執政官の日記帳
                   
−概 要−
 執政官がつれづれに書きたいことを書きたいときに書いてます。
 ほとんどグチになってしまうのではないかとチョイ不安(^_^;。
 
−日記帳−
日  付
内  容
2011-06-26  国際関係雑感:四面楚歌はどこの国?
 先日、ロシアの軍事評論サイトがこのような記事を掲載したそうです。
 「トモダチ全然ない中国、周囲みな敵、発展すれど弱点多し
 日本が抱える領土問題は日露、日中、日韓とそれぞれにあり、周囲は敵ばかり、という 感じですが。
 逆に、中国の視点で見ると、上掲のような分析になるのかもしれません。
 確かに、日本には本気になって支援してくれる、またイザとなったら一緒に戦ってくれる 可能性が十分にある同盟国があります。

 しかし、中国にはありません。
 中国を頼る国が少しあるくらいですね。

 そして今、南シナ海でフィリピン、ベトナムとスプラトリー諸島の領有権で緊張が高まっています。
 既に米国はこの海域にコミットする意思を明確に示し、米比合同軍事演習、そして 米越合同軍事演習、さらには米、比、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、 ブルネイのASEAN加盟国6カ国が合同軍事演習を開始しました。
 明らかに、越、比との緊張に対して極めて強硬な態度をとりながらも
「覇権主義ではない」
「平和的に対応」
と時代を3つくらい間違った感覚の声明を出し続ける中国に対し、米国は本格的に その意思を示し始めた、といったところだと思います。
 北を向けば、ロシアとの天然ガス輸入交渉が難航、ロシアは日本と交渉した方がマシなのではないか、と考え始め。
 内を向けば、なんと広州市では(世界第二位の経済大国で)災害でも無いのに普通に 暴動が起きています。

 内憂外患とはまさにこのこと。

 さらにこのような情勢に対し、フィリピンは
 「頼れる友は米国と日本
 とコメントを出し、

 ベトナムさんからは
  「ベトナム海軍に尻をたたかれる日本
と言われています。

 これは裏を返せば、米国と日本に東南アジア各国は期待している、ということです。
 日本のこれまでの国際的に温和な姿勢、利害をあまり絡めない外交姿勢が 意外なところで実った成果なのかも知れません。

 こうして眺めてみると、四面楚歌なのはいったい、どこの国なのでしょう、 という気になります。

 今後、中国は日本を味方につける必要に迫られるのではないでしょうか。
最も御し易く(と、思っているだろうし、実際日本政府はそういう面がある)、 その経済力、軍事力が敵に回らないだけでも十分に利益になる国が日本だからです。

 ココで日本は、選択肢が拡がります。

 ひとつには王道。
 米国、ASEAN諸国と連携し、尖閣問題とスプラトリー問題を絡めて多国間協議、 できれば国際司法裁判に持ち込む。
 中国はとにかくそれぞれの問題はそれぞれ二国間で解決すべき、とこれまた 古い感覚の姿勢を全面に打ち出しています。
 中越、中比ではそれぞれ力の差が大きく、各個撃破?が可能だからですね。 つまり、それの逆をいけば、中国は困る道理です。

 もうひとつは裏の手。
尖閣問題で中国に譲歩を迫り、その引き換えに、スプラトリー問題で中国が示した 譲歩と同じ程度の味方をする。
 ただしこれは、中国の譲歩の程度によっては(つまり、中国が日本の主権を正式に 認めると、日本はスプラトリー諸島に関して同じレベルの承認を中国に与えなければ ならなくなる)これまでの日本の外交に関する東南アジア諸国の信用を失うことに なります。
 なのでココは思案と根回しが重要なところでしょう。
間違っても、春暁ガス田問題とスプラトリー問題を天秤にかけてはいけない、 ということは抑えておかないといけません。
 いずれなくなる海底資源の権利と、ずっと残る領土の主権は比較できないからです。

 ただ、日本は既に正道を選択したようですね。
インドネシアと安全保障についての結びつきを深めることで合意したようです。
 中国との関係で、イマイチ弱気なインドネシアから攻めるとは、日本も意外と 抜け目が無いのかもしれません(^-^)。
2011-05-15  国際関係雑感:冷徹なだけではない国際関係
 いきなりですが。
 国際関係とは、冷徹な計算の上にのみ、成り立っているものでしょうか。
 外交、国際関係は生き馬の目を抜くような(少し大げさ?)丁々発止のやり取りの連続 であることは勿論、わたしも理解していますし、そういう趣旨の発言はこれまでにも 枚挙に暇が無いほど自らのHPなどでしてきています。
 TPP、捕鯨禁止問題、マグロ漁禁止問題、南極領有権問題、イラン石油採掘権問題。。。
 自国の利益を最大に引き出すための努力を、各国はしています。
 アメリカがその自国の利益を得るため、日本にとって困るような立ち位置につくことなど 日常茶飯事です。イランの石油採掘権問題などはその典型例ですね。
 それを悪だ、などとは考えていません。
 というより、それが政府の仕事の1つであり、そうしない政府・国家は世界から相手に されなくなるだろう、とも考えています。
 ところが、長く国際関係や外交の歴史、そして現代のやり取りを見ていると、どうも それだけでは済まない部分があることを感じてきたのです。
 自分たちの文化とは全く異なるオリエンタルな民族なのに、価値観が十分に共有できる 不思議?な国:日本。
 欧米などの特定の国は、我が国をそういう目で見ている部分がある、とひしと感じています。
 このことを最初に感じたのは、北朝鮮のテポドンの暴挙があったときに、米国において、 日本の核武装を容認、または支持すべし、という意見が複数上がったときです。
 人類において、史上これ以上は無い軍事上の切り札。これを同盟国とはいえ米国が アングロサクソン以外の国に開発・保有することを認める姿勢を示した例をわたしは他に 知りません。
 ちなみに、米国が日本に核武装を容認することと、イスラエルと南アフリカが核技術を やりとりすることとは意味が違うことは了解いただけると思っています。
 なので、敢えて普通には言われないような違和感ある「情実」的な面があると考えるように なってきました。
 「世界の国は信頼と友情に基づいて仲良くするのがあたりまえ」
等と考えていないからこそ、却って。  冷徹な計算や国益追求の上にだけ国際関係が成り立ってはいない部分があると感じたのです。
 奇しくも、去年の尖閣問題の時、オバマさんは日本を「世界のルールを遵守する国」と 持ち上げました。
 尖閣問題を意識した上での牽制とリップサービスという要素があることは容易に理解できますが、 このような表現は、海外の識者の日本の評価には良く現れてきます。
 又同時に日本は、アジアで最もクリーンな選挙を行う国(選挙の結果にしっかりと国民の意思が 反映される国)との評価がどこぞの海外の機関から公表されたのを目にしたことがあります。
 選挙は、もちろん民主主義のキモですね。
 アメリカは、異質なイメージを持つアジアの国であるにも拘らず、国際ルールを守り、 民主主義が定着しており、争いを好まない現代の日本を高く評価し、信頼していることは かなり確度が高いと考えています。
 ただし、それと平時の競争・外交的利益は別の話ですが。
 中国との協調を模索していたら、かの国の本性が明らかになっちゃった。。。
 だからその対抗手段として日本に味方をする。それがアメリカの国益に叶う。
 これまでの人生で観てきたアメリカとイギリスの関係、アメリカの識者や市民の考えを 思い起こすと、それだけの材料であのような「明言」が出てきたとは思えません。
 「もうこれ以上日本が譲歩してやる必要はない」を含むアメリカからの一連の発言の中には、 「底の底では日本を信頼」が、久しぶりに表に顔を出した面を感じています。
 わたしはそう考えているので、尖閣問題の時のアメリカのフォローを、一般的な国益・ 外交上の冷徹な斟酌の上での利害がらみな判断、と言いそうな人が多数居ることに意義を 唱えています。
 言ってみれば、世知辛い世の中で、いつもはいろいろありながらもイザという時に好意を 見せてくれた隣人(と、わたしは思っている)に対し「利害がらみでしょ?」といつもの やり取りの範疇と同じレベルでしか判断しようとしないことに皮肉を言いいたいのです。
 もちろん、同じ国際ルール、国際慣習の土俵の上でならいくらでも小突きあうでしょう。
 わたし考える「底の底では」とは、頭のてっぺんから足のつま先まで好意的、と言ってる のではなく、又逆に「頭のてっぺんから足のつま先まで」冷徹でもない、と考えてるのです。
 この考察は、数ヶ月前に拙サイトの掲示板で発言したものですが、今日、全くといってよい ほど同じような印象を、香港のメディアが持っていることを知りました。
日本はなぜ世界から信用されるか?
 ああ、やっぱり自分の思いは異質なものではなかったのかな、と思える印象深い記事です。
 この記事が事実であれば、こんな名誉なことはありません。
 人間が作る「国家」というものが得ることができる最も誇らしい評価だと思います。
 この国の人間として生まれ育ってきて、ほんとうにしあわせだなぁ。
2011-02-06  ワンダーフェスティバル2011・冬参加
 行ってきましたワンフェス2011冬。
 なんと3年ぶりのワンフェスです。。
 台場ビッグサイトから幕張メッセに場所を移し、3ホールと4ホール間を開場10分は閉鎖し、成人ゾーンを 設けるといういろいろな改革が実施されてからの初めての参加です。
 会場が幕張なので朝5:30には出発しなければなりません。
 それが気になって、結局前日は一睡もできず(T-T)。それでもがんばって予定通りに出発し、会場では 14:30まで広い場内を歩き続けました。
 退場時には体力的にへろへろ(何も食べてなかったし)だったのですが、帰りに上野に寄りました。
 先週観に行って、1コーナー見落とした「空と宇宙展」を補完のための再見学でした。
 そうして18:30頃帰宅、もう体内電池を完全に消耗し切った一日でした。でも楽しかった(^-^)
 で、今回の戦果は、、、ターゲットを全て確保することが出来ました(^-^)。
 3つしかなかったラーゼフォンのヴァーミリオンも買えたし。2つしかなかったスタートレック・ネメシスの シミターも買えました。
 戦闘妖精雪風のジャム戦闘機などは、以前、国内初のシルフィードのキットを出展した韓国のディーラさんで、 なんと小職のことを覚えていてくれました。なんか感動ですね!。
 なのに、確保後に「どこか出さないかなあ」と思っていた、戦艦ヤマト復活編の地球防衛艦隊構成艦、 「ドレッドノート級」主力戦艦がんどぱら屋さんから出展されていることを知り、飛んでいった時には もちろん売り切れ(T-T)。大ショックでした。
 でも帰りの新宿駅で電車を待っている時、携帯でヤフオクに即決付きで早くも出品されていることを知り、 速攻落札。頒布価格の倍以上しましたが、これはもう仕方がない。とにかく確保できたことが満足です。
 他にも、中国のステルス戦闘機「殲20」が1/144で早くも出展されているのには驚きました。
 その辺の情報は中央情報局・記録部の「ワンフェス2011冬」を参照ください。
 ということで戦果です。。。
  ・R・TYPEより ドブケラドプス(Rocketさん)
  ・宇宙大戦争(昔の特撮映画)より 米国宇宙戦闘機(特撮フィギュア館さん)
  ・宇宙大戦争(昔の特撮映画)より ソ連宇宙戦闘機(特撮フィギュア館さん)
  ・宇宙大戦争(昔の特撮映画)より ナタール円盤(特撮フィギュア館さん)
  ・遊撃宇宙戦艦ナデシコより ヤマト=ナデシコ(皇帝ブランドさん)
  ・ブルーシティより プテラスピス号(港303さん)
  ・宇宙戦艦ヤマト復活編より ドレッドノート級主力戦艦(んどぱら屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマトより 100式探索艇(んどぱら屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマトより 浮遊大陸(ラブタコスさん)
  ・ラーゼフォンより 地球産ドーレム「ヴァーミリオン」(中世工房さん)
  ・ラーゼフォンより 地球産ドーレム「シュバルツァー」(中世工房さん)
  ・ラーゼフォンより ドーテム(中世工房さん)
  ・スタートレック・ネメシスより ウォーバード・シミター(セカンドスタイルさん)
  ・フィロソマより F/A-37 ストレガ(FRAME OUT MODELSさん)
  ・フィロソマより ファージストレガ(FRAME OUT MODELSさん)
  ・戦闘妖精雪風より ジャム戦闘機 タイプ1(Project E5さん)
2010-01-10  宇宙戦艦ヤマト 毒舌編
 SF好きとして、宇宙戦艦ヤマト復活編を観ない訳にはいきません。
 SF好きとして、宇宙戦艦ヤマト復活編を観ない訳にはいきません。
 ということで、観て来ました。
 小職はヤマトによってSF好きが決定的となり、ヤマトによって 今の仕事に就いているともいえます。
 そういう人生を歩んできた小職にとってヤマトはこころの宝。
復活編や実写版が製作される昨今、ヤマトで育った人々の意見はさまざまなようですね。
 言ってみれば歓迎派と拒絶派という感じです。
 何であれ、最新の技術でリファインされた映像世界でヤマトを 見たい人達と、よき思い出を壊されるような認識で拒絶する 人達というところでしょうか。
 では小職は?といえば、意外と客観的なのです。
 SFであればなんでもウエルカム。宇宙戦艦や宇宙艦隊が登場する 作品ならなお良し!という基本姿勢の小職からすれば、ヤマト等は ドストライクなわけですから歓迎派です。
 ただ、日本のアニメ映画製作陣にはオリジナリティはもう生まれない のか?といった危惧も有ります。
 もうヨボヨボの過去の作品を引っ張り出さないとSFアニメを造る ことが出来ないほど、想像力が枯渇しているのでしょうか。
 下手なりに試行錯誤を繰り返し、少しでも「前作よりも新しい コンセプトを」と踏ん張っている小職からすれば復活編は 怠慢以外のなにものでもありません。
 そういう点では日本のSFアニメの将来に危惧を抱きつつ、復活編を 観て参りました。
 さて、その感想は。。
 これはもう「酷い」の一言に尽きます。
 過去のヤマトとは一線を引いて観ていたので、穢された!みたいな 感慨はありませんが、過去のヤマトですら維持できていたストーリー 上の整合性が全く取れていません。
 一緒に観た同僚と、放映時間と同じ時間くらい批判するネタが尽きない 作品でした(T-T)。
 代表的な部分を列挙しますと。。。(ネタバレあり注意)
 というかネットでなぜこういう批評がなく、ただただ感情的に 「昔のヤマトの良さがない」的な批判ばかりなのか理解できないのですが。。
 @真田長官の決断の不条理
 第一次移民船団が正体不明の敵の攻撃を受けて消息を絶ったあと、 次の船団も同様に消息を絶つという状況下で、第三次船団を、しかも 同じ航路を行かせるという真田さんの決断が理解不能です。
 一個船団あたり数億人が乗船しているようで(第一次で3億人とか言って ました)、それが二個船団。おっそろしく多くの市民の命が失われた 可能性があるにも拘らず、同じ過ちを三度繰り返す可能性を排除しない まま出発を決断することが理解できません。
 その根拠がなんと。ヤマトが随伴するから、ですって(@_@;。
 おかしいやろ(-_-;。ヤマトは確かに数かすの地球の危機を救っては きましたが、それは単独行動で奇跡的・英雄的な活躍をしたからです。
 数多くの超大型、ドンガメな移民船団にヤマトが随伴したからと いって、守りきれるものではないでしょう?今までの活躍とは 意味が違いますよね?
 他にも多数の戦艦による護衛艦隊も当然随伴しますが、それは 一次も二次も同じだったわけで、その結果消息不明となるほどの敵です。
 当然、一隻や二隻ではない相手でしょう。
 多方向から攻撃されたら既に歯が立たなかったことが証明済みの 護衛艦隊と、超戦艦一隻でどうなるものでもないでしょう。
 実際には劇中、ヤマトの活躍と、それに触発された護衛艦隊の 奮戦で移民船団は守りきれるのですが、そんな「ヤマトの超人的な 活躍とそれに触発される護衛艦隊の奮戦」などという属人的な要素は 軍事や政治の検討要素として加味するべきではありません。
 あんな決断をする指導者は、過去のヤマト作品にすら一度も登場は しませんでした。
 Aエトス国艦隊の行動の不思議
 そもそも星間国家連合の加盟国は、その盟主(で且つ真の敵)のSUSに 騙されて、地球連邦の移民船団を「侵略艦隊」と誤解して迎撃に出たはず。
 なのに、地球の巨大な移民船団を攻撃している星間国家連合の 合同艦隊のうち、エトス国艦隊司令が、劇中
 「単なる移民船団を我々は攻撃している。これは虐殺だ」
 的なことを言っていました。
 戦闘中に地球の船団を「移民船団」と認識変えするシーンなどは全く 観られず、自分達は防衛のため、正義のために地球艦隊と戦うのだ! と思い込んで出撃してきたとばかり思っていた小職と同僚は、
 「え?SUSに騙されてるんじゃないんかいおのれらは?」
 「地球の巨大宇宙船を移民船だと一体いつ認識したんじゃい!」
 と首をひねるしかありませんでした。
 こういった不整合は、ヤマトの旧作にはもちろん無いものでした。
 Bアマール国襲撃部隊の行動の不思議
 地球の移民を受け入れるアマール国。実は劇中、地球人は無人の星系に 移民するのだとばかり思ってましたが、行き着く先には異星人の国家が 存在していました。正確には移民先は主星・従星がある惑星系で、その主星に異星人の国家が存在していました。
 ただ、これは小職がキャラのセリフをどこか聞き逃していた可能性も あるのでおいておきましょう。まさか、そこまで説明ナシの映画も 無いでしょうから(^-^;
 で、アマール国のことは前提としても、そのアマール国は先述の 星間国家連合の一員だったことから、事情は複雑になります。
 星間国家連合は侵略者である(そうなの?もう滅亡から逃れるための 単なる移民だって気づいたんじゃないのん?)地球人を受け入れた アマール国を処罰しようと攻撃を仕掛けてきます。
 これは分かる。外交上、信義を破った属国を制裁することは帝国主義 の力学では当然のことですから。
 でも、そこには本来の敵であるヤマトが居るのです。
 アマール国に制裁の意味を含めて攻撃を加えるのは分かるとしても、 その目の前の海にヤマトが浮かんでいるのだから、攻撃しろよ(-_-;
 星間国家連合の艦隊に大損害を与えたヤマトが居るのに、まるで 眼中に無いがごとく、アマール国の首都への攻撃に専念している のが分かりません。
 ヤマトが恐くて見ないふりをしていたのでしょうか(^-^;
 ついでに言うと、この時点での古代艦長の逡巡も理解できません。
 「ここでヤマトがアマール防衛の戦闘を開始すると、その後ヤマトが 地球に向けて再度出発した後、アマールがどのような制裁を受けるか」
と言って介入に慎重になります。
 ええ。もう既にアマールの首都は空陸からめちゃくちゃに壊されている 最中に、です。
 ヤマトと地球人はもう十分にアマールに迷惑を掛けまくっています。
 ここでヤマトが何もしなければ、アマールの世論は地球に対して どういう反応を示すか、火を見るより明らかです。
 そんな中での古代艦長の思い悩む姿は全く理解不能です。
 こんな筋の通らない悩み方をしたキャラは、過去のヤマト作品に 一度も登場しませんでした。
 C娘だけ助ける気だった古代の親バカ?
 映画も終盤、地球からの最後の移民船団が出発するころ、古代の娘は 佐渡先生の医院から、他の職員と共に救命艇で脱出をします。
 ところが、嵐の中で救命艇が遭難(墜落)してしまいます。
 それはヤマトの知るところとなり、血気盛んな若い衆が救助に 向かおうとします。
 古代艦長はその若者達を制止し、自分自ら救助に赴きます。
 まあ、そこまでは分からないでもありません。
 民間人を守るための軍艦ですから、救助に行かせることには何の 問題も無いとも思いますが、他に山ほどやることがあるなら 艦長自らがこと予定外の活動に就き、他の乗員には予定されていた 重要な任務を継続させる、という発想も理解できないことではありません。
 しかし、、、
 古代はいつものコスモゼロ(改造型)で出発してしまうのです。
 え?
 救命艇が遭難したんでっせ?
 当然、何人も乗っているんでっせ?
 まさか、ハナっから娘だけ助ける気じゃないやろな?
と危惧していたら、やはり救命艇のガレキの中から娘を見つけ 助け出し、さっさと帰艦していってしまいました(T-T)
 他の生存者を探すようなシーンは一切ありません。
 なんというヒトデナシなんでしょうかこの男はぁぁぁ
 Dエビアンのような波動砲
 まあ、これは人によりけりだとは思いますが。
 波動砲から発射されるエネルギーの表現がまるで水流。
 温度が高いことを表現するために敢えて水色の着色を したのかもしれませんが、小職には水の奔流にしか見えませんでした。
 E敵の本当の姿
 ピッコロ。
 ネットを検索したら、同じ印象を持った人が複数居ました。
 他にも突っ込みどころ満載ですが、石原都知事などという SFシロートに任せるからこういうストーリーになるのだ!
 (〃´o`)=3 フゥ
2010-01-01  盗作サイト
 あけましておめでとうございます
 連邦もチビチビ運営を続け、ここまでやって参りました(^-^)。
 年も明け、めでたい最中ではありますが、「おっ」と見つけたものが あるのでそのご報告をば。それはなにか。。
 連邦が引っ越す前のURLに
「幻想的な連邦機構」
 なるサイトが構築されています。

 サイトの謳い文句は
 「幻想的な連邦機構は、SFメカ・宇宙戦艦などのプラモデルの趣味サイトです。」
となっており、またサイトトップページの下端にはご丁寧にも
 「なお、当サイトは「幻想連邦機構」(絶版物を含むSFメカのプラモデルやガレージキットの紹介)とは一切関係ありません。」
等と注意書きまでありました。
 そりゃー、ここまで他人のサイトのコンセプトをパクっていたら、 そう書かないと理屈が立たないでしょうねぇ。
 といってもここまでそっくりで、URLも旧連邦のものを使っていて、 且つ使用しているメタタグまで連邦のものをパクっている(メタタグの中に、 プラモデルの趣味には関係ない”Shade”等が残ったままになっている) のですから、真面目に訴えたら盗用と認められるのは明らかですね〜。
 もちろん、事前に類似サイトを立ち上げることの告知などは当方は 受けておりません。
 コンテンツがカラなので、どういうサイトになるのかは分かりませんが、 形式的に見てよくあるアフィリエイトサイトにするつもりなのでは ないでしょうか。
 連邦のコンテンツが印象に残って、それをパクられたのだから、小職としては ある意味誇っていいことなのかも知れませんが、件のサイトの製作者はまあ、 想像力と言うか自分で何かを生み出すことができない、悲しい方なのでしょうね。
 と、いうことで、今後も見守っていきたいと思います(^-^;。
2010-01-01  親子水入らず「呉」オタク観光旅行
 この日記は2008-10-11〜2008-10-13に広島県・呉に行った旅行の内容を記したものです。
 最近の出来事ではないことにご留意ください。

