)です。
 アポロ計画時代の運用管制用コンソール(実物)です。
 相模原宇宙研の管制室のコンソールもこんな感じです。
 こちらも管制コンソール。
 こちらはジュノーU型ロケット打ち上げ用コンソール(実物)です。
 アポロ司令船の全部にあったドッキング用ハッチ(実物)です。
 気密が求められるため、肉厚ですね。
 上掲のハッチを裏から。
 ソ連のドッキング機構インタフェース型板と運搬用の木箱です。
 アメリカの宇宙船とのドッキングのためのもので、米ソ協調の時代の象徴ですね。
 アポロ宇宙船の先端にあったドッキング装置です。
 傘の骨が太くなったというか、なんとなくドッキングのメカニズムが 分かりそうな納得感あるデザインです。
 中央奥はアポロ宇宙船の浮力バックのカバー(実物)です。
 左下はジェミニ宇宙船の大気圏突入時チェックリストです。
 右下はアポロ宇宙船の救助用、係船用フックです。
 アポロ宇宙船の救助用バスケット(実物)です。
 ジェミニ宇宙船の浮き輪(実物)です。
 各種宇宙船の装備(実物)。
 1:スカイラブ計画のコントロールパネル。
 2,3:アポロ月着陸船のデュアルストリップゲージ。
 4:アポロ司令船の回路コントロールパネルカバー。
 5:アポロ9号の投光照明器。
 9:座席用支柱。
 アポロ宇宙船の装備(実物)です。
 6:コントロールパネル。
 7:ローテーションコントローラ。
 8:アポロ17号のメインハッチの取っ手。
 10:アポロ15号のサーキットブレーカ。
 11:ハッチ用ラッチ。
 12:アポロ12号の宇宙船用断熱シート。
 14:アポロ12号の窓枠と窓。
 フリップ「アポロ13号」。
 アポロ13号事故に関連した各種宇宙船の装備(実物)です。
 中央奥:アポロ宇宙船の燃料電池。
 左下:月着陸船の二酸化炭素ブラケット。
 右下:二酸化炭素除去装置。
 二酸化炭素と臭気除去装置(実物)です。
 アポロ司令船の訓練シミュレータ(レプリカ)と アポロ17号のパラシュート(実物)です。
 司令船の訓練シミュレータ(実物)です。
 この中に入っていろいろな状況を想定して訓練をするのですね。
 アポロ司令船のハッチ(レプリカ)です。
 パラシュートを下から望みました。
 焦げ目がリアルですね〜。
 司令船シミュレータの窓からコクピットを覗きました。
 アポロ11号の宇宙服(実物?)です。
 同じくアポロ11号の宇宙服(実物?)です。
 ビデオカメラを持っていますね。
 太陽光を遮るためか、バイザーが左右からシールドがスライドしています。
 フリップ「スカイラブ計画」。
 ココからはしばらくスカイラブ計画に関する展示です。
 下半身陰圧試験用チャンバー(実物)です。
 スカイラブ3号の自動安定型船外活動装置(ASMU)(実物)です。
 スカイラブのトイレ(実物)です。
 スカイラブのベッド(実物)です。
 体質量測定装置(実物)です。
 スカイラブの全体模型です。
 フリップ「スペースシャトル・コロンビア号」。
 スペースシャトルの模型です。
 スペースシャトル前部の1/1モックアップです。
 見学者が長蛇の列ですね〜。
 スペースシャトルのタイヤです。
 左下:外部燃料タンクの発泡断熱材(実物)です。
 右:シャトルの主翼前縁部(試験用モデル)です。
 上掲のシャトル前部のモックアップの後面はこのようにカットモデルになっていて、 コクピット下部のミッドデッキを見ることができます。
 ミッドデッキにはジョイスティック付のコンソールが。
 たぶん、マニピュレータアームの操作盤だと思われます。
 ミッドデッキの様子です。
 コンテナボックスが壁を埋め尽くしています。
 椅子がとても簡易な造りですね。
 ミッドデッキ左にはトイレと外部へのハッチが備えられています。
 フリップ「ドリームチェイサー」。
 ドリームチェイサーを前部から。
 ドリームチェイサーの側面です。
 ドリームチェイサーを背面上部から撮影しました。
 フリップ「スペース・コンプレックス」。
 宇宙空間用施設のコンセプトモデルです。
 スペース・コンプレックスの模型です。
 ちょっとチープな感じですね。
 フリップ「成層圏からの自由落下」。
 高高度まで気球で吊り上げられるカプセルです。
 時計メーカゼニス社が主催しています。
 カプセル本体はジェミニやマーキュリーのカプセルに似ていますね。
 カプセル内部の様子です。
 成層圏まで上昇したカプセルから飛び降りるための準宇宙服です。
 フリップ「火星探査車・キュリオシティ」。
 今も活動している探査車です。
 キュリオシティ(実物?)を上から。
 軽自動車くらいの大きさがありますね(@_@;
 キュリオシティを右前からです。
 キュリオシティを側面からです。
 キュリオシティを前面から。展示ステージも特別あつらえですね。
 ハッブル宇宙望遠鏡の模型です。
 NASAゾーンを上から俯瞰すると、こんな感じで迷路のように構成されています。 なのでとっても混雑していたわけですね(-.-;。