射場系
                   
−概 要−
 ここでは、内之浦宇宙空間観測所の射場(M台地、KS台地)を取材・紹介します。
 
−ギャラリー−
 テレメータ台地から撮影したKS台地です。
 「KS」とは、カッパーロケット、Sロケットの打ち上げに使われることに由来する名称です。
 観測ロケット打ち上げ用のコンクリート製KSドームが望見できます。
 以前はこの脇に風向風速塔があったのですが、老朽化したためか撤去されてなくなっています。
 テレメータ台地から出口に向かう山道から撮影したKS台地です。
 ドームの左側にはロケットが屋外展示されています。
 ロケットの組み立て整備棟が手前にあるのですが、山の端に隠れて見えません。
 同じ位置からKSドームを拡大しました。
 ドームは天蓋部分が開き、ナナメ上方(前方)に向けてロケットが打ち上げられます。
 ロケットは観測ロケットなので宇宙空間までは届きません。
 KS台地に来ました。
 結構だだっ広い感じですね。
 KSドームです。
 逆光でチトキビシイ写り。
 ロケットは小型なので風雨の影響を少なからず受けます。
 ドームは、その影響が最大になる打ち上げ時に、ロケット本体をそれらから保護するために 必要となるものです。
 反対側から撮ったKSドームです。
 ロケット発射時には天蓋以外にも左右の扉、そして正面の青扉を開放し、ロケットの ブラストと噴煙を排気します。
 ロケット組み立て整備棟です。
 昭和的未来感を感じさせる独特の形状ですね。
 観測所の各施設のデザインは宇宙研の先生が案出したと聞いたことがあります。 これも遊び心でデザインしたのかな〜。
 組み立て整備棟の脇に展示されていた観測ロケット「S-520」1号機の実物大模型です。
 ドーム左脇に屋外展示されている「ミュー3S」型ロケット3号機の実物大模型です。
 M(ミュー)ロケットはこのKS台地からは打ち上げられないはずなので、展示する場所としては いまいち不適切(^-^;。
 これはコントロール台地にある頭胴部調整棟です。
 KS台地から打ち上げられる観測ロケットの頭部、胴体部の調整を行います。
 ここからは射場系のメインディッシュ、M台地です。
 気象台地(20mΦアンテナのある高台)から臨んだM台地です。
 海に面したナカナカ印象的な画ですね〜。
 同じアングルで望遠モードで撮影しました。
 ミューロケットの整備棟が印象的です。
 手前の白い建物はその用途がよく分からないのですが、頑丈そうな構造で、しかも M台地から死角になる一段低い場所にあることから、固体燃料関係の施設かな?。
 第5光学観測室から眺めたM台地です。
 またいいアングル。組み立て整備棟まで望見できます。
 同じ場所から望遠モードで撮影しました。
 SFちっくでかっくい〜ヽ(≧▽≦)ヾ。
 整備棟だけ大写しで。
 整備棟左下の赤いアームがついた部分がロケットランチャーです。
 ロケットを装着したまま整備棟の中にめり込んでいて、整備棟の扉を開放した後、 このランチャーが180度旋回して海側にロケットを持ち出します。
 その様子は宇宙科学展示館のコーナーに連続写真で納めてありますので併せてご覧下さい(^-^)。
 M台地に来ました。
 組み立て整備棟です。凝ったデザインですが、見て分かるとおり増築と改築を 繰り返した結果です。
 反対側から撮影した組み立て整備棟です。
 M台地の敷地内です。
 以前は好き勝手に整備棟に触ることすらできたのですが、このように金網で仕切られて しまっています。
 ミューロケット整備棟です。
 ロケット打ち上げ施設といえば整備棟、ですよね!。
 内之浦から打ち上げていたロケットは固体燃料で、液酸液水ロケットよりも小さかったので 整備棟もちょっと小ぶりですが、普通の建築物とは異なるSFな感じは十分に出ていますね。
 再び整備棟です。
 近づいてアップで。
 風向風速塔の成れの果てです(^-^;。
 以前は整備棟よりも高い位置まで延びていた鉄骨のタワーですが、ロケット打ち上げが 終了して以来、老朽化を懸念して根元を残してバッサリ切り落としてしまったようです。
 映画「はやぶさ」では、打ち上げ時のシーンでこの切り落とされた風向風速塔が写っており、 はやぶさ帰還時にはCG処理のためにょっきり建っているシーンがありました。逆じゃん(^-^;。
 これはラムダロケットの打ち上げに使われていた搬出路です。
 この道路の先に、長方形のラムダロケット打ち上げ装置がありました。。
 ロケットは組み立て整備棟から打ち上げ装置まで、一直線にこの道路を輸送されました。
 M台地に屋外展示されているミューV型ロケット1号機の実物大模型です。
 開発当時は世界最大の固体燃料ロケットだったそうです。
 これを根拠に、日本はいつでも大陸間弾道弾を開発できる、と噂されたものです。
 反対側から撮影したミューV型ロケット1号機の実物大模型。
 ミューV型ロケットの説明ボードです。
 ロケット打ち上げ時のブラストディフレクタです
 展示され始めた頃はもっとキレイでしたけど、長年の風雨と潮風でこんなんなってしまってました。
 屋外展示品、整備棟旋回台と整備棟固定装置です。
 今の整備棟は固定式でランチャーが別出しでロケットを抱えて旋回・引き出しをしますが、 以前のものランチャーがなく、整備棟自身が180度旋回してロケットをせり出していました。
 これはその時の旋回台車と固定装置だそうです。
 M台地と屋外展示品の説明ボードです。
 同じくM台地に屋外展示されているラムダ3H型ロケットの実物大模型です。
 上掲のラムダ3H型ロケットの説明ボードです。
 M台地最後は発射管制棟(半地下)です。
 ロケット打ち上げ時は、人員はここにのみ残り管制業務を遂行します。
 2014年02月03日、内之浦への出張時に取材
 コントロール台地の頭胴部調整棟の後ろに新しい建物が建っていました。
 老朽化した頭胴部調整棟に変わる新しい調整棟かな?。