 行ってきました「呉」。
 〜計画発起編〜
 8月に母が他界し、納骨も終わった10月、遺されたオヤジと二人、親子水入らずで旅行でも しようと企画したのがこの広島観光でした。
 目的地はわが家の祖先の地、広島の「竹原」ということになりました。
 広島藩の足軽の出、ということで、有名な儒学者・頼山陽さんが住んでいた長屋に居を 構えていたそうです。
 ただ、竹原だけを観にいくなら一泊二日でも時間が余るくらいですから他に何を見ようか、 ということになりますよね。
 〜計画練り込み編〜
 で、、、、、、
 私はSFオタクの他にミリタリーオタクでもあります。
 これは後天的な遺伝で、小さい頃からオヤジが作った軍用機の模型で遊んでいたのが 原因と思われます。そこで、竹原から電車で40分くらいの場所にある新旧海軍ゆかりの地 「呉」に行こう、ということになりました。
 呉には「海上自衛隊呉史料館」という、退役したゆうしお級潜水艦を一隻丸々陸揚げし、 これに本館を接合したとてもユニークな博物館があります。
 世界の標準からみれば未だかなり新しい部類に入るゆうしお型潜水艦の実物の艦内も もちろん見ることができます。
 この海上自衛隊呉史料館は別名「てつのくじら館」とも呼ばれています。潜水艦は くじらに例えられることがあり、ゆえに「てつのくじら」です。
 てつのくじら館とは通りを隔ててお隣さんに、「大和ミュージアム」もあります。
 第二次大戦当時世界最大、搭載する主砲の口径も世界最大の戦艦大和を1/10スケールで 超細密に再現した模型がウリの海事博物館です。
 てつのくじら館とはドアtoドアで歩いて3分というナイスなロケーション。
 この二つは外せないね、とオヤジと二人っきりで衆議一致しました。
 他には・・・・?、、そうだ。
 江田島。
 旧日本海軍の兵学校があった地です。
 アメリカのアナポリス、イギリスのダートマスと並んで世界三大兵学校と謳われた 伝統ある兵学校です。この惑星で3つの指に収まる軍事教育施設を日本が持っていたのです。
 この江田島海軍兵学校は今でも海上自衛隊幹部候補生学校、第一術科学校としてその伝統を 引き継ぎ、士卒の教育が行われています。
 一般市民の見学はもちろんウェルカム。海上自衛隊をどうぞよく理解してください、 てなもんです(^-^)。
 これも外せない。。とオヤジと二人っきりで衆議一致しました。
 さらに呉の情報をネットで見ていると、海上自衛隊呉基地では毎週日曜に護衛艦の 一般公開をしているそう。。
 旅行は日曜を挟むので、これも観れたら観たいね、ということになりました。
 で、、
 上海旅行と同じ手法で日単位のスケジュールを組むと、、あうあう(-_-;
 どうしても「竹原観光」が入りませんo(>_<)o
 オヤジに話すとあっさり「じゃあ竹原は外そう」・・・っておい(^-^;
 竹原は祖先の地ということで、ここの観光がそもそもの目的じゃなかった?
 でもまあ、ミリタリーオタク二人としては、やはりせっかく呉に行くのだから 見れるものはすべて見たい、という点で思いは一緒。
 竹原はあっさり観光ルートから外されました(^-^;
 これで旅行目的は「祖先の地探訪」から「新旧海軍しゃぶり尽し」に変更です。
 〜準備編〜
 旅行日程は10/10(金)移動、10/11(土)〜10/13(月)が観光でそのまま10/13に 帰京しますから、3泊4日ということになります。
 初日は私は仕事をして、15:00にFLEXで退社して広島に向かいます。
 従い、呉に着くのは22:00という強行軍です(-_-;
 さて、宿泊する宿ですが、、、呉の宿として観光用では「呉阪急ホテル」しか ありません。ところが、10/11〜10/12に掛けて部屋が全て埋まっていて、予約が取れません。
 ギリギリまで待ちましたが、結局この中日だけは予約が取れませんでした。
 なので仕方なく、全ての日が予約できたビジネスホテル「呉ステーションホテル」 に泊まることになりました。
 それとは別に、、、旅行直前になって、オヤジがオヤジらしい無神経さを発揮しました。
 元々の計画では10/11(土)の朝5時に家を出発して午前中に広島到着という ものでしたが、オヤジが「きついなあ」と言ったのをきっかけに二転三転し、 結局オヤジは10/10(金)にゆっくりと広島へ移動、私は仕事の後に移動、という 方法に落ち着いたのです。
 なのに、オヤジはこの10/10に午前4:00起きで宮島に観光に行くと言いたれました。 何のために前日移動にしたのでしょう(-_-;
 どうも昔からオヤジはそういう無神経というか、理屈的には問題ないけど人のこころ的に どうよ、ということがままありました。
ということで、そういうオヤジであることを知っている私はこれについては苦言を呈する だけでそれ以上のことはせず、金曜移動ということで準備を進めました。
 最終的に決まった日程は以下のようなものでした。
 10/10:移動
 10/11:てつのくじら館見学
 10/12:大和ミュージアム見学、海上自衛隊呉基地 護衛艦一般公開見学
 10/13:江田島 旧海軍兵学校見学、帰京
 〜1日目:移動編〜
 今日は10/10(金)、移動日です。
 朝から仕事をせっせこ片付けますが、正直15:00ジャストに出られるかという ことが気にかかります。
 とはいえ、周囲の協力もあり、なんとか15:00ちょうどに出発することが できました(^-^)。
 15:22に最寄の駅で電車に乗り、16:20ごろに東京駅に到着、そのまま時間を 過ごし、17:10の博多行きのぞみに乗ることが出来ました。
 今回は奮発してグリーン車ですo(>_<)o。7,000円割り増しですが、うるさい 子供も居ないというネットの前評判だったので体力温存の意味もかねて選びました。
 ところが、、、横の列に未だしゃべれない「赤ちゃん以上子供未満」のガキが、、 嗚呼、、私は天を仰ぐような気持ちになりました。
 頼むからグズらないでね(^-^)b
 ・・という願いもむなしく、私が居眠りを始めて30分。新横浜を出たくらいで もうグズり始めました(T0T)
 ものすごいキーキー声とビニール袋をワシャワシャさせる音で全く気が休まり ません。
 あうぅ。うるさいよぉぉぉ。
 何のためにグリーン車に乗ってると思ってるんだよお。
 でもそんなことを言うわけにもいかず、、結局広島までずっとグズってました。 生ガキにして食べちゃおうかと思いましたが、腹を壊しそうなので諦めました(-_-;
 良く眠れることもなく広島に到着し、そのまま小走りに走って(構内の配置は 事前にネットでチェック済み)JR呉線に乗り、呉に向かいます。
 21:58、予定通り呉に到着です。
 呉駅では大和と潜水艦をあしらった「ようこそ呉へ」みたいな垂れ幕が掲げられ、 海軍ゆかりの観光地に来た気分が盛り上がります(^-^)。
 盛り上がった私は客がみんな改札を出て行った後も残って垂れ幕を早速撮影(^-^)。 その後ホテルに向かいました。
 ホテルでオヤジと合流し、腹ごしらえ(もう夜も更けているので腹をこしらえる 必要は無いのですが)に屋台街に向かいました。
 呉では堺川沿いに上下水道・電気が完備した屋台街があり、結構有名です。
 ここでは無難にラーメンとギョーザを頂きました(味は・・・ふつう)。
 初日はこれでおしまい。
 〜2日目:てつのくじら館見学〜
 さて。
 ホテルの朝食が異様に量が多くてお腹ぱんぱんな中、9時開館に対して8時10分に 出発です。
 ただ、出発の前にオヤジが
 「オレはあと一日延長して竹原に行ってくるよ」
とか言い垂れて私をムカつかせていましたが。
 一緒に旅行に行って、自分だけ都合が付くからといってそういうことをするか普通。
 理屈では問題なくても人の心として気分がいいはず無いよね、と言ったら 黙ってしまいました。どうもこのジーさんは言わないと分からない人種のようです。
 で、出発といっても呉駅を挟んで向こう側にあるという位置関係なので、歩いて 10分です。
 駅を跨ぐ高架式の遊歩道を歩いていくと、見えてきました「てつのくじら館」。
 涙滴型の流れるような美しいラインの黒と赤の潜水艦(SS-579あきしお)が 見えてきました。
 おお!、、、でか〜o(>_<)o
 浮上している潜水艦を見たことはありましたが、全身を見たのは後にも先にも これが初めてで最後でしょう。。。感動です(^-^)。
 遊歩道は高架式で、てつのくじら館からは100mくらい離れているので撮影には とてもよいポイントです。デジカメで早速パチパチ撮ります。
 その後、てつのくじら館に向かう途中で大和ミュージアムの横を通ります。
 ここには屋外展示として戦艦陸奥の主砲砲身、旗竿、フェアリーダー、スクリュー、 主舵が置かれています。
 これも貴重な資料、、、一つ一つ全て撮影です(^-^)。
 そしててつのくじら館入り口に近づくと、、、
 オヤジは事前に「きっと長蛇の列だぞぉ」とか言ってましたが、開館後1年も経過 した今では並んでいても数人だろう、と私はふんでいました。
 でも実際には、、、、誰も居ません(^-^;
 列などなく、まったくの無人です。
 となると無駄に入り口で突っ立っているのもバカバカしいので付近を散策することに。 先ずは潜水艦の至近撮影です。
 艦首付近の敷地には、潜水艦特有の錨が展示されています。
 「マッシュルームアンカー」と呼ばれる、まさにマッシュルームのような錨です。 潜水艦の艦体にぴったりくっつけて収めるにはこの形しかないということです。
 潜水艦の後端にはスクリューが着いてますが、これは実物ではなく、ダミーだそうです。
 まあスクリューの形状は各国とも秘中の秘ですからねぇ。
 未だ時間があったので今度は大和ミュージアムの敷地の一部、大和波止場に向かい ました。
 大和波止場はミュージアムから海までの敷地全てを指し、芝生なども植えてあるの ですが、ここにも見所があります。
 クルマ止めが大和の主砲弾になっているのはいいとして、展望ベンチが大和の 測距儀であることも置いておいても、深海調査船「しんかい」、水中翼船「きんせい」 等が屋外展示されており、さらには波止場全体が大和の前甲板の左半分を模した タイルで装飾されているという趣向になっています。
 大和の主砲や3連装対空機銃などがタイルで表現されていて、実物大の大きさを 実感させてくれます。
 これら全てをパチパチ撮影し終わる頃には午前9時が迫ってきました。
 さて、ようやくてつのくじら館に入ります。
 てつのくじら館・海上自衛隊呉史料館は海上自衛隊の活動を一般市民に広く理解して もらうための施設であり、入館は無料です。
 営利目的ではないので当然と言えば当然ですが、600円くらいは取られるだろうと 思っている人には軽い驚きとなります。
 巨大な屋外展示の潜水艦の艦底部をくぐるようにして入館します。
 1階は海上自衛隊の全般的な紹介ビデオの放映を立って見る場所しかなく、実質的な スタートは2階からです。
 2階はこれ全て機雷と対機雷戦に関する展示エリアです。
 第二次大戦と戦後の日本周辺掃海から始まり、ペルシャ湾の掃海まで、実物を交えて の展示です。
 暗いエリアには日本のものも含めて本物の機雷の缶体が展示され、係維式、沈底式、 触覚式、感応式など、機雷のいろいろな分類と作動原理などが大変分かりやすく 展示されています。
 但し相手が暗い海の底で獲物を待ち続ける機雷であるため、エリア全体がとても 暗い照明設定になっていて、撮影が難渋します(^-^;。
 やむを得ず何箇所かフラッシュを使用しましたが、これのおかげで初日前半から デジカメの電池がかなり消耗してしまいました。 充電器を持ってこなかったことが心底悔やまれますo(>_<)o。
 機雷の理解が深まったところで、対機雷戦の展示エリアが始まります。
 ここからは明るい照明の中での展示です。
 機雷は悪、対機雷戦は善、というイメージが刷り込まれます。
 対機雷戦、即ち機雷掃海と機雷掃討です。
 機雷掃海はどこに機雷があるということを意識せず、目標の海域全体の機雷を除去 するための作業を指します。
 機雷掃討は、掃海作業では除去し切れなかった高度な機能を持つ機雷を一つ一つ 見つけ出して一つ一つ除去する作業を指します。
 海上自衛隊は対潜水艦戦と対機雷戦に特化した海軍、と言われた時期もあったほど この分野に力を入れた海軍ですから、この辺の展示はなかなか説得力があります。
 日本が自主開発した機雷処分具(機雷の近くに爆薬を設置してくるロボット航走体) の実物から始まり、掃海艇の後部甲板を模した配置で対機雷専用装備の実物を展示、 果てはペルシャ湾の機雷掃海で損傷した(機雷が爆発したことによる)掃海具曳航用 フロートなど、実物ならではの迫力と分かりやすい解説、そしてなによりボランティア の説明員の力のこもった説明に脱帽です(^-^;。
 ボランティア、はい。ボランティアさんではありますよ。確かに。
 でもその実体は、、、退役した自衛官さんなんです。
 だから自分が従事した任務に対して理解しようとする見学者にはとっても熱く語り 始めてしまいます。
 間違いなくあの人たちは朝ごはんもソコソコに、競うようにてつのくじら館に出勤 して来るのだと思います。だって目が輝いてるんだもんo(>_<)o
 そうしてさんざ説明を聞き、ようやく解放されてエスカレータで3階へ。。
 エスカレータも凝っていて、潜水艦の階段の雰囲気を漂わせています。
 赤い非常灯のような照明の中を上っていく感じです。
 3階は潜水艦のエリアです。
 戦後、海上自衛隊が発足した直後に貸与されたアメリカの潜水艦から最新の葉巻型 潜水艦まで、艦種の紹介から艦内配置、艦内での生活などいろいろな切り口で 展示がされています。
 潜水艦での食事も展示されていますが、凝っているのはここでも照明が潜航中の 赤いライトに変わることができるという点です。
 こんな暗い赤い照明の下ではモリモリのゴハンもおいしくなさそう、と思わせる 説得力があります。
 他にも居住区のベット、蓄電池の実物、トイレ、シャワー等など、「潜水艦では こういうことはどうなっているんだろう」と思われるものは大抵展示されています。
 天井を見上げると魚雷も吊るされているし、トリは無人対潜ヘリコプターの実機で 〆となっています。なかなかオツなクライマックスです。
 3階を見終わると、いよいよてつのくじら、、潜水艦の内部見学となります。
 SS-579あきしお。ゆうしお型潜水艦の一隻ですが、貴重な潜水艦は酷使するのが 当たり前の世界の常識では、あきしおはまだまだ新型の部類に入るもので、 結構楽しみです(^-^)。
 本館3階と潜水艦との連絡通路に出て、いよいよあきしおのお腹の中に入ります。
 入ったところは多分隔壁などは撤去されているのでしょう、比較的広い印象を 受けます。
 左を向くとそこにはトイレとシャワー室がありました。
 本館展示の中にも同じものがありましたが、部屋自体は実物の方が狭い(-_-; とはいっても学生が入居するワンルームマンションのトイレとそれほどは 変わらないようです。
 「トイレは舐められるくらいにキレイに」、というのが海軍の伝統ですが、 それは海上自衛隊にも引き継がれているようです。
 便器のレベルからピカピカ。展示のためにキレイにしたのかもしれませんが、 以前読んだ本でもこんな感じだったので、これが実際の姿だと思えます。
 そこからは大人一人が歩ける狭さの通路を艦首に向かいます。
 大人一人分の幅ですから、他の見学者とすれ違うのは容易ではありません。
 壁にも天井にもうにょうにょと配管が走り、印も銘板もないバルブがついて います。印象としては映画で見る第二次大戦当時の潜水艦と変わりません(^-^; 少し歩くと士官公室、つまり食堂に着きます。
 狭い!というほどは狭くない食堂を見つつ更に進むと何かの装置が突っ立って います。どうも通信装置のようです。
 そこにある担当者名を記入する銘板に潜水艦ならではの欄があります。
 「破壊責任者」つまり何か火急の事態になり、艦を捨てることなった場合に 秘密情報がつまっている通信装置を破壊するよう指示されている乗組員が 居る、ということです。さすがは潜水艦ですね〜。
 直ぐ隣には艦長室がありますが、これは3畳くらいの部屋ですから、椅子と ベッドでスペース的にはもうおしまい。単にプライベートを維持できる、 というだけの空間でした。
 さて、そのまま進むといよいよ発令所。潜水艦の頭脳です。
 ココは残念ながら撮影禁止(T-T)。でもネットのblogでココの画像が貼って あったのを見たので、開館当初は撮影できたのかも知れません。
 発令所内は、たま〜にテレビの特番などで見るものと同じ。
 操舵席は旅客機の操縦かんのようなものが2つあり、横舵、縦舵専門の操縦員 が居るということになります。
 ハンドルのひねり具合は目の前の画面のグラフィックで感覚的に把握します。
 とくに水中の映像が出るわけではなく、果てしない道が前方から流れてくる ようなグラフィックが表示され、旋回するとその道が曲がって表示されます。
 潜望鏡は二つあり、それぞれ見せてもらうことができます。
 実際に機能していて、呉の港が覗けました(^-^)
 また、ここでも室内の照明を潜航時の赤色灯にしてもらえましたが、まさに 映画で見るあのシーン。。。でも映画ではどちらかというと魚雷とかが 当たった非常事態の時に赤くなってなかったでしたっけ?
 海自の潜水艦は外洋に出ると浮上状態で居ることはなく、潜航しているか 潜望鏡深度でのシュノーケル航行に徹しますから常にこの色で運行 されているということになります。ストレス溜まります。
 コンソールなども見つつボランティアの元潜水艦乗りさんの熱い説明を聞き ながらふと下を見ると、床の一部が透明なアクリルになっていて、 魚雷発射管室の様子を見ることが出来ます。
 ほほ〜、そもそも魚雷発射管室は発令所とは床一つ隔てて真下にあるんだあ。 などと感慨ひとしおですが、発射管は確かに斜め前方を向いて設置されて 居ました。
 さて、これでおしまいです(-_-;。
 エンジン室や電動機室は近づくことも出来ず、魚雷発射管室も実際に入る ことはできません。
 潜水艦が一隻陸揚げされて見学できるので、隅々まで見れるのかと思って いたのでこれは意外です。がっくしorz..
 後は本館に戻って出口に向かうと、ミュージアムショップ(売店)に辿り 着きます。
 私はコテコテの立体的なおみやげが好きで、普通の見学客が買っていく ような食べ物やストラップなどはほとんど眼中にありません。
 なので博物館の売店っていつも期待して入店してみてはがっかりさせられ るものですが、ココは期待できます。
 売店自体を撮影しつつ商品を見ると、、、あるわあるわo(>_<)o
 余り興味がない食べ物ですら、潜水艦の形をしたパッケージだったり、 ストラップもてつのくじら館のマスコット(黒赤に塗装された背びれが スクリューになっているクジラ)だし、結構この分野でも買いたい度高め です(^-^)。
 で、立体ですが、私的ストライクゾーンなものがあ。。
 「てつのくじら館ジオラマ模型」!。この史料館自体のジオラマです。
 リニア見学センターのジオラマ、富士山レーダードーム館の置物に続き 超ツボな商品です!。スケールが1/700と小さいのが残念ですが、、
 他にも私的にはずせない「SS-579あきしお」の模型などは当然のように あるので、お金を落とす落とす(^-^;
 結局買ったのは。。
 ・1/700スケール てつのくじら館ジオラマ模型
 ・1/700スケール SS-579あきしお完成模型
 ・1/350スケール SS-579あきしお完成模型
 ・てつのくじら館マスコットキーホルダー
 ・おやしお型潜水艦キーホルダー(てつのくじら館プレート付)
 ・海上自衛隊呉基地建造艦船プリントエコバッグ(てつのくじらマスコット付)
 ・潜れ!ぼくらの潜水艦ケーキ(潜水艦の形をしたパッケージ)
 ・てつのくじらがお出迎えまんじゅう
・潜水艦煎餅
でした。
 買い過ぎ?
 これらは荷物になることが分かっていたので、見学直後にジオラマと 1/700完成模型、そしてマスコットキーホという必要最低限のものだけ 買い、残りは次の日に買うという二段構えで望みました(^-^;。
 これでてつのくじら館は制圧!
 撮影した画像(二日目):てつのくじら館を公開します〜。
 〜2日目:大和ミュージアム見学〜
 さて、旅行二日目、観光初日の目的は達してしまいましたが、未だお昼前です。
 これはもう隣の大和ミュージアムも見てしまうしかない!とオヤジと 衆議一決して徒歩3分の距離にある大和ミュージアムに向かいました。
 その前に一旦ミュージアムの外側にある喫茶店(これもミュージアムの施設) でお茶して一休みです(〃´o`)=3 フゥ。
 さて、腰を上げて突入〜。
 入り口のミュージアムショップは外観だけ撮影し、そのまま入館します。
 入り口にはチケットを買わずに入れる売店があります。
 実は私、博物館などでもらえるパンフなどを折ったり曲げたりせずに 持って帰るタイプなのですが、そのためのクリアファイルを持って来てなくて。
 取り敢えずクリアファイルを購入するために売店に入りました。
 ちょっと探して直ぐにクリアファイルが見つかり、直ちに実用する目的で 購入。その後チケットを見せて入場です。
 最初にいきなり入るのが1/10大和がある「大和ひろば」です。
 でか!
大和でか〜いo(>_<)o
 もういきなりここから撮影バッシバシです。
 でか過ぎて艦全体をフレームに収められる撮影位置が限られるほどです。
 また、大和は見学ホールの窪みに置かれており、そこへは階段を下りて さらに大和の直ぐ近く迄行くこともできます。
 手を伸ばせば触れるくらいです(触らないけど(^-^;)。 でも先ずは全体の撮影が先と考え、順路があってないような館内を2階、 3階と行ったり来たりしながらバシバシ撮ります。
 オヤジなんかもうどこに居るのか分かりません。
 あ、ちなみにオヤジは目が悪く、治療のための薬を服用しているのですが、 これが副作用として利尿効果があって2時間おきにトイレに行かないと いけません。
 少しでも目を離している間にオヤジが見えなくなったら先ずはトイレを 疑う必要があります。そもそも、およそ2時間おきにトイレ休憩に 注意しなければなりません。
 なんせギリギリまでガマンして突然「トイレはどこだ」とか言い出す、先を 見ないタイプですから(^-^;。
 4階にはてつのくじら館に向いた側に屋外テラスがあり、そこにも足を運んで 潜水艦をいいアングルで撮影です。
 で、一通り撮影できて最も重要なミッションが完了したので見学に戻ります。
 走り回って撮影したので、気分的には息も絶え絶え(^-^;。
 少し休み休み大和を見ます。
 大和は見れば見るほど細密に造られています。
 高角砲などはその照準器まで造り込まれているし、艦橋背面等も初めて見る 構造もありました。
 後部甲板の左右の張り出し(短艇格納庫の天蓋)等はスノコ状で、下が透ける 構造だったということもこの模型で初めて知りました。
 ということで、今度は落ち着いて艦首から艦尾まで部分ごとにゆっくりと ズームアップで撮影していきました。
 ホールには大和の木甲板のサンプルが置いてあります。
 実物の大和の甲板はヒノキが張られてましたが、同じ1/10大和でヒノキを 使うとそこだけ木目などが1/1スケールになってしまうため、1/10の木目が 出る別の木材(北海道のタモ材)を使用しているそうです。
 他にはこのホールには15m内火艇(長官艇)の模型が飾られていました。
 見た目造り込みが甘いような印象を受けましたが、大和自体が物凄く細密 なので、この長官艇も手を抜くとは思えないのでこれが実際の艇の外観 なのだと思えます。
 あとはホールの端っこで、コンパニオンのおねいさんが記念撮影を勧誘 しています。
 撮影する人が見つかると、大和が背景に収まるようにして 「ハイ!や〜ま〜と」とか変な掛け声で撮影しています(^-^;。
 そこまで大和に拘らなくとも。。。ねえ。
 大和ひろばを見切ったら、次は大型資料展示室です。
 実は大和ひろばを見る前に、「呉の歴史」という膨大な展示コーナを見る のが順路だったのですが、目の前にでっかい大和があれば誰だって そればっかり見ちゃいますよねぇ。
 で、見終わる場所に一番近いのが大型資料展示室なんだもん。
 呉の歴史コーナーの存在を知らずにそっちを見始めました。
 大型資料展示室には
 ・魚雷
 ・人間魚雷「回天」
 ・特殊潜航艇「海龍」
 ・ゼロ戦
 ・砲弾
 ・関連する小物類
 が展示されています。
 最初は魚雷からですが、日本海軍が誇るまさに秘密兵器「93式酸素魚雷」 はぐちゃぐちゃに壊れた尾部のみが展示されているに過ぎません。
 酸素魚雷は燃料を純粋酸素で燃焼させて動力を得る魚雷で、大戦前に各国が 研究を続けていた魚雷です。
 燃料を空気で燃焼する従来の魚雷と純粋酸素を使用する魚雷では、その 航続距離が数倍単位で違います。各国は夢の長距離魚雷を実現すべく研究 を続けましたが、結局開発に成功したのは日本だけでした。
 完成した酸素魚雷は93式とされ、それまでの各国の魚雷の2〜3倍の 航続距離を誇る超高性能魚雷となり、秘密兵器として扱われました。
