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戦略研究所
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戦略兵器の導入について | |||||||||||||||||||||||||||||
先般、外交議事上でルーベルフェルム皇国が惑星規模の殲滅兵器(戦略兵器)
を開発、所有する計画であることを認知しました。 これに対して、連邦は戦略兵器と呼べるような武器を所有しておりません。 連邦には「広域破壊ミサイル」がありますが、これは加害範囲の広い ミサイル、という域を出ていません。艦隊戦向け決戦兵器ではあっても 戦略兵器とは呼べません。 この事実は認識していましたが、特に意識はしていませんでした。それは 戦略兵器を持つことで幻想軍の兵器体系に新たな魅力が増すわけではなかった から、というのが正直なところです。 しかし、近隣国家が戦略兵器を持つに至った以上、例えそれが友邦であっても 国家安全保障上同類の兵器を装備する必要性が生起したわけであり、そのこと から目を逸らすことはできません。 連邦は、惑星レベル、国家レベルでの加害力を持つ戦略兵器を開発し、且つ 当該兵器を適切な規模において保持することとします。 そこで保持する戦略兵器ですが、連邦はルーベルフェルム皇国との差別化と 独自性を保つため、生物化学兵器とすることとしました。 生物化学兵器といってもその規模は戦術・戦域レベルに留まらず、天体全球の 大気中にエアロゾルとして広く撒布できるような規模のものとします。 また、実際にHP上で戦略兵器の存在を認識できる媒体として、当該兵器を扱う 連邦オリジナルの専用艦「生物化学戦闘艦」を開発します。当該艦は、目標天体 の大気組成、加害対象種族の生物学的特性を現地で分析し、生物剤/化学剤の 調製から培養/生産、そして撒布まで行えるシステム艦となります。 建造する隻数は限られ、またその使用に関しては広域破壊ミサイル以上に 細心の注意と配慮を要することから、この戦闘艦は宇宙艦隊直轄艦とし、その 出動には議会の承認を必要とする設定とします。 「貧者の核兵器」と呼ばれる生物化学兵器を国家安全保障の柱の一つと位置 づける。これもまたオリジナリティ表現の一環と思料します。 |