 当然、その実物を見たかったのですが、破片だけ(-_-;がっくしです。
 完全な状態の魚雷が一本展示されていますが、それは良く説明を読むと 95式二型魚雷という普通の性能の魚雷でした(-_-;。
 ただ、魚雷に搭載するジャイロ、燃焼機関などのコアな部品が展示されて いて、それは確かに勉強になりました。
 ジャイロなんてそのまんまコマのようです。
 良く見ると、それらの資料の提供が全てアメリカの資料センターから、 というのがある意味感慨深いです。
 アメリカは戦中戦後もこうしてしっかり研究していたんですねぇ。
 次に出てくるのが人間魚雷「回天」の実物です。
 形はこれまでの人生で見てきたモノと違います。
 これは10型、最終型で、使用されなかったタイプだそうです。
 窓際に置かれていて、しかも黒色で塗装されているので逆光と相まって デジカメで写しても真っ黒です(-_-;。
 ただ、回天の前に展示してある、搭乗者の遺書や手紙は印象深いものが あります。
 単に戦争反対、”人間”魚雷などと声高に叫ぶより、こうした実際に 搭乗して命を落とした人々の心の声を静かに読むことが何より大切 と感じます。
 回天の次は同じく特攻兵器「海龍」です。
 かなりでかい、これはちゃんと設計されて造られた潜航艇です。
 元々は特攻兵器として考案されたわけではなく、水中を飛行機の ように自由に飛び回るビークルとして考え出されたものでした。
 その証として、潜航艇の左右には大きな翼があります。
 潜蛇ではなくまさに翼です。翼の端にフラップすらついている位です。 デザイン的にもかなりカッコいいです。
 そしてこれも実物で、生々しい痕がありました。
 艇体後部に米軍機の機銃掃射による開口部がありました。うげげ〜。
 次は零式艦上戦闘機六二型です。
 五二型までしか知らない私には初めて知る型番ですが、終戦間際に 琵琶湖に不時着していたものを引き揚げて復元したものだそうです。
 機体下部には爆弾が展示され、また機体のそばに栄二一型エンジンや 機関銃、防弾ガラスなどが展示されていました。
 完全な形のゼロ戦は靖国神社の遊就館以来ですが、ここでは二階相当の 高さに回廊があるのでゼロ戦の全体の姿が明瞭に分かります。
 ココでは飛行機好きのオヤジが剥がれなくなってしまいました。
 まあ、それはそれで好都合なので、オヤジは放っておいてその他の 展示品を見ていきます。
 その他と言ってもこの大型資料展示室にはあとは「タマ」の展示を 残すのみです。
 機銃弾、高角砲弾、戦艦三笠時代の30cm砲弾、重巡用20.3cm 砲弾、大和用46cm砲弾などがずらっと並んでいます。
 これ全部ホンモノ?
 このミュージアムの姿勢からして多分ホンモノかな。。
 博物館の展示から垣間見れる姿勢・ポリシーの印象によって、こういう ものも「多分ホンモノだろう」とまで思わせちゃうんだから凄い ですね〜。
 大和の九一式46cm徹甲弾はいろいろな場面で見かけますが、 三式弾は初めて見ました。
 言ってみれば「焼夷主砲弾」でしょうか。
 時限信管により砲弾が炸裂すると、中に詰まっている焼夷弾が円錐形に 散布されます。
 第二次大戦版拡散波動砲ですか(^-^;。
 三式弾は金剛級戦艦用36cm砲弾も造られ、米軍ヒッカム飛行場を 焼き尽くしたこともあります。
 大和に迫る米軍機を三式弾一発で3機撃墜したという記録もあります。
 ただ時限信管であって、近接信管ではないので時間の調定が必要で、 しかもその時間が適切でないとてんでトンチンカンな場所で炸裂して しまいます(^-^;。
 そうして大型資料展示室を見終わると、回廊を伝って3階に誘われます。
 3回には船の仕組みを体験する子供向けコーナーがありますが、 それに参加する興味も気力もなくなっていた私とオヤジはコーナーの 中の椅子で一休み(〃´o`)=3 フゥ
 ちょっと元気が出た私は「うきうきドラム缶」とかいう船の浮力の 原理を理解できるという無料アトラクションを体験。
 でもこれ最低二人は居ないと機能しないし、、、機能させてもこれで 浮力の原理は分からないんじゃあ(-_-;
 無駄に疲れてやっぱり再び椅子で一休み(〃´o`)=3 フゥ
 てつのくじら館、大和ミュージアムと立て続けに見ている二人はこの 時点で結構疲れていますが、あとは「未来へ」のコーナーだけと 重い腰をあげます。
 「未来へ」コーナーは単純に「松本零士コーナー」でした(^-^;。
 まあ、宇宙戦艦ヤマトがあれだけブームになって、未だに知名度を 維持していることが元となって大和に対する関心も強くなっている わけです。
 このミュージアム実現の大本ははっきり言って宇宙戦艦ヤマトで しょうから、この扱いは当然と言えば当然ですね。
 ただ、展示はかなりおざなり(^-^;。
 あまり見るべきものはありません。模型も少ないし。
 まあ、松本零士型SF計器風に装飾されたパネルに、氏のコミックス 作品が紹介されているコーナーは興味深かったです。
 別に作品が興味深いのではなく、松本計器で実際にコンソールを 造ったらこんな風に見えるんだなあ、という疑似体験ができたことが うれしかったという意味ですが、、(^-^;
 他には宇宙飛行士の顔出しパネル!といったスベリまくりの展示のみ。
 オヤジはコーナーに入ってくる気もないようで(そりゃそうだ)、私も 手早く撮影してコーナーを出ました。
 ・・・・・さぁて!
 見切ったぞぉぉ。「オヤジ、じゃあ出ようか」と一階に降りると、 ミュージアム入り口近くに別の開口部が、、近づいてい見るとそこには
 「呉の歴史コーナー」
 唖然ボーゼン・・・・まだ展示エリアがこんなに(-_-;
 でも見ないわけにもいきません。「じゃあ見ようか」とカッパの 川流れ的に入っていきます。
 そこには呉が鎮守府として選ばれ、開府してから現代の造船の街に いたるまでの長い歴史をいろいろな展示物で理解してもらうという 壮大な目的を持つ巨大な迷路のようなコーナーでした。
 もしかして、、このミュージアム最大の展示コーナー?ここ。
 でも面白いことも確かです。
 呉に海軍工廠(海軍用造船所)が作られて最初に建造された軍艦や、その 設計図から当時の工員さんに配られた健康の顕彰とか。
 呉や、直ぐ隣の広海軍工廠で造られた艦艇、航空機の模型も展示 されています。
 で、、その模型の細密なこと!
 どの軍艦も鉄骨の軽量化のための打ち抜き穴すら再現されており、 戦艦金剛なんて余りにも全ての艤装が再現されているのでぱっと見 金剛とは分からなかったくらいです(^-^;。
 船の科学館の展示艦船の模型もココまで細密ではありませんでした。
 ただ、ガラスケースに入っているので反射しちゃって撮りにくいの なんのって。。
 他の説明ボードや自分の姿が写り込みまくりです(-_-;
 中にはアイキャッチャーとして戦艦金剛のボイラーの実物大ジオラマ 展示があったり、潜水艦乗りなら知らない人は居ないというほど 有名な佐久間勉艇長の第六潜水艇沈没事件のフリップ(潜水艇の 模型も当然あり)などもありました。
 ちなみに第六潜水艇沈没事件とは。。。。
 潜水艦が未だ潜水艇のレベルだった頃、即ち潜水艦技術の黎明期、 各国海軍はようやく実用化の淵にたどり着いた新兵器、潜水艇を こぞって導入し、その運用法の確立に血眼になっていました。
 しかし、未だ技術的に成熟していない潜水艇の技術は次々と 乗組員の命を奪っていきます。
 先進列強の欧米海軍で、潜水艇の沈没事故が多発しました。
 そして事故後に潜水艇を引き揚げると、そこには我先に脱出しよう としてハッチのそばで折り重なるように絶命している乗組員の 凄惨な姿があったそうです(水圧でハッチは当然開きません)。
 そして日本海軍でも事故が起きました、
 沈没したのは第六潜水艇。艇長は佐久間勉大尉でした。
 二日後に引き上げ、内部を検分したところ、乗組員は二人を 除いて全員が持ち場についたまま絶命しており、その二人も 破損したガソリンパイプのそばに居て、修理を命じられてその 作業に尽力していたことが分かりました。
 さらには、佐久間艇長の胸ポケットから遺書が見つかり、司令塔の 窓から入ってくる海中の薄明かりを頼りに以下のことについて 書き残していました。
 ・潜水艇を沈没させ、部下である乗組員を死なせてしまうことへの謝罪
 ・乗組員は全員最後まで職務を全うしたこと
 ・この事故により、日本の潜水艇整備の流れが停滞することが無いよう、関係者はその技術の習得に努め、さらなる発展を願う。そうなれば一切の悔いはないという思い。
 ・乗組員の遺族が困窮しないよう、必要な援助を与えて欲しいという嘆願(これは天皇陛下への上奏として書かれていました)。
 ・お世話になった上司、先生などへの挨拶
 上司や先生については命の続く限りその名前を書き続けて この遺書は終わっています。
 この事件は世界中に報道され、今でも各国の潜水学校の教範と して、潜水艦乗りかくあるべし、として尊敬を集めています。
 さて。。。。
 無尽蔵に沸いてくるとも思える史料の山にもめげず読み進め、 撮り進めていくと大和のコーナーにたどり着きました。
 確かに、大和ひろばには大和はありますが、それは模型の展示で あって、大和の構造や建造などを理解することは出来なかった わけです。
 それをココで一気に紹介しているわけです。
 いろいろな図説や設計図の実物、主砲等の構造模型、1.5m探照灯 の実物などが展示され、沈没した大和の捜索に関する展示も ありました。
 海底に沈没した大和の情景ジオラマは印象深かったですね。
 大和コーナーを出ると再び呉海軍工廠が建造した艦艇の模型や 当時の呉の人々の生活が分かる品々の展示、呉に隣接する広海軍 工廠が製作した軍用機の模型等が並びます。
 私も結構じっくり見るタイプだとは思っていたのですが、オヤジは 私の上を行く「超」が付くじっくり派でした。
 めがねを上げて全ての展示の説明を読んでいきます。
 んで時々トイレに行って戻ってきます。
 そうして現代の呉の姿を展示するコーナーもしっかりと見て、 大和ミュージアムを全て見切った頃にはもう17時になんなんと していました。
 ・・・ということで時間がありません。
 当初はてつのくじら館に戻って売店でお土産を買って帰ろうと いう段取りだったのですが、とはいっても大和ミュージアムの 売店も見ないわけにはいきません。
 時間が無いので大和ミュージアムの売店だけ見ていくことに しました。
 売店はその敷地面積に対して商品の種類・量が多すぎて溢れ 出す勢いです。
 お客さんは大概、食べ物や帽子、キーホルダーなんかの無難な ものを購入していきます。
 私は、、、もちろん立体(^-^)。
 先ずは大和ひろばに展示されている1/10大和をさらに1/200に 縮小した大和の完成模型を買いました。
 そんなのただの1/2000大和じゃん、と思えちゃいますが、台座 が大和ミュージアムの造りになっているところが違うようです。
 まあ、とりあえず大和ミュージアム完全オリジナルの大和と いうとこれだけなので、これは確保。
 そんな感じで買っていったお土産は以下の通りです。
 ・1/10大和の 1/200スケール 大和
 ・ノンスケール 宇宙戦艦ヤマト(大和ミュージアムオリジナル)
 ・大和携帯ストラップ
 ・大和ミュージアムエコバッグ
 ・大和ミュージアム絵葉書
 ・人間魚雷回天完成模型(これが一番でかい)
 ・大和ミュージアム公式ガイドブック
 てつのくじら館ほどのわくわく感が感じられないお土産ですが、 まあこれで大和ミュージアムに行った、という実感は得られる 立体は揃いました(^-^;
 これで大和ミュージアムは制圧!
 〜2日目:夜ゴハン〜
 大和ミュージアムを出たときには17時を廻っていました。
 てつのくじら館の売店に行く時間はなくなったので、そのまま 高架式の遊歩道を歩いて駅の側へ。
 食べるところを探して放浪です(^-^;。
 正直なところ、もうどこでもいーやってほど疲れているので、 「広島らしい食べ物」という大変間口が広い対象範囲で店を 見回しながら歩きます。
 駅の北口にある駅ビルに入っているお好み焼き屋があったので、 もうそこに入っちゃいました。
 お好み焼きのメニューに取って付けたような「大和スペシャル」 があったので、当然のようにそれを注文。
 お腹も減っていれば疲れても居るので味なんて何を食べても わかりゃしません。オヤジと二人、「うまいうまい」と言いながら ぺろりと食べておしまい。
 店員のあんちゃんは私たちが東京から観光に来たと知ると、 今日、街の端っこでお祭りをしていることを教えてくれました。
 オヤジは「おお、じゃあこの後行こう」とか言ってましたが、 私は行くわけがないと思ってました。
 案の定、会計を済ませて店を出ると「じゃあ帰ろうかあ、お祭り は無理だなあ」とか言ってるし。。(;¬¬)
 オヤジはこういうパターンが多いです。考えなしにアレも行こう これも見ようと言いながら、いざその時になるとやっぱやめよう な人間です。
 ま、私も疲れていたのでそのままホテルに帰りました。
 明日は海上自衛隊呉基地の自衛艦一般公開の見学です。
 明日の予定の大和ミュージアムを今日見てしまったので、可能で あれば江田島も見に行きます。
 既に予定を前倒しで進行しているので江田島は行き当たりばったり で決めても全く問題ありません。。
 ホテルはキレイとは程遠い部屋ですが、寝るのには何の問題も ありません。
 さっさとシャワーを浴びてさっさとベッドに潜り込んで、おやすみ なさいm(_._)m
 撮影した画像(二日目):大和ミュージアムを公開します〜。
 〜3日目:海上自衛隊呉基地 自衛艦一般公開〜
 おはようございますm(_._)m。
 昨日、ホテルで食べ切れないほどの朝食を出されたため、 今回は朝食ナシで出発です(オヤジは食った)。
 自衛艦の公開は8時40分までに集合ということだったので、 8時10分に宿を出て駅前のタクシー乗り場でタクシーに乗ります。
 「護衛艦の一般公開を見たいんですけど」と訊くと 「ああ、Fバースですね」といきなり専門用語でご回答(^-^; バースとは桟橋のことです。
 タクシーでおよそ10分、海上自衛隊呉基地の桟橋入り口に 辿り着きました。
 ということで時間は8時20分前、見学申し込み開始まで未だ 20分もあります。
 確かこの基地の潜水艦桟橋は近くの海岸の小道から望見できる という記事があったはず。
 小道の名前がまた印象的な変な名前で、「アレイからすこじま」。 アレイとは小道のことですが、問題はひらがなの方です。
 最初、「からすこ島」なのか「カラス小島」なのかが分かりません でした。
 ま、どーでもいーんですけどね(^-^;。
 正解は「アレイからす小島」でした。
 さて、そのからす小島にたどり着くと、おお、かなり近くに 第一潜水隊群の潜水艦たちと、潜水艦救難艦、音響測定艦などの 潜水・水測関連艦艇がわんさか居ます(^-^)。
 また海辺の遊歩道から一歩内陸に入ったところの小道には、ベンチの 他に昔の大砲の砲身を模したオブジェや、自動車道路の向こうには 戦争を生き延びたレンガ造りのの貿易倉庫なども残っており、 情緒あふれるエリアとなっています。
 海辺の遊歩道に視点を戻すと、その奥には海軍工廠当時使用されて いたと思われる、エライ古い感じの比較的小型の緑色のクレーンが 佇んでいます。
 これは魚雷揚収クレーンだということです。
 「潜水艦桟橋」と書かれた門柱の看板も歴史を感じさせます。 片っ端からバッシバシ撮影していきます。
 ひょいひょい飛び跳ねながら撮影していると、オヤジが「トイレ」 と言い垂れました(-_-;。
 う〜む、2時間おきのトイレはなかなか難儀だにゃー
 近くにコンビニがあったのでそこで済ませるよう言いつけ、私は 相変わらずバッシバシです。
 ただ、このアタリで昨日の内に消耗した電池が限界に達し、撮影 できなくなってしまいました。
 止むを得ず予備電池に交換し、バッシバシ。
 桟橋全体の遠景を撮影、潜水艦救難艦、音響測定艦、掃海母艦を 個別に撮り、ここからズームで潜水艦を個別に撮りました。
 係留されている潜水艦の最も外側の船が全体を把握できるので、 そこに焦点を当てて撮影です。
 最新のおやしお型も一隻居ましたが、これは暖機中で海面近くの 排気口から水蒸気がもうもうと出ていましたし、セイルにも人が 居ました。
 桟橋を挟んで反対側には「ゆうしお」型と思われる涙滴型の 潜水艦が並んでいたので外側の船をズームでパシャ。
 艦番号がセイルに書かれていないのでどの船なのか全然分からない のが残念です。
 そうして撮影を終える頃、ちょうど見学開始の時間が迫っていました。 小用を済ませたオヤジと再び基地正門に戻り、そのままするすると 基地内部に引率も無しで入れてくれます(^-^;
 桟橋まで歩いてそこで記名をするようです。
 歩く道すがら、巨大な輸送艦LST−4002「しもきた」が 係留されている岸壁を歩きます。
 「これが今日の見学艦かい!」と狂喜しましたが、当然そんな こともなく、そのまましもきたの横をスルー(-_-;
 桟橋の突端の人だかりに辿り着きました。
 ここで記名して、引率のかわいい自衛官の女の子の説明を聞いて 集団で浮き桟橋に渡ります。
 今日の見学艦はTV−3501 練習艦「しまゆき」でした。 しまゆきは、それまでの対潜一本やりだった海上自衛隊において 初めて対艦、対空(個艦防空)装備も持つバランスの良い汎用 護衛艦DD−127「はつゆき」級の護衛艦です。
 今はもう実戦配備の「はつゆき」級は無いと思いますが、それでも 現代の護衛艦が装備する一通りの武装を持ち合わせているので 見学する価値は十分にあります。
 見学者が予想外に多いと言うことで、1班、2班に分かれて見学 することになりました。
 こっちはオヤジのトイレタイマーがカウントダウン中なので、 ぜひ1班に混ざりたいところです。
 乗り込み用の舷梯を押し合いへし合いでオヤジ共々乗り込み、 なんとか1班側での最初の見学が出来ました。
 それまでも観艦式などで護衛艦には何度か乗ったことがあるので それほどの驚きや感動はありませんが、なんと言ってもホンモノの 戦闘艦ですからどうしてもはしゃいじゃいますo(>_<)o。
 また「しまゆき」の甲板から見える周囲の自衛艦も、邪魔のない いいアングルで撮影できるのもポイントです。
 「しまゆき」の主な装備
 ・3インチ単装速射砲
 ・アスロック8連装対潜ロケット弾発射機
 ・ファランクス20ミリ近接防空火器
 ・3連装単魚雷発射管
 ・8連装シースパロー単SAM発射機
 ・6連装チャフ発射機
などをバシバシ撮影していきます。
 また近くの掃海艇群、LST−4003「くにさき」等もキレイに 撮ることができました(^-^)。
 ・・・さて、大概の装備は見ましたし、オヤジのトイレタイマーも タイムアウトが近づいています。
 1班の人たちも三々五々離艦していきますので、私たちもここらで 退艦することにしました。
 で、この後は呉の街を離れて江田島です。
 時間が余りありませんが、取り敢えずオヤジがトイレ行きたがっている ので、トイレはどこぉ〜?
 オヤジはかなり切羽詰っているようで、呉基地の守衛所で
 「トイレはありませんか?漏れそうなんですけど」
と訊きますが「外のコンビニにありますよ」とにべもありません(-_-;。 まあこれはオヤジの訊き方が悪かったと思います。
 「病気を持っていて2時間おきにトイレに行かないといけないんです  もう時間がないのですがお借りできませんか」
とか言ってみるべきだったと私などは思います。
 とにかく仕方が無いのでアレイからすこじまで潜水艦を見学していた 時に入ったコンビニに急ぎます。
 ・・・で、結局オヤジはちびっと漏れちったとか言ってました(^-^;
 まあそういう薬を飲んでるんだし歳だからしょうがないですよねえ。
 早速江田島に向かうため、呉の中央埠頭フェリーターミナルに行か なければなりません。
 これがまた・・・都合がいいことに呉基地の前にタクシーが列を成して 待っています。
 見学客を当て込んでいるのか、基地隊員の足なのかは分かりませんが。 タクシーに乗り込んでフェリーターミナルに向かいます。
 途中、IHIの大和建造ドックがチラチラ見えます。
 近くにドッグを眺めることが出来る「歴史の見える丘公園」があるそう ですが、この時点ではそれは知らなかったのでスルーしてしまいました(T-T)
 でも知っていたとしても時間が無いから寄っていけたかどうか。。。
 ということで、江田島の見学時間から逆算して、「これに乗らないと間に 合わない」という連絡船の出航時間の1時間前にターミナルに着きました。
 券売機を探すなどオロオロしつつ、真新しくて閑散としたターミナルの 中で待ちます。
 結局、閑散としたターミナルの2階にあるしょぼい喫茶店で時間を つぶしていましたが、喫茶店の中には海軍の帽子をかぶったおぢいちゃん たちがわんさか(^-^;
 もう怪しすぎます。明らかに江田島に行くつもりまんまんの旧海軍軍人 さん達でしょう。
 その人たちに混じって市井の凡人親子は紅茶をすすります。ずずずぅ。
 で、あと30分で出航となったので退室、2階のデッキから桟橋に出る ものと思い込んでいた私はデッキに出ました。
 んが、そこからは桟橋が見れるだけでそこに行くルートは見当たりません。  どうも桟橋に出るには一階から普通に行けばいいようです。
 あわわわわ。
 あと15分を切ってさり気に焦っていた私は、ゆっくりとしか歩けない オヤジを先導するように一階に下りて桟橋への出口へ。
 2番桟橋に高速船(といっても小型のスクリュー船)が係留されていたので そちらへ向かいます。
 渡し板を渡って船に乗りますが、ココまで来ても乗船券の改札をされません。
 なんで?
 向こうについてからチェックして、無賃乗船だったことが分かったら又 送り返すんかい(-_-;
 変なやり方だと思いつつも出航を待ちます。
 出航後は波をざぶんざぶんと乗り越えて美しい瀬戸内海を進みます。
 先に出航した広島行きフェリーに追いつき追い越し、江田島が近づいて きました。
 撮影した画像(三日目):海上自衛隊呉基地護衛艦一般公開をどうぞ。
 〜3日目:第一術科学校/旧海軍兵学校見学〜
 江田島は呉から鈍足のフェリーでも20分のところにあります。
 岸壁に着いて陸に上がるとそこには何もないだだっ広い更地が広がっています。
 更地の真ん中、岸壁に程近いところにフェリーとバスとタクシーの共用 ターミナル(民家の1.5倍くらいの大きさ)があるだけです。
 これでは迷いようがありません。
 早速トイレを済ませたオヤジと目の前に一台だけ停車しているバスに乗り 込みました。
 バスは5分ほどして発車し、5分ほどで「術科学校前」停留所にきました。 例の海軍の帽子をかぶった年配の集団と共に私も降りますが、オヤジは 降りる気配がありません。
 「ココで降りるの!」
というと、びっくりして慌てて降りてきます。
 「兵学校前」なんて停留所でもあると思っていたのでしょうか。
 「術科学校前」停留所が最寄の停留所だと思ってなかったようです。
 「あ〜びっくりした。危なかったあ」としきりに驚くオヤジと共に少し 歩いてやってきました第一術科学校/幹部候補生学校の正門です。
 見学開始40分前まで門の外で待たされるという事前情報だったのですが、 未だ1時間前なのに見学者名簿に記入してどんどこ門の中に入れてくれて ます。これは助かる(^-^)。
 見学者バッチを配布され、見学者待機場所として指定された レクリエーションセンターに向かいます。
 ココは数年前に竣工した新しい建物で、学生さんのための娯楽施設だと いうことです。そして見学者も利用可能という仕組み。
 見学開始まで1時間あるのでこれこそ本場の「海軍カレー」を食べておこう、 ということになり、隊員も利用する食堂に行きました。
 既に同じことを考えている見学者がたくさん居て、男性の多くはやはり 「海軍カレー」を賞味しようとしてましたが、女性はそういう定番経験 自体に興味がないらしく、その時の自分が食べたいものを普通に注文して ました(^-^;。この辺は入れ込み方の違いかなあ?
 海軍カレーは甘口でホントにおいしかったです。
 教練で疲れた体によさそうな感じ♪
 見学時間も気になるところで、オヤジと同時に直ぐにぺろり。
 正直大盛りにすればよかったと思いましたがそれは後の祭りo(>_<)o
 そして売店を少し見ているうちに見学開始です。
 引率の方は元潜水艦乗りの退役自衛官さんがボランティアでしている そうです。
 大声で面白い方です。基地内と言うことでセクハラすれすれ、という より完全アウトな発言もチラホラ。。(^-^;。でもまあそこはみなさん 納得づくのオトナな方ばかりです。
 他には学生さんが補助として1人付いてました。
 引率の方は学生さんをネタに笑いをとりますが、当の本人はイマイチ 緊張が抜けきれてない感じ。それもまた初々しいですが(^-^)。
 先ずは「大講堂」の見学です。
 大講堂は兵学校創建当時に建立された由緒ある建物で、瀬戸内の花崗岩、 つまり総御影石造りの豪奢なものです。
 軒には銅が帯状に張られており、これが長年の風雨で緑青(猛毒)を発し、 それがとても美しく映えています。
 内部へは裏口の鉄扉から入りました。この鉄扉もとても荘厳な雰囲気を 醸し出していましたから、見学者は一様にこの向きでの大講堂を撮影 していました。が、あくまで正面は反対側です。
 私は両方をしっかり撮影しました(^-^)。
 講堂内部は真っ白な壁に茶色の装飾ラインが入ったこれまた現代では 作れない感覚の美しい内装となっていました。
 柱が無いドーム上の天井で、舵輪を象ったシャンデリアが吊り下げられて います。
 シャンデリアはとても高い位置にありますが、これ自体が機力で床面まで 降ろすことができ、電球の交換などは容易です。
 演壇後ろには知恵のシンボル・ふくろうが止まる装飾枠があります。 音響設備は一切ありませんが、声が響く構造となっており、多少大きな 声で話せば容易に全講堂に響き渡るというスグレモノでした。
 講堂を出て隣の学生館に寄ります。
 中には入れませんが、赤いレンガで建てられたこれまた美しい建物です。
 日本のレンガ積み建物では、西の横綱と評価されているそうですが、 それも納得の美しさです。
 レンガは、当時海軍間で交流があったイギリスからひとつひとつ油紙に 包まれて船に揺られて運ばれてきたものだということです。
 直ぐ隣に当時日本で焼き上げられたレンガで作られた倉庫がありましたが、 そのレンガはがさがさで色褪せており、比べると雲泥の差でした。
 ほんとにツルピカの若い女の子のよう。。とは引率の退役自衛官の談(^-^;。
 この学生館の前にはシュピッと真っ直ぐ立ち上がった松が並んでいます。
 松なのになぜこんなに真っ直ぐなのかは謎だそうです。
 引率の方いわく、朝な夕なに「きおつけー!」の号令を聞いているうちに 自然とこうなったということでした(^-^;
 ただその中にも1本へにょっと曲がりくねった松がありましたが、これは 「女松」というのだそうです。なるほど(^-^;
 さて、学生館には入れませんので(授業中)、さらにズイズイと進みます。
 学生館の正面玄関を横切るときに一枚パチリ。
 左右のシンメトリーが美しい一枚が出来上がりです。
 そのまま教育参考館に向かいますが、その途中広々としたグラウンドが あります。
 そしてグラウンドの向こうには。。。
 ネットで事前にその存在は知っていましたが、戦艦陸奥の40cm主砲塔 がでで〜んと鎮座していました。
 でか!
 陸奥は当時、長門共に世界のビッグ7と並び称された主力艦で、謎の爆沈 事故に見舞われた悲劇の戦艦です。
 この主砲塔は爆沈する前に改装された際、新しい主砲塔と置き換えられた ものを教材としてここに設置されたものだそうです。
 もっと近くでみたいよ〜o(>_<)o
 でも見れるかどうかはその時にグラウンドを生徒が使うかどうか、引率の 方の計らいがあるかどうかで決まります。
 陸奥の主砲塔を近くで見たいぃ、と言い張るおじさんが居たようで、引率 の方は苦笑しながらしばし考えてました。
 で、私たちはラッキーな側だったようです。
 土曜なので教練も午後はお休み?。グラウンドは使用されておらず、引率 の退役自衛官さんは気さくで、少しだけ時間をくれました。
 学生さんが付いて、全速力で走って見てくることになりました。
 この臨時オプショナルツアーに参加したのは言いだしっぺの人以外には 私を含めて数人でした。
 私は学生さんよりも早く走り続け、その分途中で立ち止まって主砲塔以外 のネタ、生徒館や旗竿、操艇訓練用ボートとダビッド(ボートを海に突き 出して吊り下げておくクレーン)等を撮りました。
 主砲塔に着くとさすがにデカイo(>_<)o
 船の科学館なども含めて今までいろんなところで軍艦の主砲の砲身は見た ことがありますが、砲塔、それも主砲塔は横須賀の三笠以外ではココだけ です。
 それも大和型以外では最大の40cm主砲塔です。
 もうバッシバシ撮りました。はぁぁ江田島に来てよかったあ。
 さて、気をもむ学生さんにも配慮して撮り終えた私たちはさっさと戻り 始めます。
 遠くの方から引率の方の「駆けあぁ〜しっ!」の声が聞こえてくるので やはり全力疾走です(^-^;。
 さすがに息も絶え絶えに教育参考館に辿り着いたときに、自衛官の制服を 来た学生さんの小隊の行進に遭遇しました。
 ネットで調べていたときの各所のブログにも似たようなシーンに遭遇した と書いてあったので、これは偶然ラッキーと言うより演出だったのかも 知れません。
 でもそんなことはどうでもよく、この隊列もしっかり撮影して窒息寸前で 参考館に到着ぅ〜。
 参考館の中は撮影禁止ということで、残念ですがカメラを収めます。
 皆さんが入っていく中、私は参考館わきの屋外展示に気付き先にそちらに 向かいました。
 そこには砲弾の実物展示や甲標的、特殊潜航艇海龍が展示されていました。
 大和ミュージアムとは違う型の海龍です。
 人が居ないのでキレイに撮影ができ、このあと参考館へ入りました。
 参考館はすばらしかったです。
 日露戦争での日本海海戦を圧倒的勝利に導いた東郷平八郎元帥の遺髪を 収めたお堂(中は見れず)から始まり、歴史の教科書やミリタリーの関連 資料で見た絵の原画そのものが多数展示されています。
 確かにこりゃ撮影禁止だわ(^-^;
 でも見学時間はたったの30分。
 駆け足で見て行かないと全体の1/3も見ることが出来ません。
 ただ、ここで一つ気になったことが。
 ガキが。。
 一部鉄板が敷かれたスロープがあるのですが、そこをわざと何度も行き来 して大きな音を立てるガキが居まして。
 さすがにムカつきました。
 ここは言ってみれば軍事の殿堂。外の普段の日本とは違う、昔の気質が 生きている空間です。昔であれば日本の誇りが詰まった空間です。
 TPOを弁えれば、ここでは静かに展示を見るべきで、今の日本では 許される、「子供だから」は通用しない空間であるべきです。
 こういう場合では親は子供を叱り、一緒に退出すべきなのです。 それがなんとも放置状態。外の世界のやり方をそのまま持ち込むなよなあ。
 これはオヤジも同感でした。ホントに腹が立ったっす。
 さて、オヤジはオヤジで見入っていますが、「あと15分ないよ」と 言うと、私と一緒の速度にアップして早足で見て行きます。
 で、出口近くまで辿り着いて「トイレは?」と聞くと「やばい」と言うので 件の学生さんを捕まえてトイレの場所を聞き出し聖地を汚す大罪を犯すの 罪は免れました(^-^;
 これで見学は終わりです。
 言ってみれば大講堂と教育参考館の2棟しか見学できなかったのですが とても印象に残る中身の濃い見学になりました(^-^)。
 帰りにレクリエーションセンターのおみやげショップに寄りましたが、 今日はてつのくじら館の売店も行かなければなりません。
 なので17時には呉側に戻ってないとダメなのです。
 現在15時過ぎ。
 江田島から呉に戻るために小用港に戻ってフェリーで呉に行って、てつの くじら館。
 あまり時間に余裕がありません。
 なのに、オヤジはまたいい加減な性分が出て食堂でそば食ってやがる。
 ムキーo(>_<)o って感じですが親子ですから仕方ありません。
 親子なので言いたいことも言えるので「さっさとしろ」的悪態をついて さっさと食わせます。
 食い終わって食堂を出てきて、「おみやげ」とかアホなことを言い垂れた ので「そんな時間はもう無い!」と言ってさっさと正門に向かいます。
 ちなみに私はオヤジがそば食っている間におみやげ買いました(^-^;。
 正門に向かう間に私とオヤジの会話を聞いていたレクリエーションセンター の受付のおばちゃんが親切にも走ってきてくれて「バスは言えば待って いてくれるから、先にバスのところに言ってお父さんが来るまで待たせ なさ〜い」とアドバイスしてくれました。
 やっぱりこういうところの人はみな優しいですねぇ。
 お言葉感謝!とばかりに走って正門に着いてバッチを返して外に出たら、 そこにはバスは居なくてタクシーが。
 ラッキー! タクシーの方が早いし料金はどうせ大したことないから これで行こう!
 タクシーに乗り、オヤジが来るのを待って小用港へ戻ります。
 フェリーが来るまで15分弱。私的感覚ではギリギリ間に合いました。
 フェリーが接岸する桟橋で海など撮影してたりすると、直ぐ目の前の 海面下をエイがスルーしていったりしています。
 すげー、瀬戸内!
 そんなことも楽しんでいるうちにフェリーが到着。
 乗り込んで呉に向かいます。
 フェリーから呉の街をパシパシ撮りますが、半分以上は方向を間違って いて、広の街を撮っていたようです(-_-;。失敗失敗。
 呉に着いて結構疲れた足ですたこらてつのくじら館に向かいます。
 歩いて10分くらいですからイケイケですこうなったら。
 何とか着いて、見学など一切しないで入り口から売店へ直行しました。
 私は初日に最低限度のものは買っていたので追加で何を買うか、という ところでした。
 1/350の大きな「あきしお」の完成模型を悩みに悩んで買っちゃい ました。悩んだ理由はココのオリジナルじゃない、ということです。 ま、「まさにこのあきしおを見てきた」のですから。
 いいじゃないですかあ。ねぇ(^-^;
 オヤジは自分の店の従業員のために7,000円分くらいの食べ物 オンリーを買い漁り、宅配便で送ってもらってました。
 ちなみに宅配便の依頼は前日私が大和ミュージアムでやっていたのを 見て学習したようです(^-^;
 こうしておみやげも揃い、二日目のスケジュールを全て消化しました。
 先ずはホテルに戻り、その後改めて食事に出ることにしました。
 重い足を引きずるようにホテルに戻り、先ずは一休みです。
 撮影した画像(三日目):江田島・旧海軍兵学校を公開します〜。
 〜3日目:夜ゴハン〜
 ホテルに戻って一息ついて、さあ夜はナニを食べようかなあ。 と思っていたら、ちょうどこの時期「旧海軍グルメ」なるキャンペーン が街中で催行されていました。
 海軍オムライス、海軍カレー、肉じゃがなどなど、海軍ゆかりの 食べ物を当時のレシピで造る、そしてそこに店それぞれのオリジ ナリティを少し加味するというキャンペーンです。これはしたり!
 まさにわれら親子のために張られたキャンペーンのようでは ありませんか(^-^)。
 大体行きたいところの検討をつけてあとはマッタリ。
 20時なってロビーでオヤジと合流、出発です。
 オヤジもロビーにあった海軍グルメのチラシに気付いていて、 行きたいところがあるようでしたので、先ずはそこへ。
 15分くらい歩いてようやくたどり着いたお店はなんと貸切(-_-; 入店すること能わず。
 仕方なくホテルの近くにあるオムライスの店に向かいました。
 疲れた体に結構な無駄足は響きましたが、なんとか店を発見。
 店の入り口に「海軍グルメ」のペナントが掛けてありました。
 今度はちゃんと入店して海軍オムライスにありつくことが出来 ました(^-^)。
 海軍ではオムライスを頂いた後になみなみと注がれた紅茶を飲む ことが定番だったそうで、それもしっかりと再現されたメニューで お腹をポッコリ膨らませました。
 面白いのが店員のおねいさんで、私が持っていた旧海軍グルメの チラシを見て「これってどこで配ってるんですかあ?」とか 聞いてきたことです。
 キャンペーン協賛店にしてそのキャンペーンの展開方法がよく 分かってないという(^-^;
 「ホテルのロビーに在りましたよ。多分どこのホテルにも置いて あるんじゃないですかね〜」
 と言ったら微妙にうれしそうに
 「そうなんですかあ」
でした。
 そしてこの店からは歩いて5分のホテルに戻って3日目はおしまい。
 あと一日を残して旅行の全ての予定を消化してしまいました。
 そこで余った最終日はそれこそ竹原に行くか、ということにも なったのですが、正直見所が少ない竹原よりは宮島のがいい、という ことになり宮島に行くことになりました。
 ただ、オヤジは初日に既に宮島に行ってます。
 その時はけぶっていてあまりいい景色ではなかったとか言ってましたが これは多分私の行きたいところに連れて行こうという親心なのでしょうね。
 そこは素直によろこぶ私です(^-^)。
 それでは明日の予定も決まって、今日はおやすみなさい。
 〜4日目:宮島〜
 安芸の宮島。
 日本三景に数えられる景勝地です。
 ホテルでさっさとチェックアウトを済ませ、呉駅に向かいます。
 今日もまっ晴れ(^-^)。すごい。三日間とも快晴です。
 二人とも重い荷物(おみやげ)は東京に送ってしまっており、私に至っては 着替えなどの旅行荷物すら送っているのでデイパック一つの軽装です。
 オヤジはさすがに旅行荷物は持っていたのでその分重そうですが。
 呉線に乗ってお世話になった呉におわかれです。
 多分もう一生来ない街なんだろうなあ。
 40分ほど揺られて広島に到着ぅ。ここで乗り換えて宮島に向かいます。
 ただしオヤジはトイレを済ませないといけません。
 トイレに行って戻ってくる途中で一両行ってしまいました。
 まあこれは仕方ないな。
 次の電車に乗って今度は20分くらい?
 宮島駅に着きました。キレイに整備された駅前です。
 先ずは荷物を最低限にしようということで、私はデイパックの中に ある宮島見物には不要なものを、オヤジはかばんそのものをコイン ロッカーに預けようと考えましたが、ロッカーは少ないうえにどれも 使用中(-_-;。
 どうしようと思いましたが、おみやげ屋さんで荷物って預かってもらえる のですねぇ。知らなかったっす。
 コインロッカーよりは全然高い料金を払って荷物を預かってもらい、 名実共に超軽装な二人は足取りも軽くフェリー乗り場へ。
 乗り場は混雑していましたが、ひっきりなしに往来する複数のフェリー によりどんどこ掃けていきます(^-^)。
 あまり待つこともなくフェリーに乗船し、宮島へゴーゴー!
 船の上から厳島神社がかすかに見えてきました。
 お〜(^-^)!
 お?
 お〜(-_-;
 なんだか私のテンションが下がってきましたが。。
 引き潮だあ〜(-_-;。
 社殿の基礎が見えちゃってるよお(T-T)
 宮島は6時間周期で干潮と満潮を繰り返すそうで、今は干潮が進行して いる時間帯でした。
 あう〜。
 でももうしょうがないですよね。
 フェリーが桟橋に着いていよいよ上陸。
 オヤジはターミナルでトイレを済ませてイザ!
 で、ターミナルを出た途端に鹿がうろうろしています。ひゃーす!
 とてもおとなしくて怖くは無いのですが、宮島のいたるところに鹿が居ます。。 ポロポロうんちも落としていきます(^-^;。
 こういうところなんですねぇ。
 長大なおみやげ店街を通過し(ココは帰りにゆっくり見ます)、先ずは 大鳥居へ。
 見えてきました。大鳥居〜(^-^)
 干潮はピークに達してなく、まだ海に浮いているぅ。
 もうバッシバシ撮ります。
 撮れるだけとって、オヤジが昔来たときに記念撮影をしたというお店が まだあったので、ここで二人(と鹿一頭)で記念撮影をしました。
 これは帰りに代金を支払って受け取ります。
 そして社殿へ。
 社殿は陸に突っ立っている状態になってしまっているのでなんか小汚い 泥の上の舞台にしか見えません(T-T)。
 まあしょうがないのでパシパシ撮りながら歩き進みます。
 敢えて褒めるところもなく反対側の出口に到着しました。
 社殿周辺はすっかり潮が引いて地面(干潟)が丸見え、小汚いなあ(-_-;
 でもその代わり、干潟に降りることが出来ます。
降りて「ぬちょ、めちょ」とか少しめり込みながら抜き足差し足で 社殿の近くまで歩いていって海側からのアングルでパシパシ。
 そのまま大鳥居の近くまで行って(鳥居はまだ海の中)目の前に聳え立つ アングルでパシパシ。
 これで精神的にはようやく一息つきました(^-^)。
 泥にはまらないように乾いた海岸に戻り、オヤジと合流。
 次はロープウェイで裏山に登ります。
 ただ、ロープウェイまでが結構歩く。。
 しかも平地ではなく山の中腹まで歩かされます。
 私もキツイけどオヤジもキツイ〜。
 まさに「えっちらおっちら」状態でロープウェイ乗り場に向かいます。
 なんか乗り場までの無料送迎バスがあるそうですが、運悪く 昼休み中でした(-_-;
 なんとか乗り場に辿り着いて、チケットを買って行列に並びます。
 結構な行列でしたが、ロープウェイは循環式なのでどんどん掃けて いきます。循環式とは下ってきたロープウェイが駅舎内でUターン してそのまま上り側に移るタイプを示します。無停止でぐるぐると 上と下を廻る感じ、スキー場のリフトと同じですね。
 さて、ゴンドラに乗るとずんずんと上っていきます。
 なかなか景色もいいし、ロープウェイ自体乗るのが久しぶりなので これまたデジカメでバッシバシ撮影していきます。
 中間の駅に着くと今度は交互式の大型ゴンドラのロープウェイに 乗り換えです。
 大人数を載せられるけど、駅に着いたら停止してそのままロープの 進行方向を逆転させて出発するタイプです。
 複線式の鉄道と同じ原理ですね。
ここからは瀬戸内海も見渡せる眺望を楽しみながら(私自身は楽しむ  というより撮影にいそしんでいましたが(^-^;)終点に着きます。
 終点はまあこれが、、かなりセンスが時代遅れなやる気のない展望台 となっており、意味なくサルなどが放し飼いになっています。
 ま、悪さをするサルじゃないので放っておけばいいのですが。
 展望台の最上部に上ると確かに瀬戸内の美しいパノラマが展開 されます。ひゃーキレイ。
 。。。で、おしまい(-_-;
 デジカメで何枚か撮ったらもう撮るべきものはありません。
 ちなみにこの展望台は有名な霊山「弥山」ではないのと、 厳島神社は視界外です(T-T)。
 弥山はここから険しい山道を上って30分のところです。
 なのでデジカメの望遠で十分に拡大して写すことが出来るところに あります。
 でも岩だらけの山道ですから、帰り時間、オヤジの歩行能力を 考慮してこちらは諦めました。
 はい、そうなると時間が惜しいのでさっさと降りた降りた! ロープウェイに揺られながら下降していきます。
 終点の山の中腹の駅に着いたら、今度は無料送迎バスが止まって いました。
 結構体力も消耗していたので喜んで利用させて頂き、厳島神社に 戻りました。
 時間は14時。潮が引いて沖の大鳥居は完全に足元が見え、観光客が 鳥居の足元に行っています。
 これはおいしい(^-^)
 再びオヤジを置いて、私は大鳥居へ向かいました。
 大鳥居は近くで見ると海水に漬かっている部分がフジツボだらけで きちゃない。
 ま、こういう機会もあまりないと思うので、デジカメでいろんな アングルからバッシバシ撮りました。
 はい。これで観光そのものは全て完了(^-^)ゞ
 これからアナゴ飯を食べなければならないので、本州側に戻ります。
 おっと、おみやげを忘れてはいけません。
 やはり鳥居の置物は必須でしょう。私の場合は、ですが。
 事前にネットで見ていたおみやげにはセルロイドのケースに入った 鳥居の置物があったので、これを探すことになりました。
 おみやげ店街の入り口から順番にチェックをしていきます。
 オヤジは「はよせい!」とか言うこともなくゆっくりと歩いていき、 私が遅れると立ち止まって待っていてくれます(^-^)
 そういうことで全てのおみやげショップを端から全部チェック していきました。
 大体30分以上かかりましたが、全件見てしまいました(^-^;
 でも欲しい置物はありませんでした。
 しょうがないからギリギリ最後のショップで一番普通の置物を 買ってお茶を濁すという結末です(T-T)。
 フェリーに乗って本州宮島口に到着ぅ
 すたすた駅に向かって歩いていく途中で、オヤジが言っていた アナゴ飯屋が目に入ってきました。
 「アナゴ飯の店ってここじゃないの?」
 オヤジは初日に1人で来ているにもかかわらず
 「いや、違うよ」
 ほほ〜、もう直ぐ駅だと言うのにじゃあいったいどこやねん? と思いつつ歩いていたら
 「あれ?やっぱりさっきの店か?!」
 あわれ、老いるということは悲しきかな悲しきかなo(>_<)o
 この店は結構有名どころのようで店の前に待ちの客がかなり たむろしています。
 名前を告げて同じように待ちに入ります。
 長時間待たされそう、とテンション下がり気味でいたら、 15分くらいで呼ばれました。
 他の客はおみやげとしてアナゴ飯弁当を待っていたようです。
 「あの人よりうちが先に注文したのよ!」なんてクレームを いれる女性もいたり、かなり殺伐とした店の前でした(^-^;
 オヤジと私は店内に入り、それでも混んでいるので合席で 着席。メニューを見ずに速攻アナゴ飯を注文。
 10分くらいで出てきたので喜んでかっこみました。
 あまり時間に余裕がないことは先刻承知の二人ですから、 うまいうまいと喜びながらもベルトコンベアのようにかっこみ 5分くらいで食べ終わりました。
 私たちよりも先にアナゴ飯が来てもぐもぐ食べていた合席の 老夫婦はビビッてましたが(^-^;。
 食べ終わってお茶飲んで、余韻も楽しむことなく間髪入れず 二人同時に
 「じゃ、行くか!」
 この辺はかーちゃんが居たらあり得ない動作パターンですね。 父子ならではの簡潔な楽しみ方です(^-^)。
 さっさと会計を済ませて店を出て、荷物を預けたおみやげ ショップで引取りをします。
 宮島でおみやげを買ったとはいえ、まだまだ重くはありません。
 電車に乗り、20分で広島駅到着。
 あとは新幹線に乗れれば全てOKです(^-^)
 ところが、、、みどりの窓口で衝撃的なことばが。。
 「東京までの一番早いのぞみお願いします」
 「今日はもうのぞみは全部満席です」
 「へ? 全然ないんですか?」
 「ありません。自由席もかなり混むような状況です」
 。。。。連休に新幹線で旅行したことがない弱みが露呈しました。
 連休最終日、新幹線の指定席など当日に取れるわけがない、、 そうですo(>_<)o
 仕方なく自由席を購入、ホームに上りました。
 既にホームには東京行きの新幹線が居ましたので自由席車両に 向かうと、車掌さんが
 「この新幹線はもういっぱいですよ。東京まで座れませんよ」
 「2本あとの新幹線なら広島発だから座れますよ」
 ということなので諦めて、その便が来るホームで並んでいようと いうことになりました。
 そこで20分ほど、、、足の悪いオヤジにはかわいそうですが、 列の4番目くらいに並んで待ちました。
 途中、1便早い博多発の東京行きが来るホームに並んでいた 結婚式帰りの数人がなにやら怪しい動きを。。。
 リーダー格のおっさんがこちらのホームの指定席車両の入り口 へのラインに並び始めました。
 んで残りの人を呼んでいます。
 私の直ぐ横に居た他の親族は、
 「いいのかしら?」
 とか言ってます。
 もう明らかに行列のない指定席車両から乗って自由席車両に 移って座ってしまおう、という算段です。
 こういう不正はどうにも許せません。私は
 「ちゃんとルールを守りましょうね!!」
 と、周囲の気付いているほかの人にも聞こえるように大声で 指摘しました。
 「え?なあに」←女の人
 「ちゃんとルールを守れって」←別のおっさん
 ということで、これら残りの人たちは私たちの列の後ろに 並びました。
 広島発の新幹線が到着すると、さっきの1人で並んでいた おっさんが駅員が制止するのも聞かずに指定席車両に乗って 自由席車両に移り、座ってしまいました。
 直ぐに自由席車両に乗車して座れた私とオヤジですが、やはり ムカきますo(>_<)o
 「ちゃんとルールを守れ!」
 と怒鳴りつけると
 「しょうがないでしょう、オレは足が悪いんだよ」
 「ここに居るオレのオヤジも足が悪いけどちゃんと並んだんだよ!」
というと黙って無視に入りました。
 これ以上言って席を立たせてもしょうもないので、今回はこれで 終わりにしました(-_-;
 あとは少し狭いけど、席に座れて東京までまっしぐらです。
 途中何度もトイレに立ち、そのくせお茶をがぶがぶのむオヤジに 閉口しながらも無事に東京に戻ることが出来ました。
 父子二人での始めての旅行、見たいものをすべて見て、おいしいものを 全部食べて気兼ねの入らない楽しい旅行でした(^-^)
 オヤジと握手して、新宿駅で別れてアパートに戻る帰路に着きました。
2009-08-05  草津温泉・四万温泉旅行
 夏休みを利用してしばし温泉めぐりをしてまいりました。
 8/3(月)〜8/5(水)の間、お盆前の平日を夏休みに設定し、空いているうちにと温泉めぐりをしてきました。
 行ってきたのは草津温泉と四万(しま)温泉です。草津は物心つくかつかないかといった頃に行ったきり、自分の中では ほとんど初めてに近い訪問地です。
 草津での執政官的見所は・・・
 @湯畑。草津の中心地にある、草津のシンボルとなる名所です。
 湧き出す温泉を湯樋を通すことで加水することなく適温に冷まし、且つ湯樋に温泉成分(主に硫黄)が析出・沈殿することから これを採取し、入浴剤として販売することから「お湯の畑」で「湯畑」と呼ばれています。
 この湯畑を見たい、全景を撮影したくて、湯畑前のホテルに宿を取りました。

 A湯の花。湯畑から採取される入浴剤です。
 湯の花は湯樋に沈殿する物質なので多くは採取できず、パッケージ販売できるのは年間5000個がいいとこだそうです。 また配給されるおみやげ屋では事前に予約が入ってしまうため、店頭に並ぶことは少ないということ。それがため成分を人工合成した ニセ湯の花(湯畑産ではない、という意味においてニセモノ)が出回り、これを公正取引委員会が勧告、草津町で徹底的に 排除したこともあり、ホンモノは激レア化してしまいました。
 コレクター執政官的にはおみやげに欲しい〜ってなります。

 B湯釜。白根山の火口湖です。成分の影響で濃いエメラルドグリーンの湖水を湛えています。
 上述の子供の頃に見た記憶があり、それを夏休みの思い出としてお絵かきしました。絵としては水色の円(湖面のつもり)と もう一色小さな湖面を描いたのですが、他のクラスメート(園児)に湯釜は一個だよぉ、と言われた記憶があります。

 C弓池。これも白根山の火口湖です。酸性成分ですが、無色透明です。湿原が隣にあります。
 ここでは食虫植物のモウセンゴケが自生しているということで、是非見てみたいと思いました。


 四万温泉は完全に初めて。秘湯というほど鄙びたところではありませんが、山奥のかなり小さな温泉郷です。
 四万温泉での執政官的見所は・・・
 D中之条ダム。四万温泉を流れる四万川の下流に建設されたアーチ式コンクリートダムです。
 ダムってメカ的要素と巨大構造物という性質から、SFチックな印象を受ける物件で、見れるなら見たいものの一つです。
 四万温泉への道すがらにあるので、寄れれば見ていこうと考えました。

 E積善館。四万温泉の老舗宿です。
 執政官が宿泊する宿ではありませんが、とある映画のモチーフになっており、必見です。

 F温泉街。草津と違い、そもそも小さい温泉郷のこの地は静かな佇まいを想像させます。
 シャッター街のような寂れた感じとは違い、昔から賑わうことなく静かに続く温泉街、見てみたいですぅ。

 G四万川ダム。四万川をせき止めるダムの一つですが、中之条ダムとは逆に、四万温泉の上流に 位置している重力式コンクリートダムです。中之条ダムが造るダム湖(四万湖)、四万川ダムが造るダム湖(奥四万湖)共に”ある特徴” を備えています。

 さて、このような見所をチェックして行ってきました。では画像と共に旅行の様子をご紹介します。

 <草津温泉編>
 @到着した日から出発する二日目まで、いろんなアングルで湯畑を撮りまくりました。
 温泉が湧き出る池から7本の湯樋が湯滝まで通っています。この樋を流れる間に温泉は適温まで冷まされます。
 風向きにより、硫黄の匂いが立ち込めますが不快ではありません。湯の花が湯樋や湯滝を緑色に染めてキレイです。
 湧き出す温泉を湯樋を通すことで加水することなく適温に冷まし、且つ湯樋に温泉成分(主に硫黄)が析出・沈殿することから これを採取し、入浴剤として販売することから「お湯の畑」で「湯畑」と呼ばれています。
 湯畑の様子を公開します〜。

 A草津温泉街では湯の花を探し回りましたが、事前の情報の通り全く見かけず。。(T-T)。
 湯畑産ではない湯の花は売っている店がありましたが、コレクター的には食指は動かず。。
 ところが一軒だけ、湯の花を置いている店がありました。「草津ストアー」という如何にも昭和開業を伺わせる店名。 しかしこの店、立て付けの悪いアルミサッシがピシっと閉まっており、お休み状態。ガラス越しに湯の花が見えるのに 買うことができないぃ
 通りすがりの地元のおばちゃんが無愛想に「そこはやってないよ」。そこですかさず「湯の花を売っている店ありませんか?」 と聞くと無愛想に「ないよ」しくしく。。。
 初日は取り敢えず諦めることにしました。次の日、チェックアウト前にもう一度来てみようとおもいつつ撤退です。
 そして次の日、朝9時半ごろ、浴衣のまま草津ストアーに行ってみるとなんと営業しているではありませんか!
 帰宅してからネットでみると、この店は店主が体を壊したのか長らく営業していないようですが、この日は超ラッキーにも 営業していたのです。もう突撃モードで速攻で湯の花を買い求めました。老店主も「これはホンモノ、希少だよぉ」と 言ってました。ホテルを出るときにもお見送りの仲居さんに見せたら「え〜、どこで売ってました?この時期もうどこにもないのにぃ」 と驚いていました。やったね!
 湯の花を公開します〜。

 B二日目、草津を後にして白根山に向かいました。
 そもそも運転が好きでも得意でもない小職ですが、連続するヘアピンカーブをトロトロとこなしていき、目指すは 湯釜です。
 火口近くのドライブインに着くまでにも奇岩や崖崩れのあとを見ながらのドライブでした。
 駐車場から湯釜までは近接ルートと遠望ルートの2ルートがあります。この日は火山性ガスの濃度が高かったため 近接ルートは立ち入り禁止、止む無く遠望ルートを上っていきました。えらい急な上り坂も途中にありますが、幼い子からジジババ まで、みな元気に上っていきます。花が咲く時期なので蜂や羽虫が多くて閉口しましたが、なんとか展望台まで辿り着きました。
 湯釜はまさにエメラルドグリーン!。とろ〜りとした感じの色の、まさにお釜です。
 湯釜の脇には「涸れ釜」と呼ばれる水池がありました。やっぱり子供の頃描いた絵は間違いではなかったのですぅo(>_<)o
 わが記憶力・わが写実力、確かなり!ってか?。
 湯釜の様子を公開します〜。

 C二日目、湯釜のあとは弓池散策です。
 湯釜の見学を追え、ふもとまで戻ってきたその脚で徒歩10分、弓池に到着です。
 澄んだ池にはカルガモが親子揃って人間を恐れず遊弋中〜。遊歩道も整備され、池の周りと隣接する湿原を散歩できます。
 湿原には食虫植物のモウセンゴケが自生していると言われていましたが、じっくり探しながら廻って見ても見つけられませんでした(-_-;。
 弓池の様子を公開します〜。


 <四万温泉編>
 D白根山から四万温泉に向かう道すがら、中之条ダムを見学しました。
 ナビにルート選択を任せているのでもしかしたらダムの横を通らない可能性もあるかと思いましたが、そのナビの画面にダムとダム湖が 映し出され、駐車場に車を止めて見学してきました。
 アーチ式コンクリートダムなので提体は薄く、円弧を描いて峡谷の両側に掛かっています。
 なんとこの日は維持放水中で、5つあるローラーゲート方式の洪水吐(こうずいばき)の中央部からどどどど〜っと 水が下流に豪快に放り出されていました。
 ダムの放水は初めて見る光景で、なんてラッキーなのでしょう(^-^)。
 吹き上がる水蒸気のマイナスイオンにカラダもデジカメも洗礼を受け、虹のかかるダムを見つつ、湖面の色も楽しみました。
 湖面の色、そうです、このダムの作り出すダム湖「四万湖」は濃いコバルトブルーに輝くとても美しい色を発色しているので 有名なのです。連邦色と同じ色ぉ〜(^-^)
 中之条ダムの様子を公開します〜。

 E四万温泉にある旅館、積善館を見に行きました。
 ここは小職が宿泊した宿ではありませんが、とある映画のモチーフとして使われた宿として知る人ぞ知る建物です。
 これは百聞は一見にしかず、ですね。
 積善館の様子を公開します〜。

 F四万温泉の温泉街を散策しました。
 観光客は少なく、静かな街です。
 しかしそれは寂れている、とかシャッター街というものではなく、「秘湯」に近い雰囲気でした。
 つぶれてシャッターを下ろしている店はほとんどなく、客は居ないものの静かに営業しています。いい感じの温泉郷です。
 温泉街の様子を公開します〜。

 G最終日、四万川ダムを見学しました。
 1999年竣工のこの新しいダム、美しく、整備されつくした施設です。
 湖水は四万湖と同じ、いやそれよりも濃いコバルトブルーに輝き、資料館(規模的には資料室)もあり、是非とも見学したかったポイントでした。
 ダムが見えてきたところで「ほぉぉぉ」とため息、天端(てんば:クレスト)の上から眺め下ろす景色も壮大で、資料館も 楽しく見学できました。
 奥四万湖の湖水はそれこそコバルトブルーに輝く怪しいほどキレイな色。ダムを専門とするサイトでも最もお勧めなダムに 挙がっている理由もむべなるかな、というところでした。
 四万川ダムの見学記録は中央情報局・記録部に掲載しました。そちらをご覧下さい。

2008-10-05  2008年国際航空宇宙展見学
 行ってきました2008年国際航空宇宙展。
 2004年国際航空宇宙展から4年。待ちに待ったこの日がようやくやってきました(^-^)。
 年々、外国企業の出展が減り続ける日本の航空宇宙展です。。。
 そりゃそうです。普通は空港か空軍基地で開催するものですし、もっとミリタリー色豊かなのが 当たり前の世界の中で、日本だけがそういう色合いを必死で排除して平和目的・宇宙開発ばかりを 前面に押し出しているからこういうことになるんです(-_-;。
 会場も飛行機がアクロバット等できないコンベンションセンターだし。
 それでも今回は気になる話題がありました。すなわち
 ・次期哨戒機P−Xに関する情報
 ・次期輸送機C−Xに関する情報
 ・日本版ステルス戦闘機、全機実大RCS試験模型(心神)に関する情報
 ・三菱リージョナルジェットに関する情報
です。また掲示板での話題で、ユーロファイター社のタイフーン戦闘機の売り込み状況なども気になる ところでした。
 で、トレードデー、パブリックデーの両方に1日づつ見学に行ってきました(^-^)
 では以下にその雑感をつらつらと書かせて頂きます。
 次期固定翼哨戒機P−X、次期輸送機C−Xともに模型のみの展示で、主契約社の川崎重工では C−Xに至ってはは撮影しにくい高所に模型を置く程度の展示・・・やっぱり静強度試験で ミソが着いたのを気にしているよう(^-^;
 ユーロファイター社のタイフーンはかなり本気で売り込もうとしていました。
 ヨーロッパ勢は、日本がアメリカのF-22Aラプターを取得できないことで食い込めるチャンスと みなしているようですね。
 そして全機実大RCS試験模型:フルスケールRCSテストモデル。。
 日本版ステルス戦闘機のRCS試験モデルが有りました。
 さんざんYouTubeで観ていた実物があ〜
 でも撮影禁止だって(T-T)。
 これは予想外・・だってテレビでも放送されているし展示するくらいなんだから 撮影も良いかと思ったのに。。
 撮影されて困るところはシーリングでもしておけばいいじゃんo(>_<)o
 ・・・と思っていたら、皆さん同じ思いようで、二人のおじさんが技術研究本部の 説明員の人に喰って掛かってました(^-^;。
 曰く
 「撮影させないくらいなら持ってくるな」
 「国民の税金で造って持ってきていて撮影させないとは何事だ!」←コレは理由としてはおかしい
 しかしここで小職もこのクレームに参戦(^-^;
 「ここに来ている人達はみんなコレを楽しみにしているんですよ! 撮らせたくない部分が  あるならソコだけカバー掛けちゃえばいいじゃないですかあ」
 と言ったら二人のおじさんも「そうだよ!」と援護射撃。
 焦った説明員は弁解に終止し、あげくに撮影禁止の理由を「身を乗り出して撮影等すると 危険ですから」と言ってしまったのが運の尽き。
 「じゃあちゃんと見学ラインの外側から撮ればいいんですね?」と言うと「あうあう」
 おじさんは「いいですね?!撮りますよ?!!」とゴリ押しモードです。
 結局、理由が無くなり制止できない説明員の前でおじさんは堂々と撮影を開始しました。
 実は、小職は当初のおじさんの剣幕を見ていて、きっとこう言い出すだろうと踏んで いたので参戦したわけで、、、
 はい。もちろん小職はコレを待っていたので即参加〜
 現場で説明員の無言の了解を得て撮影しました。
 警備の目を掠めて撮る人は居たかも知れませんが、堂々と正面のアングルで撮影できた プレス以外の人は小職とそのおじさんだけだと思います。
 心神は前から観るととてもロングノーズですが、横から見るとかなり寸詰まり、、
 しかも機体自体は見た目もかなり小型で「コレで本当に1/1?」と思いたくなるほどです。
 ま、でもこんなモノを見れたのですから、行ってきた甲斐はバリバリありました(^-^)/~
2008-08-03  ワンダーフェスティバル2008・夏参加
 行ってきましたワンフェス2008夏。
 ここ一年行ってなかったので突撃してきました。
 ところが今回は事故が起きましたね〜。ニュースでも放送され、小職も罹災一歩手前でした。
 アトリウムから4階に上るエスカレータに向かって全力疾走しているときに天井付近からもの凄い轟音が 聞こえてきたのですが、今思えばアレは60人がエスカレータを落ちている音だったのですねぇ。
 小職は開場に伴う花火とかだと思ってました。でもエスカレータが観れるところに辿り着いたら大騒ぎ(-_-;
 あぶないあぶない。。でもじゃあどうやって4階に上る?落ちなかった人は既にそのまま4階に行ってるわけですし。。
 エスカレータが再開されるのを期待していたら、アトリウムを囲むキャットウォークのような通路を使って4階に行けと! ぎゃー!。まずい!、、ということで人をかき分け進んでいきました。ほんとに参った(-_-;
 で、今回の戦果は、、、ターゲットを全て確保することが出来ました(^-^)。
 こんな事はそうそう無いんですけど、岡山のプラ板使いさんがネオアトランティスの空中戦艦を落とした (出品に間に合わなかった)ことによる購入不能以外は全て入手できました。やたーo(>_<)o。
 ということで戦果です。。。
  ・R・TYPE FINALより BX−Tダンテライオン(AnnonymousCraftさん)
  ・R・TYPE FINALより 巨大戦艦(ロケットさん)
  ・戦闘妖精雪風より 1/144 FFR-31 シルフィード(La不細工デリ子さん)
  ・宇宙戦艦ヤマトVより 英国護衛戦艦プリンスオブウェールズ(岡山のプラ板使いさん)
  ・星界の戦旗より 帝国星界軍 旧型突撃艦ガフト級(ペット・ショップさん)
  ・機動戦艦ナデシコより 1/1800 機動戦艦シャクヤク(皇帝ブランドさん)
  ・機動戦艦ナデシコより 1/1800 航空戦艦カキツバタ(皇帝ブランドさん)
  ・フィロソマより F/A-37 ストレガ(13B/スペクターズさん)
  ・ギャラクシアン3より ドラグーンR(13B/スペクターズさん)
  ・巡航追撃機ブラスティーより SPEX-08 チグリフォーン(たいらんどさん)
  ・マップスより リプミラ号(地球製)(龍の咆哮さん)
  ・エースコンバットXより XR-45 キャリバーン(TAC&ちゃわんむしさん)
  ・エースコンバット3より R-102 デルフィナス#2(TAC&ちゃわんむしさん)
  ・アップルシードより ブリアレオス ESWAT装備(工作部屋さん)
  ・アップルシードより ギュゲス−D ESWAT装備(工作部屋さん)
2008-07-26  立川まつり昭和記念公園花火大会
 今年初めての花火大会です。
 実は親が入院してしまったので病院で付き添っていたのですが、隣の昭和記念公園で花火大会があり、 8階の廊下の端っこで観覧できたのでチト撮影してきました。
 特別観覧席で観るほどではないですけど、一般観覧よりは近く、また高い位置から花火を観れたので 面白かったですよ。
 撮影した画像を公開します〜。
2008-04-26  上海渡航
 人生初の海外渡航に行ってきました。
 場所は上海。期間は4/4(金)〜4/6(日)でした。
 期間中曇り時々雨というあいにくの天気でしたが、とにかく人生初の海外ですから印象深い旅と なりました。以下はその備忘録的記録です。いちおう笑いポイントも設けてありますので、宜しければ 読んでやって下さい。
 〜準備編1〜
 私は出不精、ビビリで日本が一番住みよいと考えているので自分の人生の中では金輪際海外旅行はしないだろう、と思っていました。
 なので今回の上海行きは私にとって人生初の海外となりました。
 上海に行ってしたいこと、、、それは買い物です。
 買い物といっても中国的な伝統工芸品や小物や食べ物やお茶、といった「ふつー」のものではありません。
 私の持つ変わった趣味の一つにタワーの置物の収集があります。
 私にとって上海はドバイに次ぐ未来都市、というイメージで、そこには世界有数のタワー、即ち上海タワー(東方明珠電視塔) と金茂タワー(金茂大厦)が聳え立っています。
 先ずはこれらの置物を買い求めることが第一です。

 既に当該タワー群の高価且つ大きい置物は、ツテを頼って現地在住の日本人と中国雑貨の専門店を通じたルートで入手して いますが、中小のサイズのものも揃えたい(日本のタワーの置物のサイズに近いもの)のでそれらをネットで事前に検索しまくり アタリをつけて購入リストのトップにすえました。
 次に気になったのがリニアモーターカー。世界で唯一商業運行されている上海のリニアモーターカーには 是非乗ってみたい〜。
 で、ここでもネットで検索しまくり、とあるブログの奥の奥に、現地ではこの上海リニアの模型が販売されていることを突き止めました。
 当然!これも購入リストに加えます。
 ちなみに上海リニアに興味を持って日本のリニアを放っておくことはできません(そうか?)。
 日本のリニアに関する模型も調べ、愛知万博開催時に販売されていたことを突き止め、出発までにオークションで入手しました。
 これで準備よろし←なにが?
 そして嫦娥1号。中国の月探査機です。「嫦娥」とは中国での月の女神さま。これは「上海のプラモ屋ってどんなものを 売っているんだろう」と思って検索していたら発見しました。
 画像を見るとかなりの大きさのようにも思えましたが、買う買わないはおいておいても先ずは見てみたいと考えました。
 ただ、そのプラモ屋の場所が分かりません。見つけたブログでは、
 「南京西路と成都北路の交差点で南京西路上。向かいにマクドナルド」
という情報しか書いてありません。
 そこで上海のガイドブック(この時点で購入した旅行ガイドブックは「地球の歩き方」を筆頭に4冊に登っていました)で 大方の位置を突き止め、GoogleEarthの衛星画像で近辺の検索をしたところ、該当すると思われる場所の通りの向かいにマクド ナルドを発見しました。
 これでほぼ行き着けると確信を得ることができました。
 GoogleEarth恐るべしです。
 買い物としては基本的には以上です。
 あとはイメージどおり、上海の未来都市のありようを見て来たいということになります。
 これには最も未来的な地区である「浦東:プードン」の散策と、以前六本木ヒルズで開催された「世界都市展」の上海特化版が ある上海城市計画展示館の見学が最適です。
 これで観光の要素は全て揃いました。即ち、
 ・上海タワー登頂とその置物購入
 ・金茂タワー登頂とその置物購入
 ・リニアモーターカーへの乗車と模型の購入
 ・嫦娥1号の模型の購入
 ・浦東地区散策
 ・上海城市計画展示館見学
です。「城市」とは日本語的には「都市」と理解すれば分かり易いでしょう。
 〜準備編2〜
 しかしながら、上海には本来
 ・中国風庭園の典型といわれる豫園
 ・中国的お土産がたくさんある豫園商城(商城とはショッピングモールのこと)
 ・列強各国が進出した租界時代の建物を保存し、夜にはライトアップされる外灘(バンド)地区
 ・中国のファッションの最先端地域:新天地
 ・世界的な思想家”魯迅”をしのぶ魯迅公園
 ・中国の文物を納めた世界最大級の上海博物館
 ・偽物も多いが独特の雰囲気が人気の骨董市:東台路古玩市場
などがあります。
 移動ルート上に設定可能だったので、外灘地区の散策はできそうですが、それ以外の上記のような上海観光の目玉は一切対象外と なりました。
 友人知人から言われた
 「観光なんて本人が行きたいと思ったところに行くことが大切でしょ」
の言葉に推されての結果ですが、それにしても我ながら極端です。
 ここまで決まると私の性格上、そして後天的な結果ともいえる、「仕事柄」、計画を立てないわけにはいきません。
 計画書はWBSと表計算ソフトを使用した分単位の行動スケジュールからなり(外にも補助的に仕入れた情報を備忘録とするメモなど がある)、これを維持・改訂して状況管理をしていくことにしました。
 ちなみにWBSはやるべき全ての項目を列挙した一覧表です。
 とにかく元々海外に行くつもりが無かったわけですから、先ずはパスポートの取得から行う、いえいえ、それ以前にパスポート って何のために要るの?
 「ビザ」ってものもあるらしいけど、それは何?から始めざるを得ませんでした。
 ということで、計画書に載ったWBSの作業項目は膨大な数に登り、日々追記改訂を繰り返すことになりました。
 先ずは”海外旅行をするためには”、の情報収集を進め、取り敢えずパスポートがあればよいことまで理解し、面倒臭い 取得手続きに入りました。
 私は出不精なので、先ずこの取得手続きの煩雑さからしてなんとかならないものかと思いました。
 するとそういう需要は意外とあるようで、パスポート取得代行というサービスがあることをネットで知りました。
 当然、手数料を取られるわけですが、平日に、限りある有休を取って手続きに行って、何か不備があって一日無駄にする危険を 考えると、確実に処理してくれる行政書士の代行のがナンボかマシ、と都合よく判断し依頼することにしました。
 代行依頼をしてから順調にやりとりが続き2週間でパスポートを取得することができました。
 その後、いろいろな疑問、即ち、
 ・出入国の流れ
 ・両替の方法
 ・ホテルでのチェックイン/チェックアウトの方法
 ・現地で気をつけること
などを一つ一つ調べてはWBSを改訂し準備を進めていきました。
 地図やGoogleEarthでさんざ上海の街を見ているため、主な観光ルートの地理はだいたい頭に入ってしまいました。
 さて、ここでいよいよツアーの選定です。
 しかし今までの検討の経緯を見れば明らかなように、ツアーとして上記の要求を満たすコースなど逆立ちしても在ろうはずが ありません。
 考えるまでもなく、一日フリーのコースにならざるを得ません。
 いろいろ検討し、初日の到着時刻も勘案してJTBのツアー「マイセレクト上海」に決めました。
 初の海外旅行でいきなり”マイセレクト:自分で選ぶ”です。  我ながら大胆です。
 宿泊は観光のベースになる浦東に在るホテルとしました。これで上海タワー、金茂タワーへは徒歩で行くことができますし、 リニアの始発駅までも地下鉄で数駅の距離です。
 ちなみに料金は宿泊するホテル、利用する航空会社によって全然違ってきます。
 ホテルはとにかく観光のベースになる浦東地区であることが第一条件です。
 上海の一般的な観光名所に近い南京路などの有名どころのホテルは利用できません。
 ☆☆☆☆☆で高くとも浦東にあるということで「シャングリラ」ホテルを選択しました。
 その代わり、ホテルが高くなってしまったので航空会社は安いやつにせざるを得ません。
 日本航空やANAは選べず、「上海航空」を利用することになりました。
 でも飛行機の中で入国カードとか書かされるんだよなあ。
 日本語が分かるCAとか居なかったらだいじょうぶかなあ(-_-;
 そうして観光のイメージが形になってきた頃、やはり言葉の壁は大きいと感じるようになりました。
 食事一つとっても言葉が通じない中でスムーズに注文、会計ができればいいですが、何か一つウェイターに聞かれただけでこの 流れは止まってしまいます。
 で、観光では一日ガイドを雇うことにしました。
 いくつかのガイドのサービスを提供しているところを見ましたが、やはり一番安心なのはツアーを申し込んだJTBの一日ガイド でしょう。
 ここなら期待はずれなガイドだった場合のクレームも入れ易いのではないでしょうか。
 ネットで、同じく上海に旅行した人がとあるサービス(JTBではない)の一日ガイドが酷かったという感想を目にしたので、 その点も考慮に入れておく必要性を感じたのです。
 これでWBSはほぼ埋まりました。ユニバーサルトラベルアダプタも、ウェットティッシュも揃えました。
 デジカメの予備電池も購入したし為替レート変換機能付き電卓も買いました。
 〜準備編3〜
 で、スケジューリングです。
 考えてみれば、主な観光スポットを外すといっても行くべき箇所はとても多いわけです。そこで検討の結果、大まかには以下の ような流れに行き着きました。
 <初日>
 @出発→羽田空港
 A羽田出国→飛行機→上海虹橋空港・入国
 B混乗バスでホテルへ移動、チェックイン
 C荷物整理後出発
 D徒歩で上海タワーへ移動、登頂。夜景観望&タワーの置物購入
 E夕食
 Fホテル帰還
 <二日目>
 @起床・朝食
 Aガイドさんと合流
 B徒歩で地下鉄駅へ移動、地下鉄経由でリニアモーターカー乗車、終点で折り返して戻ってきて資料館見学、且つ模型を購入
 C浦東地区を散策しつつ徒歩で金茂タワーへ移動、登頂。
  昼景観望&タワーの置物購入。その後一旦シャングリラに戻って荷物を置いてくる。
 B徒歩で上海タワーへ移動、登頂。昼景観望
 C徒歩で観光トンネルへ移動、浦東地区→ゴンドラ乗車→外灘地区へ
 D外灘散策、昼食
 Eタクシーで上海城市計画展示館見学
 F徒歩又はタクシーでプラモ屋「翼風模型」探索・嫦娥1号の模型の購入
 Gタクシーで外灘地区へ移動、夜景観望
 H観光トンネルへ移動、外灘地区→ゴンドラ乗車→浦東地区
 I夕食
 J徒歩でホテルに帰還
 Kガイドさんとおわかれ
 <三日目>
 @起床
 Aチェックアウト後混乗バスで虹橋空港へ移動
 B上海虹橋空港・出国→飛行機→羽田帰国
 Cアパートへ移動
これらの流れ全てに5分刻みで予定時刻が設定してあります。
 にしても二日目がきつい(-_-;。キツ過ぎますね。。
 旅行代理店の一日観光コースよりタイトなスケジュールです。
 一応このスケジュールを仕上げた時点でJTBに一日ガイドを申込みました。
 その場で上記スケジュールを提示し、廻り切れるかどうか確認をお願いしたいとも依頼しました。
 受付の女の子は
 「こんなにちゃんと準備するお客さんは見たことがないですぅ」
 と驚いていましたが、私的には当たり前なのですけどね〜。
 数日後、上海の提携しているガイドの会社から「いける」との回答が在ったと連絡があり、これで取り敢えずスケジュールは 確定しました。
 あとはかばんです。既に上野のアメ横で、国際線機内持ち込み可能な最大サイズ(三辺の合計が115cm)のものを購入していた のですが、
 「ん〜、嫦娥1号が入らないカモ〜」
と不安になりました。
 で、、せっかくの人生初の海外、行って見て後悔して、だけは避けたいと思い、思い切ってスーツケースを買いなおしました。 アメ横で買ったかばんはそのままに・・・(T-T)
 その代わり?買ったスーツケースは「中型」といわれるサイズで、これなら大抵のお買い物は入りそう。色も自分のHPのテーマ カラーのもの(ターコイズ)でキレイで目立つ目立つ。
 引ったくりに遭っても100m先から見分けられそうです(^-^;。
 最後に、、、出発地が羽田空港なのですが、羽田の国際線ターミナルって見たことがありません。
 出張の関係で国内線は数限りなく乗ってますが、国際線のターミナルってどこ?
 ということで、出発の一週間前の休日にわざわざ羽田に下見に行ってしまいました(^-^;。普通そこまで心配しないですよねぇ。
 国際線ターミナルへは空港内を循環する無料バスでアクセスします。
 そこまでたどり着いて、なんか実感がじわあって沸いてきました。
 そこには両替所があったので、ついでにとばかりにスケジュール表に記載している消費予定金額を人民元に両替 しちゃいました。手にした人民元は5,500元です。
 はい、これで準備は全て完了。あとは日を待つだけです。
--- 4/4(金) ----------------------------------------------------------------
 〜初日編(われ上海に立つ)〜
 いよいよ4/4(金)、出発の日です。
 14:30フライトの便で、JTBの指示では12:30に国際線ターミナルに集合、ということで、余裕を持って09:30にアパートを出発 しました。
 スーツケースがでかいので電車の中ではドアの脇に置き、自分は座ることなく足でスーツケースを抑えながら空港に向かいました。
 国際線ターミナルに到着したらあとは一息。
 すでに集合場所の団体用カウンターにはJTBのプラカードが貼ってありましたが、なんせ1時間も早くに着いてしまった ので12:30頃になればまた改めて集合の声掛けがあるだろうとあまり気に留めませんでした。
 だんだん時間が過ぎていきます。
 ん〜、あの団体用カウンターのプラカードが気になってきた〜o(>_<)o
 本当にこのまま12:30になったら集合の声掛けがあるんだろうか。
 既に上海航空のチェックインは始まってるぞぉぉ。
 ということで、団体カウンターに行ってみました。
 「ああの」
 「はい、なんでしょう」
 「JTBのツアー受付はこちらですか」
 「あ、それならお隣です。」
 「あうう」、、とイキナリけつまづきながら
 「すみません、上海へのツアーの集合は12:30まで待つんですよね」
 「あ、いいえ、もうプラカードを下げた時点でいらっしゃってかまわないですよ。それでは手続きをしましょう」
 「え、そうだったんですか」
 やっぱり訊いてみてよかった(-_-;
 とうことで、いよいよチェックインから始めます。
 ま、チェックインは国内線と変わらないのでとくに問題はありませんが。
 ちなみにこの時点で既に飛行機の到着が遅れ、出発が30分遅くなっていました。
 唯でさえ出発が午後で到着後の時間が少ないのに、さらに初日の時間が圧縮されることになるわけで、あまりよいことでは ありません(-_-;。
 んで手荷物検査、ここも問題なくパス。
 ここまでは国内線と同じ。
 この先に出国審査があります。どきどきo(>_<)o
 出国審査です。少し高い台の上に座っている女性(裁判のドラマで見る書記さんくらいの位置)にパスポートを渡すと、ぺたしと スタンプを押してくれて意外なほど肩透かしな状態でパス。。
 あれ?これでおしまい?
 そのまま出発ロビーで飛行機への搭乗開始を待ちます。
 国際線の出発ロビーって言ってみれば日本と外国の中間のような場所ですよね。
 しばらくぼへぇ〜っとしていたら、日本語と英語の館内放送が。
 「上海行き上海航空0916便をご利用のお客様に搭乗口の変更を お知らせ致します。搭乗口は3番から1番に変更になりました  予めご了解ください」
 んなに!?、搭乗口変更?
 え〜どうしよどうしよ。こんなことがあるんだあ(T-T)。
 いったい私は何を困っているのでしょうか。。
 それは、同じことが帰りの中国・虹橋(ホンチャオ)空港で起きたらどうしよう、という不安です。
 そこでは多分、羽田の裏返しで中国語と英語での搭乗口変更のお知らせが放送されるでしょう。
 中国語も英語も理解できない私はいったいどうすれば・・?
 今から心配しても仕方がありませんが、これはもう電光掲示板と英語の放送に注意するしか手がありません。帰国時の最後の難関 として頭の片隅に置いておくとしましょう。
 さて、いよいよ時間が来ました。
 飛行機はボーディングブリッジで接続していなかったので、バスで移動し搭乗しました。
 これで出国したも同然。先ずは一息です。
 国内線同様、普通にタキシングをして普通に飛び立ちました。
 離陸後、天井に据付の液晶が面白い表示を始めました。
 国内線では見られなかったもので、GPSで取得した自機の位置を地球の地図上にコースと共に表示するサービスです。
 おお〜、大阪上空だあ。おお〜瀬戸内海だあ。と少しずつ西に向かっているのが分かります。
 上海航空のエコノミークラスでは、機内放送(日本なら音楽やら落語やらがイヤホンで聞ける)がないため、ヒマな時にはこれを 見て過ごしてました。
 しばらくして飲み物と機内食が配られ始めました。
 機内食は笑顔で受け取ればよいだけですが、飲み物は何が飲みたいか指定しないといけません。
 運ばれてくる台車に乗るペットボトルをさっと一瞥し、世界共通で使える単語の飲み物を識別してそれを頼みました。。
 即ち「コーラ!(^-^)」←ちょっとかっこつけて「カゥラ」とか言ったかもo(>_<)o
 分かりやすいでしょ。この場合飲みたいかどうかは問題ではないのです(^-^;。
 機内食は、、ちゃんとした食事は初めてです。
 今は亡きJASの午前便では簡単なサンドイッチが出たことはありましたが、ある程度しっかりした食事が出たのはこれが初めて。
 狭いトレーの上でパズルのように蓋や容器を動かしながら我ながら器用に食べていきます(^-^)。
 実は、初日の夜ごはんに多少の不安を抱いていたので、ここでしっかりと食べておこうという目論見があったのです。
 初日はガイドなしですから、自分たちだけで食べないといけません。
 しかし、言葉が通じない、字が読めない街でちゃんと食事ができるのか不安が残り、最悪の場合夜ごはんにありつけない 可能性も在ると考え、この機内食で今日を乗り切る覚悟でしっかりと食べていたのでした。
 これが後で結構正解になったのがまた悲しいことなのですが。。(T-T)
 離陸後1時間くらいして出入国カードが配られてきました。
 カードの記入欄の説明が中国語と英語で書かれているので見ただけでは何を書けばよいのか分からない欄がありますが、事前に 買っていたガイドブックに書き方が載っているのでそれを見ながら書きました。
 ただ、気流がかなり悪く結構揺れる場所だったので、字がのたくるのたくる(-_-;
 挙句に行きと帰りの便名を取り違えて修正する間違いもしてしまい、これで入国審査を通るかなあ、と不安にもなりました。
 約3時間のフライトの後、上海・虹橋空港に無事着陸しました。
 初めて外国の匂いをかいだ時、なんか工業油の臭いがしました。
 「おおー、これが中国の臭いかあ」
 とか変な感慨が。。
 バスに乗って入国審査に向かいます。
 入国審査では中国人/台湾人/外国人に分けられて審査ブースがあり、外国人ブースはなかなか列が進みません。
 それでもチェックの早い人と遅い人が居るみたいで、遅い列に並ぶと左右の列がどんどん短くなっていくのが分かります。
 当然のように遅い列に並んでしまった私ですが、私の前の人がどんどん左右の短くなっていく列に移動していくので、 自然と自分の列も短くなっていきます(^-^;。それはそれでまあいいじゃん(^-^)。
 で、いよいよ審査官の前に立ちます。
 審査官はビシっと制服を着込んで「ニィハオ」と笑いもせず言っていました。
 私は思わず「ニィハオ」←わが人生初の中国人との会話
 へにょへにょな字、修正付きの入国カードを審査官に渡しました  が何も言われず、とくに何も怪しまれずにスタンプをぺたし。
 私は思わず「シェシェ」←我が人生初の中国語でのお礼
 そのまま入国審査をスルーしました。
 やたー(^-^)/~ とーとー中国初潜入成功 ←ちゃうやろ
 撮影した画像(初日分):上海までを公開します〜。
 〜初日編(ホテルへ)〜
 税関では何も言われずスルーして到着ロビーに出ます。
 そこではJTBの旗を持った実直そうな青年が待っていました。
 入国審査の順番が最後の方になっていたので随分と待たせたかなあ、などと申し訳なく思いながらニコニコ笑顔で近づきます。
 青年は「祝」さんと言いましたが、直ぐにこちらに気付き流暢な日本語で
 「こんにちわ、エフェメリスさんですか?」
 「はい」
 「あ〜、これで皆さん揃いました」←私たちの他にもう一家族いた
 「これからバスで皆さんのホテルに向かいますが、トイレは大丈夫ですか?」
 中国のトイレ事情は極めて悪いと事前知識を仕入れていたので到着ロビーのトイレで用を済ませていた私は「OKですぅ」。
 さて、いよいよ空港から出てバス(1BOXカー)に乗って出発です。
 上海の街は日本の街とさほど変わらず、空港周辺は東京の少し郊外、という趣を呈しています。見たところ十分に清潔だし、 クルマも普通の量が走っています。
 高速道路を突っ走って上海市街に向かいます。ガイドの祝さんの話ではいつもはもっと混んでいて、その多くの日は渋滞状態だ ということでした。
 今日は何故こんなに空いているのか分からないということです。
 ラッキー(^-^)
 しばらく進むと高層ビル、超高層ビルが散見されるようになってきました。
 ブルーを基調にしたものが多く、デザインはとても斬新です。
 このアタリから本格的にデジカメでぱちぱち撮り始める私です。
 祝さんはツアー客の私たちに問います。
 「上海というと何をイメージしますか?」
 同乗中の母子(中国はこれで4回目とか)が「歴史の街ですねえ」と答えると、私は「未来都市!」と即答。祝さんは
 「み、未来都市ですかあ?」と意外な答えを聞いたような反応です。
 え〜?だって浦東の未来都市を観たくて来たんだから当然の答えじゃん?
 そうこうしているうちに中心街の人民公園周辺に到着しました。
 GoogleEarthやガイドブックでさんざ観ているので初めて見ている感じがしません(^-^;。
 雰囲気としては神宮球場横の首都高速の風景のようです。
 その中で、既にアパートに置物がある「上海博物館」「上海大劇院」が望見できます。きゃーo(>_<)o。
 そして明日訪問する予定の「上海城市計画展示館」も見えてきました。
 きたーってなもんですね。ああ、Webでのみ見ていた建物がこうして実際にあるという仮想現実と現実の交差する瞬間を実感です(^-^)。
 このあと、同乗のツアー客である母子を中心街のホテル「ソフティル」で降ろし、バスは一路残る私たちを浦東 シャングリラへ運びます。
 黄浦江の下のトンネルをくぐり、いよいよ浦当地区です。
 わぁ!超高層ビルだあ、あ、上海タワーだあ、お!これは中国銀行ビルじゃないか!、と騒いでいると祝さんは
 「よく知ってますね」とガイドのし甲斐がない風体です(^-^;。
 ごめんね。もうこのアタリは調べ尽くしてるんだよぉ。
 撮影した画像(初日分):上海の街並みを公開します〜。
 数分後、シャングリラに到着です。
 ポーターさんが「May I help you?」ときたので思わず「No」と笑顔で答えました。
 もうちょっと気の利いた返事ができればいいんですけどねえ(^-^;。
 この後、祝さんがチェックインをしてくれ、サインだけして全て完了。
 但し、中国の☆☆☆☆☆ホテルでも荷物を部屋まで運んでくれたり案内してくれる人は付きません。
 日本の☆☆☆☆☆ホテルなら必ず部屋まで案内がつき、部屋の使い方などを教えてくれえるものですが。。
 では、ロビーで祝さんとは今日はお別れです。
 ここでひとつ気になったことを確認。明日の一日ガイドが「バスで移動」となっているスケジュール表を渡されたので、
 「明日はクルマで移動するのですか?一日ガイドってクルマじゃ なくて地下鉄とかタクシーだと思っていたのですが」
 と訊くと祝さん
 「あ、そうです!これ間違いです。ごめんなさい。あと集合場所はこの住所でいいのですか?」
 見せられた場所は単なる「住所」で、これは東京で事前に渡した「行ってみたいプラモ屋」の住所です。
 ここに行けないから住所を渡して「案内してね」って頼んでいるのにそこに集合とは話が逆です。
 「ここは明日行ってみたいプラモ屋ですよ。ここに行けないから ガイドをお願いしてるんじゃないですかあ」
 と笑いながら肩を叩くと祝さん
 「あ〜、そーか。そうですよね。じゃあ明日はここで?」
 「そう。ここで待ち合わせてくれないと。私達だけではどこにも行けません。」
 「わっかりました。では明日9時にこの場所にしましょう」
 「じゃあ明日もよろしくお願いしますね。」
 「はい。何かあったら私の携帯に電話してください。いつでもだいじょうぶ」
 となかなかフレンドリーでしっかりとした対応です。
 ここで祝さんと別れ、部屋に入りました。
 部屋はまあ☆☆☆☆位のグレードですね。事前に日本で聞き及んでいた中国の☆の数は日本でいうと一つ少ないくらいと思った方がよい、 という情報は的を得ているようです。
 ☆☆☆☆くらいならとくに不満もありません。調度や器具も日本と同じです。
 ただ、窓からの眺めがいまいち。。黄浦江に面した部屋なら有名な外灘の租界地区のライトアップを楽しめるのですが、この部屋 は隣の超高層ビルに直面しています。しかもこの超高層ビル、ビルの壁面自体が広告になっていて、イルミネーションビカビカ もう鬱陶しいこと甚だしいです。
 あと心配だったのは飲み水ですが、羽田空港の出発ロビー内で買った500mlのミネラルウォーターと、部屋に備え付けの無料 ミネラルウォーターがあったのでこれで初日は凌げそうです。
 浴室もキレイだしテレビもちゃんと点く(番組は意味不明)ので全てOK。
 〜初日編(上海タワーへ)〜
 夜、いよいよ初日のちょっとだけ観光です。
 上海タワーを目指します。
 地理は頭に入っているのでガイドブックも見ずにホテルを出てスタスタ歩いて行くと、正大広場という巨大 ショッピングモールの壁の端からタワーが見えてきました。
 きたぞーー!
 タワーに向かってごーごー!、というところですが、これが意外と大変。
 上海の街は歩道が在ったりなかったり。信号機もほとんどの交差点にありません。
 人は横断歩道が在ろうが無かろうがお構いナシに車道を横断します。
 クルマの方も人を気にしてないかのような勢いで突っ込んできます。

 日本では考えられない無法地帯、、それが中国の交通事情のようです。
 事前にそのような情報も得ていたので、郷に入っては郷に従え、車道を渡る現地の人の後ろから小走りに着いて渡っていきます。
 ある意味命からがら(^-^;タワーに着きました。
 チケット売り場周辺の広場では、これも予めネットで調べていたタワーの置物を売る人が何人か居ました。
 真面目に答えるととんでもない価格で売りつけようとするので、買う気があるなら5割くらいまで負けさせろ、という情報でした ので、買う気もなければ交渉する語学力もないので無視して通り過ぎるばかりです(^-^;。ごめんね、売り子のおばちゃん。
 さて、ここで第二の難関、単独でのチケットの購入です。
 そもそも上海タワーは三つの球体展望台が据えられており、また一階には歴史博物館も併設されています。これらそれぞれへの 入場毎に別料金で、そのニーズに合わせてチケットが異なります。
 最も下の球体展望台「下球」のみがAチケット。
 「下球」「中球」のセットがBチケット、、、という感じで、「上球」迄行ける、全ての施設を見れるチケットはFチケット で135元です。
 135元といえば2,000円近い金額で物凄く高い料金ですが取り敢えずこれを購入します。
 チケットカウンターで大きな声で「エフ!」と叫んで指を二本伸ばします(同行者分)。そして300元を窓口の奥へ押し込み ます。するとカウンタの横に立っていた警備のおねいさんがなにやら発券のおねいさんに口添えして、結果ちゃんと二枚の Fチケットとおつり30元が帰ってきました。
 やったー。中国で買い物できたー(^-^)/~。てなもんです(^-^;。
 それからタワーの入り口に向かい、入場です。ここまでの道程で既に数限りなくデジカメ画像を撮り続けてます(^-^;。 スーパーおのぼりさんですねえ。
 入場口では以外にもX線検査がありました。無粋な警備員が手振りで「さっさと荷物を通せ!」的な感じです。
 上海では噂どおり全体として接客や警備の人の態度がデカイです(^-^;。
 ここからは団体客なのかな?凄い行列の横をすいすい歩いてエレベータに向かいます。そのまま先ずは中球へ。。
 そこでエレベータを降りて唖然としました(-_-;。
 延々とした行列。。
 中球内を二週する行列に巻き込まれてしまいましたああ。
 どうも上球はとても小さくて入場制限が掛けられているようで、中球で待たされるルールのようなのです。でも下からはどんどん 人が運ばれてきますから、必然的に中球内にとぐろを巻くように行列が伸びていくわけです。
 わー失敗だあ(T-T)
 そこから5分毎くらいに数m前進する、を繰り返します。
 一体何時になったら上球に登れるんだろ、、(-_-;とげんなりしてしまいましたが、現地の上海人はみな元気元気!
 恋人同士はいちゃいちゃ、親子連れはきゃいきゃい。子供も全然ぐずりません。このパワーが現代の中国の発展の源か、 と思えるほどです(^-^;。
 後ろに居た体格のいい外人ですら「Oh!マンマミーア(-_-;」と愚痴ていたというのに。。
 さて、そうしてホントにようやく上球に辿り着きました。
 待ちに待った景色のはずですが、小雨降りしきる天候と疲れの為にあんまり真面目に景色を見ようとしない私です(^-^;。
 外灘(バンド)のライトアップの夜景と、金茂大厦の夜景をデジカメになんとか収めて体力的にはおしまい。
 時間は既に21時を廻っていたので帰ることばかり考えていました(^-^;。
 取り敢えず初日の目的その2、タワーの置物購入に移行です。
 上球の小さな空間に弧状に設えられているお土産コーナーのガラスケースを見て見ると、あるわあるわ。。タワーの置物。
 他になぜか中国のロケット「CZ-2F」や「CZ-3B」等の完成模型も陳列されています。
 日本のタワーでもそういう面はあるし、本来なら笑い飛ばす所ですが今の私にとってみれば渡りに船(^-^;。
 小型のタワーの置物とこのロケット2種類を買い求めました。
 ロケットは箱がベコって凹んでいたのでその部分を指差して
 「Other one please?」
 と言ってみましたが売り子のおねいさんは嫌そうな顔をして
 「No、Only this one」
 と突っぱねられました(-_-;。
 残念ですがそう言われてしまったら仕方ありません。これを買うことにしました。
 事前にネットで仕入れていた情報で、現地の売り子はとっても態度が悪いと訊いていましたが、まさにその場面に遭遇です。
 21時もかなり過ぎて「もう帰りたいなあ」と思っているのがアリアリ分かります。
 他の店員とくっちゃべったり、笑顔を全く見せず品定めをして断るとアカラサマに嫌そうな顔をしたり。
 すげー!、これが有名な中国の店員の態度かあ、などと私等は感心してしまいました(^-^;。
 さて、それでも一応買い物も済んで、夜も更けてきたので中球に降りることにしました。
 帰りのエレベータは余り混んでいることはなく、意外とスムースに中球に降りれました。中球は十分な広さで、お土産コーナー も上球の何倍もの大きさです。でも売っているものはみんな同じ。
 とはいえ、日本のタワーの売店で売られているものよりは余程しっかりしたものばかりです。
 人工クリスタルで建物の形を象り、エッチングパーツの外装を壁面に貼り付けた上海の主な建物の置物や、何種類もある上海 タワーの置物。いいなあ〜おもいっきりツボだあ(^-^)。
 でも主なものは既にアパートにあるので今回は撮影だけに留めます。でも観てるだけでしあわせo(>_<)o。
 ということで、中球を一周した後地上に降ります。これも特に混むこともなく出口に辿り着きました。
 中国でも出口は「出口」なので助かります(^-^)。
 一階には上海歴史博物館がありますが、もう観ている時間はありません。昔の上海を蝋人形などで再現した面白い博物館 らしいのですが。。
 取り敢えず一階ホールに在ったかなり大きなタワーの模型を撮影し、さらに閑散としたお土産コーナーを観ていきます。
 そこで、ご当地キティの上海タワー版を発見しました。
 こ、これは買わないと!。
 でも見渡しても店員さんが居ません。
 少し離れたブースに数人の店員さんがたむろしていたので、「キティ!キティ!」と声を掛けたのですが、もう売る気がない のかあっちへ行け!みたいに手を払いのけるような仕草をして 追い払われてしまいました(^-^;。
 仕方なく購入を諦めて、わっかりにくい出口を探し出して外に出ました。
 撮影した画像(初日分):上海タワーを公開します〜。
 〜初日編(食いっぱぐれ)〜
 夜ごはん。。。そうだ。ごはん食べないと。
 タワーの目の前には「正大広場」という巨大なショッピングモールがあるのでそこに行ってみました。
 6階がレストラン街ということでずんずん登っていきましたが、気後れして入店を迷っているうちに22時を廻り、各店舗が閉店 となっていきます。あ〜(-_-;
 飛行機の中で心配した状態が現実のものとなりつつあります。
 仕方ないので世界共通のフードショップ・マクドナルドで買うことにしました。
 チーズバーガーとオレンジジュース。あとポテトのS。これはカウンターに置いてあるメニューのシートを指差すことで指定 することができました。
 正大広場を出てホテルに向かいましたが、小雨がしゃんしゃん降り出してきました。何はともあれ買ったお土産が濡れること だけは避けなければ、、ということで小走りで走りながらジャンパーの中にお土産を囲って帰りました。
 ホテルで荷物を降ろして一息。(〃´o`)=3 フゥ。
 そこで冷めないうちにとハンバーガーを取り出して食べましたがなんかモソモソ。味が全然違うなあ。オレンジジュースも 冷たいヤツを頼んだのに生ぬる〜い。
 これは3日間に渡って感じたことなので少なくとも上海全域でそうなのでしょう。
 飲み物は生ぬるいです。
 同じウーロン茶でも冷えたヤツは1元高いし、それでも室温よりは少し冷たいといったくらいです。
 キンキンに冷たい飲み物にはついぞありつけませんでした。
 これが上海。
 さて、バスルームはとっても豪華なのでゆっくり(30分!)入って疲れをとります。私にしても30分は長かったなあ。
 お風呂から出て、体を拭いて、、あれ?ドライヤーが点かないぞぉ〜(-_-;。
 なんで?外国のドライヤーは使い方が違う?
 ドライヤーは机の引き出しに入っていて、取り出すと電源コードが引き出しの奥に伸びています。引き出しを引き抜いて調べて みると、電源コードがぶち切れてました(T-T)。
 引き出しの奥にコードが延びているので、宿泊客がドライヤーをビンビン引っ張って出しているうちに切れちゃったのでしょう。
 仕方ないからタオルでよく頭を拭いて、櫛を念入りに入れて寝ることにしました。。
 海外旅行は「仕方ないから」が多いですねぇ〜(^-^;。
 撮影した画像(初日分):ホテルを公開します〜。
--- 4/5(土) ----------------------------------------------------------------
 二日目です。この日こそが観光の本番です。
 〜観光編(上海リニア)〜
 ホテルに泊まると大抵は眠れずに朝を迎える私ですが、今回は出発前日がそもそも一睡もできなかったことと(^-^;かなり 疲れたこともあり、眠ることができました。奇跡的〜(^-^)。
 さあ、目が覚めると後は大忙し。
 ホテルのビュッフェに行って朝ごはんを掻き込みます。
 バイキングは自分でなんもかんもできるからいいなあ、と思っていても、給仕さんが「カフェ?ティー?」と訊いてきたりする ので、それには答えないといけません。中学英語レベルでなんとか飲み物を頼み、さっさと食べ物を集めてきて腹に収め ます。もぐもぐ。。おいしいです(^-^)。
 魚料理がメインですが、ちゃんとごはんとお箸も置いてあります。この辺が同一文化圏であることを実感させます。アジア人で よかった(^-^)。
 ぱくぱく食べてそろそろおいとま、の頃にになってレシートが置かれました。あれ?これは払わないといけないんだっけ?
 仕方ありません。どきどきしながら給仕さんを呼び、
 「Pay for this breakfast here?」
と意味が通じるのか怪しい英単語羅列英語で訊いてみました。
 すると「No!No!」と笑顔で答えてくれて「Sign Here?」とレシートのシグネチャーと書か れた場所を指差してきました。なるほど。
 サインをして席を立つと給仕さんも笑顔で「Thank you」と言ってくれたので、私も「Belly Nice Breakfast」等と答えて ビュッフェを出ました。
 中学英語でも意外とやりとりできるものですね〜。
 部屋に戻って一安心して、ガイドさんとの合流時間である9時を待ちます。
 そしてキャッシュベルトを巻き、ネックホルダーをぶら下げ、セキュリティも安心とばかりに部屋を出ます。
 ホテルのロビーでは時間通りにガイドの祝さんが来てくれて、挨拶。
 「どこに行きますか?」と訊かれます。
 東京では事前に予定表を渡しているのですが、現地には伝わってないようです。
 では先ずはリニア。「リニアモーターカーに乗りたいです」と言うと、「はあ、リニアですか、では行きましょう」とちょっと 意外そうな感じで出発です。
 そりゃそうです。
 リニアは浦東国際空港に到着した観光客が上海市街に向かう時、又は上海から自分の国に帰る時に乗るもので、既に上海に滞在 していてこれから観光する時に乗るものではないからです(^-^;。
 でもそんなの関係ありません。私はリニアに乗りたいの!
 ということでリニアの始発駅・龍陽路駅に向かうため、地下鉄2号線陸家嘴駅に徒歩で向かいます。
 上海は新しい街であり、且つ中国は政府の強引な計画を推し進め易い国柄でもあるので、地上鉄道は一切造らず、全て地下鉄化 する計画のようです。
 この日は曇り時々小雨とあいにくの天気で、下球以上が雲に隠れている上海タワーを横に見ながら陸家嘴駅に向かいます。
 交通マナーが最悪なのは初日に十分に体感してますが、祝さんにしてみればそのような事情の街に私たちを徒歩で連れて  行く初めての瞬間なので、めちゃめちゃ気を遣ってくれます。
 「はい、道路の真ん中までは右から来るクルマに注意して!」
 「はい、真ん中から先は左から来るクルマに注意して!」
 「でも反対側から来るクルマも一応注意して!」
 。。。どないせーちゅーねん(-_-;
 陸家嘴駅に到着しました。地下鉄なので地下に下りる階段を歩きますが、階段の脇には子供が喜びそうなおもちゃを動かして 見せる物売りさんがたくさん居ます。
 所得格差が広がっている現実なのか、昔からの貧しい人の定番の姿なのかは分かりませんし、祝さんにも訊くことではない と思ったので共に無視して歩きます。
 地下鉄の改札は日本のPASMOのような共通ICカード化されていて、またこのJTBのツアーでは50元がチャージされたICカードを支給 されるサービス付きだったので、そのままチケットなど買わずに改札を通過します。
 改札は日本のような「西部の酒場の扉」のような形式ではなく、遊園地によくある、中心軸から三本の鉄棒が放射状に伸びた 形式になってます。この棒を腰で押して回転させて入場します。
 ・・・わかります?(^-^;
 駅構内はとってもキレイ。日本の新しい路線の地下鉄駅とほんとに変わりありません。
 祝さんは「中国の地下鉄は日本と違いますか?」と訊いてきますが、正直「日本と同じですね〜。日本の新しい駅のよう にキレイですよ(^-^)」と言うとうれしそうでした。
 地下鉄が来ました。
 日本と変わらないキレイな地下鉄です。車内も静か。
 ただ、ドアの開閉時の警告音がけたたましいのなんのって。
 そこまで警告しないとアカンかい?と思うほどうるさいです。
 私たちが乗ったのは週末の朝10時前ですから、ラッシュ時はもしかしたら全然違う、戦争状態なのかもしれません。
 ネットでの事前調査では、上海の地下鉄はまごまごしていると乗れないし降りれないと書いてありました。乗降に失敗するのは 大抵日本人だけだ、とも。
 みんな我勝ちに突撃するというお国柄でも空いている時間帯はそんなことは無かったです。
 日本に居る時に見積もった時間通り、約20分弱で龍陽路駅に到着しました。ここで下車してリニアに乗ります。
 リニアは共通ICカードは使えないのでチケットを買う必要があります。祝さんにお金を渡し、チケットを購入してもらいます。
 以後、祝さんのメインの仕事はこれになります(^-^;。
 リニアの改札でもX線検査があり、かばんを検査に通します。
 この辺は日本よりもはるかに厳しい体制です。ちょっと高級な場所(上海タワーとこのリニア)にはX線、、、ですかあ。
 ホームに上がると、既にリニアモーターカーが停車しています。
 リニアも駅もブルーとオレンジのテーマカラーで統一されていてその辺は新しい時代に即した感覚だなあ、と思わせます。
 早速乗車してシートに座ります。ふつうー。新幹線と同じ感じ。
 しばらく待って発車しました。だんだんと加速していきます。
 このリニアは最高速度は430km/hなのですが、その速度に到達するまでには数分か掛かります。
 速度は連結口付近の天井に電光掲示されていますが、これは日本のリニアも同じらしいです。
 しっかしガタゴトと揺れますねぇ(-_-;
 上海のリニアは日本と違って1cmしか浮上しない(日本は10cm)そうですが、それでこんなに揺れていたら車体の底部は絶対 ガイドウェイにこすれてるやろ、と思わせます。
 ちなみにこのリニアの導入元のドイツでは、ガイドウェイの左右50mは緑地帯にしないと電磁気の影響を完全に排除し切れる とは言い切れない、と研究結果を提出していますが、この上海リニアはガイドウェイの左右には11mしか緑地帯が無いそうで それに気付いた周辺住民から抗議の声が挙がっているそうです。
 そんなに影響があるん?とも思いましたが、一回乗るだけならまあいいだろ、と乗っているのが今の私です(^-^;。
 さて、431km/hに到達です。乗っているのは私たち日本人と外人さんだけですが(上海市街と空港を結ぶなら地下鉄のが 安いし待ち合わせ時間も含めたら大して時間は掛からない)、電光表示を見てみな喜んでいます。そういうもんですよね〜。
 でも431km出しているのはほんの少しの時間で、直ぐに減速を始めます。なんせ全線で30kmですから、9分で到着して しまうからです。全線の多くは加速と減速に費やされます。
 まもなく浦東国際空港に到着です。この空港はなんと世界最大だそうです(祝さん談)。
 リニアを下車して、先ずは先頭車両へ。祝さんはいぶかしげに着いてきます。
 そこでリニアの先頭車両をデジカメに納めます。祝さんも「そういうことか」的表情。しかしホーム中ほどに居た警備員 が大声でこっちに何か言ってます。
 「そんなところで何してる、さっさと行け」
 位のことなのでしょう。祝さんが大声で何か答えて居る内に撮影を終え、ホームから降りる階段へ向かいます。
 やっぱり上海の警備員、というか制服を着た人は態度が偉そうだなあ。
 さて、速攻帰りのリニアに乗車です。何のためにリニアに乗って来たのかって?それはリニアに乗るためにです。
 目的自体がリニアへの乗車なので、終点に着いた途端に折り返しです(^-^;。

 帰りもまたガタガタ揺れながら9分間の旅を楽しみます。
 乗っているのはやっぱり外人だけ。このリニア、赤字間違いなしです。
 もう一つ、朝早い時間と夜遅い時間は300km/hしか出さないことを後で知りました。結構早い時間帯に乗車したのでヘタを したら低速運行の悲劇に見舞われる所だったようです。
 ラッキーラッキー(^-^)。。。そして龍陽路駅に無事到着。
 ホームから改札に向かう途中で、、あ!あれは!あれは〜!
 売店です。
 すたたたたと駆け寄り、ガラスケースを覗くと念願のリニアの模型が!!。やったーo(>_<)o
 私のはしゃぎように祝さんびっくり。「何この人」的な目で観ています。いーの。それが私なの!。
 で、模型は大小2種類があります、これも事前にネットで仕入れた情報どおり。そして予定通り「小」を買うこととし、 祝さんに購入の手伝いをお願いします。
 売り子のおねいさんはとっても笑顔でちゃんと実物を見せてくれ私が「OK」というと袋に収めて渡してくれます。
 昨日の上海タワーの売り子さんとは大違い。
 でもこれはこれから訪問する全ての売店で経験することでした。
 日中はみんな笑顔で積極的なんです。日本以上に情熱的に売ろうとしてきます。
 それが中国。
 さて、めっちゃ重いですが取り敢えずターゲットの大物の1つリニアの模型を入手しました。もうるんるん♪状態の私を見て 祝さんもなんとなく私という人間が分かってきたようです。
 この後は同駅の付帯設備のリニア資料館を見学です。
 ただ、入り口で揉め事が(-_-;。
 祝さん曰くリニアの乗車チケットがあればここはタダのはずということです。受付のおねいさんは何元だっけか?を要求 してきます。しばらく祝さんとおねいさんの言葉の格闘が在った後祝さんの口から「どうも有料になったみたい」と いううなだれた声が。。こっちは先を急ぐ旅でもあるので全然かまわないので「いーよいーよ、払って入りましょう」と言って さっさと支払い入場しました。
 中は意外とちゃんとしたミニ博物館です。
 リニアに特化した展示なので、前半はどうしたって日本のリニアばかりになってしまいます。
 世界初のリニアモーターカーから始まって、最新のMLX01まで模型や絵が展示されています。
 途中からは上海リニアの原型となったトランスラビットも登場以後は上海リニアの建設の様子と模型展示になります。
 祝さん曰く、ドイツのリニアは常電導、日本のリニアは超電導方式だそうです。中国はコストの面でドイツを選択した、 とここはちょっと気を遣われた感じです。
 でもその気の遣い方は日本的ですよね。だから本来は仲良くできる民族同士なのではないか、とも思えます。
 展示館をしっかりとデジカメに収め、売店を一瞥して(模型はもう買っちゃったから〜。でも買うならこっちの売店の方が 正当的だったかな?)次なる目的地へ移動です。
 撮影した画像(二日目):リニアモーターカーを公開します〜。
 〜観光編(浦東未来都市)〜
 祝さんの「次はどこに行きますか」の問いに「ジンマオタワー!」と即答。
 上海といったら豫園、外灘、新天地、南京路と観光地がわんさかあるのになかなかそこに行こうとしない私たちですが、祝さんは 客の希望にあわせるのが仕事なので、
 「はい。じゃあ陸家嘴駅まで戻りましょう」
 地下鉄2号線で件の駅まで戻ります。
 駅を降りて金茂タワー(金茂大厦)へ徒歩で向かいます。
 その途中、浦東の未来的な超高層ビルが見たい放題ですo(>_<)o
 金茂タワーに向かって歩けば、自動的にこの未来都市を散策することになるのは事前の地理調査で把握済みなわたしです(^-^)。
私は歩いては歩を止め、歩いては歩を止めてデジカメで未来都市を撮影します。
 祝さんは完全に私のシュミ・観光目的を理解したようで、私が止まると黙ってリニアの模型などの重い荷物を持ってくれて 撮影が終わるのを待ちます(^-^)。
 そうしてパチパチ撮りながら、地下鉄7号線の工事で通行止めが多いルートを回り道をしながら金茂タワーに到着しました。
 88階の展望台に行くには一旦地下に降ります。
 そこには既に売店があり、タワーの置物が並んでいます。
 直ぐにショーケースにへばりつく私を剥がすように祝さんがチケット売り場へ向かいます(^-^;。
 展望チケット売り場では、
 「悪天候だから景色は全然見えないよ」
的注意書きが書いてあると祝さんが教えてくれましたが、例え景色が見れなくとも登って撮って買うことが重要とばかりに チケットを買ってもらい、エレベータでずんずん登ります。
 登った先は88階展望台。
 外は真っ白。ホントに何にも見えません。マッチロケ。
 がっくしorzですが、仕方がありません。
 展示されている金茂タワーの模型を撮影したり、売店の様子を撮影したり。。
 あとはこのタワーの名物です。金茂タワーは中心部が吹き抜け構造になっていて、まるでデススターの中央竪坑のようです。
 吹き抜け部分はグランドハイアットホテルで88階展望台から下を俯瞰できるようにガラス張りの蓋がされています。
 なので蓋に覆いかぶさるようにして撮影しました。
 その後はタワーの置物です。そそくさと売店に進みます。
 祝さんも心得ており、一緒に側に居てくれます。
 売り子のおねいさんが笑顔一杯で”私が買おうとしていない”タワーの置物を勧めてきます。その前向きな姿勢やよし!
 でも欲しいのはそれじゃないの。ということで、ケースの中の別の置物を指差します。おねいさんは素早くそれを取り出し、 笑顔でいかにも「どうですか?」的な様子です。
 あとは私の「OK」的仕草で意思疎通をして購入しました。
 私が欲しかったタワーは金茂タワーの先細りのデザインに忠実なもので、おねいさんが勧めてくれたのはクリスタルでキレイ ではあるけど金茂タワーの外形には忠実ではないものだったのです。
 なのに勢いで、おねいさんが最初に進めてくれたクリスタルにエッチングパーツの壁面を張り付けた綺麗なタワーの 置物も買ってしまいました(^-^;。
 ただ、ここで初めて観た上海の他のタワーの置物が気になり、祝さんを通じてケースから出して見せてもらいました。
 それは南京路にあるウェスティン上海ホテルの置物です。
 なかなかの出来なので、これを欲しいと頼むとおねいさんは早速箱に入れようとし始めます。。。。おっと!
 展示品はイヤじゃーo(>_<)o。在庫が欲しいの。
 「Any Other Stock?」と訊くとおねいさんは展望台の中を走り周り始めました。とっても情熱的です(^-^)。
 でも結局展示品しかないことが分かり、残念だけど買うことは断念しました。。。。したらおねいさんの表情が思いっきり 嫌そうに。。その辺は昨日と変わらないにゃー(-_-;
 これで買い物は完了。さっさと次のスケジュールに移らなければなりません。
 この時点で手に持っている荷物はリニアモーターカーの模型、金茂大厦の置物2つと結構重くなってます。
 シャングリラは目の前ですから予定通り荷物を一旦置くためにシャングリラに向かいます。
 取り敢えずシャングリラのロビーで祝さんを待たせて部屋に向かいます。
 部屋に着くと、ちょうどルームサービスの最中でした。
 これは言っておかないと!。
 先ずはルームサービス中の二人に10元ずつ「Tip Please」と笑顔でチップを渡し、その場でおねいさんを手招き、  ドライヤーが点かないことを操作して見せます。
 「Oh!」と理解したようなので、私は続けて「Please Repair」と修理をお願いしました。
 「OK」と直ぐに返事をしてくれ、フロントに電話を掛けています。
 これでドライヤーは安心ですね(^-^)。
 荷物をスーツケースに入れて鍵を閉め、ルームサービスのおねいさんに「We go sightseeing」と告げて再び部屋を出ました。
 フロントで祝さんと再び合流して再出発です。
 次は上海タワーですが、前日夜の行列にうんざりしていた私は登頂することを中止することにしました。
 ただ、一階に売っていたご当地キティの上海タワー版は手に入れておきたいと思い、祝さんにその旨を告げて上海タワー に向かいました。
 タワーの入り口でチケットを買い(もう慣れたので自分で買いました)ゲートをくぐりました。
 そのまま行くのはめんどくさいと、祝さんの薦めで出口から入ろうと出口へ向かいます。
 ところが出口には警備員が立っていて、大声で逆からの入場を拒みます。やはり中国の警備員は態度が横柄(-_-;。
 祝さんも喧嘩腰で食い下がりますがやはりダメでした。
 めんどくさいけど本来の入り口から入ってぐるっと回って一階出口付近の売店に到着です。
 考えてみれば出口から入ると例のX線検査を受けない客が入場することになり、その面では警備員が拒む理由はあるわけです。
 ここでめでたくご当地キティを購入しました。タワーを出る時、入り口にあった別の売店で気になっていた 上海タワーの小型の置物の別Verをもう一つ購入しました。
 ここで腹ごしらえ。
 昨日エライ目に遭った正大広場でお食事リベンジです。
 今度は祝さんが居るから無敵じゃーo(>_<)o。
 でも祝さんはお勧めのお店とかは紹介しないと言います。食べたいと思うものを自分で見つけるべし!と祝さん。
 うーむ。確かに。それは正しい。
 そこで前日食べるのを諦めた店を見て行くうち、「干し鍋」のお店が良さそうだ、ということになりました。祝さんも、お客 さんが多いこの店なら間違いもないでしょう、とアドバイスです。
 そこでこの店に決めたわけですが、満席なので店の外で待つことになりました。その間に祝さんがメニューを借りてきて、予め 注文するものを選べるようにしてくれました。
 すごいデキるガイドさんに当たったようです(^-^)。
 ほんとに痒いところに手が届くって感じ。
 で、私としては郷に入っては郷に従えの例えの通り、犬の肉の干し鍋を食べたいと思ったのですが、同行者が断固拒否するので やむなく牛肉の干し鍋に(-_-;。
 ついでに「おこげ」とほうれん草の炒め物を注文することにし、席が空くのを待ちます。
 席が空きました。運良く店の一番奥です。これなら周りの目を気にせず食事が出来るというものです(^-^)。
 祝さんは店員に注文をし、全ての段取りが出来たところで「40分したらまた来ます」と言って出ていきました。
 当然、「ごちそうしますから一緒に食べましょう」と誘いましたが、そこは厳しく教育されているようで、固辞して店を出て 行きました。すごいなーJTB!
 でもこういう時は一緒に食べても会社にはバラさないし、そういう厚意は受けることも決して悪いことではないと思うよ、 祝さ〜ん(^-^)。
 干し鍋はとてもおいしかったです。ん〜、アレみたい、ほら、スペアリブ!。私の大好物ですけど、それに似ています。 それに似ているから食べにくいったらありません(^-^;。
 口の周りが肉の脂とタレでぐちゃぐちゃ。べろんべろんになりながら食べ進めます。
 おこげもおいしい。マンゴーかな?フルーツのソースに漬けて食べるのですが、本場のオコゲはやっぱり違〜う(ちなみに ソースはオコゲに掛けるのであって、漬けて食べるのは正しい食べ方ではありません。知ってて漬けて食べました)。
 にしても量が多い(-_-;。。とても食べきれるものではありません。祝さんが戻ってきたときにようやく8割食べたという ところでお腹いっぱい(-_-;。
 撮影した画像(二日目):浦東未来都市を公開します〜。
 〜観光編(外灘散策)〜
 上海タワーから黄浦江に向かって歩いたところに観光トンネルの入り口があります。
 観光トンネル、それはクルマが行き来するトンネルではありません。黄浦江を潜るトンネルではありますが、乗り物は 専用のゴンドラになります。
 一台のゴンドラに約十人くらいが乗り、自動運転でトンネル内を進行します。トンネル壁面には 電飾が施されており、様々な光の模様を描き出します。一種のアトラクションですね。
 別に「観光トンネルがとても見たい!」というわけではないのですが、外灘に出るには一番の近道でもあるのでこのルートを 選択しました。
 祝さんにチケットを買って貰って乗車ブースに向かいます。一台に十人弱しか乗れないので、離ればなれにならないように 気をつけて一台にまとまって乗車します。
 ゴンドラは乗り場に着くとターンテーブルで180度方向転換して客を乗せるので、それ自体も見せ物となっています。
 発車。。早速トンネルの電飾が輝き始めます。。
 ひゃー、なんかチープ(-_-;
 ちょっと子供だまし?。。でもこれも事前にネットでそーゆーものだと知っていたのでがっかりはしません。それよりこの チープな電飾を思い出にする秘策の実行に専念です。
 それはデジカメ。夜景モードでスローシャッター撮影すると、あ〜ら不思議。チープな電飾が光のアートに変身します。
 どういう絵が撮れるかは運次第なので、どんどん撮影していきます。結果は後でのお楽しみ(^-^)。
 そうして5分ほどで向こう岸に到着します。
 降車して地上に出る間、デジカメの映像を確認していたら、それを見た祝さんが驚いてました。
 「お〜、キレイですね〜。どうやって撮ればそうなるんです」
 「夜景モードですよ〜。夜景モードで撮ると光が尾を引いてキレイに映るんです」
 「なるほどぉ!」
 てな会話をしながら地上へ出ます。
 撮影した画像(二日目):観光トンネルを公開します〜。
 そこは既に外灘(バンド)エリアです。
 バンドとは列強各国による租界時代の欧風の建物が残る歴史的な街のエリアのことで、また黄浦江を挟んで対岸に浦東の超 未来都市も望見できるという贅沢な観光ポイントです。
 この日は雲が低く垂れ込め、輝くような浦東とはいきませんでしたが、租界時代の歴史ある建物と霧にけぶる浦東をデジ カメに収めまくりました。
 ただ、ここではプラコップに小銭を入れて手でフタをしてカラカラと音を立てるように振りながら寄ってくる物乞いが とても多かったのも印象的でした。
 そこらじゅうに居ます。日本の観光地ではちょっと考えられない光景かも知れません。
 余り時間はありません。物乞いさんは別にしても、外灘と浦東を撮るだけ撮ったらタクシーでの移動になります。
 撮影した画像(二日目):外灘散策を公開します〜。
 〜観光編(上海城市計画展示館)〜
 次はどこへ?
 本日のメインイベントその2、上海城市計画展示館、即ち都市計画展示館の見学です。
 祝さんは「え〜、計画展示館ですかあ」とちょっとストレスが溜まってきたようです。
そりゃそうです。祝さんの頭に詰まって いる観光ポイント、豫園や新天地に行こうとしないのですから、その知識を披露する機会がないわけです。
 もちろんリニアでも浦東でも金茂タワーでもいろいろ説明してはくれましたが、それは多分、祝さんの持つ知識でいうと窓際族的 知識だったのではないでしょうか(^-^;。
 あわれ、私達のガイドになったばかりに。。
 などとちびっとだけ同情しつつ、さっさと都市計画展示館に向かいます。
 上海のタクシーは白タク行為も横行しているという事前情報でしたが、ガイドさんが同乗するのでそれは安心です。
 約10分ほどで展示館に到着しました。
 おお、これがGoogleEarthの衛星画像で見た展示館!
 祝さん
 「ここに入ったら、貴方だともう出てこれないかも知れないですよ(-_-;」
 と半分諦め気味です(^-^;。それだけ私向きの博物館だということですね(^-^)
 入場したらそこは「都市フェチ」「タワーフェチ」な私にとってはパラダイス。
 一階ホールにいきなり黄浦江流域の都市模型が展示されています。そこからはもうデジカメストーム。撮って撮って撮りまくりです
 一階ホールだけで小一時間は過ごしたでしょう。
 二階は上海の歴史を写真中心で紹介するエリアでしたが、三階は一階の数倍の規模の上海の都市模型が全館のフロアに渡って展示 されています。うぉ〜〜(>_<)。
 以前、六本木ヒルズで観た世界都市展の山手線の内側の都内模型のおよそ4倍はありますね、こりゃ。た、たまらん。
 祝さん、三階に来て一言
 「あ〜、これはダメだ。。orz」
 私がへばりついて離れないことを予期してうなだれています。
 上海の都市模型の周囲を一周しながら丁寧に撮影していきます。
 上海には浦東地区の他に副都心があることもこの都市模型で理解できました。初日、空港から上海市街地に向かう途中で撮影した 弓なりの高層ビルも模型の中にあります。
 百枚近く撮ったでしょうか。。17時もすっかり廻って閉館時間が近づいた頃、漸く私は満足し、退館することになりました。
 祝さんは売店で再び私が動かなくなることを心配していましたが意外にも売店には建物の置物などは殆ど無く(あったけど全部 他で観たヤツばかり)、スルーすることができました(^-^;。
 既に正面ゲートは閉鎖されているため、地下を廻っての退館となります。ただ、地下にはお台場のビーナスフォートのような 造りになっており、古き良き時代?の上海の街並みが再現されていました。
 これがあることを知っていたら私ももう少し早く都市模型から剥がれていたかも知れません。。
 撮影した画像(二日目):上海城市計画展示館を公開します〜。
 〜観光編(翼風模型探訪)〜
 さて、次は。。。プラモ屋ですo(>_<)o
 祝さんが「次はどこに行きますか?」と訊くので
 「例のプラモ屋に行きましょう」
 「・・(-_-;」←豫園とかに連れていきたそう
 祝さんはとってもいい人ですし気持ちは分かりますがこっちも真剣な観光、目的があるので知ったことではありません(^-^;。
 早速タクシーを捕まえて出発です。予めプラモ屋の住所と大体の位置を祝さんに伝えてあるので、タクシーの運ちゃんと中国語で 勝手に話して走っていきます。
 くどいようですが私の頭には上海のかなりの範囲の地理が入っているので、タクシーが走っている場所も大体分かります。
 で、私の頭の中の地図でもこの辺だろう、というアタリで祝さんが「あ!あの青と赤の看板!プラモ屋ですよ!」と見つけて くれました。確かに衛星画像で観た通りの、マクドナルドの向かいに近い場所でした(^-^)。
 東京のアパートに居ながら、上海のこの通りの一件のプラモ屋の場所が分かっていたことになります。
 凄い時代になったものです。
 早速タクシーを降り、プラモ屋「翼風模型」に向かいます。
 プラモ屋は通りに面した部分がショーケースになっています。
 あったあった!。中国国家航天局(日本での宇宙航空研究開発機構にあたる)の月探査機、日本の探査機「かぐや」のライバル 「嫦娥1号」の模型!きゃおきゃお〜(>_<)
 入店して店内を一巡します。そこには最近近代化が著しい中国海軍の戦闘艦のプラモやそのプラモの完成模型の陳列もあり、 その面でもすっかりはしゃいでいる私です(^-^;。
 独りで勝手に
 「おーチャンウェイクラスだあ、お、これはルダクラスじゃん」
 と喜ぶ私。”何だこの外国人は”的目で見る店員のオヤジ。
 でも肝心の嫦娥1号がありません。あれ?
 祝さんに頼んで、私を怪しむオヤジに訊いて貰いました。
 すると、嫦娥1号はプラモではなく金属の完成品で、展示している現品しかないということです。それで980元(16,000円)です。
 ん〜、どうしよう。。現品?それはないでしょう。。
 ということで諦めることにし、祝さんにその旨を伝えました。祝さんは再びオヤジと話しています。多分買わないということを 伝えているのでしょう。。。。。しかし。
 もう1人居た別のオヤジが
 「一個だけ自分用に未開封のを持っている。買うなら倉庫から 持ってくるよ」
 と言っていると祝さんが説明します。え?あるのん?
 となると、、後は箱の大きさです。
 祝さんに「箱の大きさを訊いてくれ」と頼みます。
 大きすぎるとスーツケースに入らず、日本に持って帰れないのが心配だからです。この意図がなかなか伝わらず、店のオヤジは 「買うと決めないと持ってこない」と言っているそうです。
 私は持ってこなくてもいいから箱の大きさを教えて、と祝さんを通じて粘ります。
 するとようやくこっちの心配を理解したオヤジが大きさを身振り手振りで教えてくれました。ん〜、それくらいなら持って帰れるかも。。
 祝さんがオヤジから聞いた話では
 「三菱の社長さんも個人で買って日本に持って帰ったよ」
 とのことだったので、私も購入を決心しました。
 高価であることは余り気になりません。元々十分に予算を組んで全額消費することすら覚悟の上でこの地に来ているのですから。
 それより持って帰れないことのが心配でした。
 さて、980元を支払ったところでオヤジが大事そうに嫦娥1号を持ってきました。
 でっか!
 え〜!?オヤジの身振りよりでかくないか?(-_-;
 でももうしょうがないです。新品を目の前にキャンセルする気にもなるはずもありません。
 外は曇り時々小雨という天気なので、祝さんに頼んでオヤジに二重にビニールの袋に包んで貰いました。
 つまりビニール袋に箱を入れ、その袋ごと今度は逆さまにもう一枚ビニール袋に入れるのです。これで防水も万全(^-^)。
 これで上海で購入したかった全ての品物を確保、です。
 メチャクチャ重い嫦娥1号を持ちながら、しかし、満足した私は  店を出ました(^-^)。
 撮影した画像(二日目):翼風模型を公開します〜。
 〜観光編(外灘のライトアップと浦東の夜景)〜
 さて、後はさっき見てきた外灘のライトアップと浦東の夜景です。
 と、ここで気付いたこと。知人・同僚へのお土産が揃ってません。
 買い求めたいターゲットが全て揃ったために残件として逆にクローズアップされてきました。
 ただ、中国には多くの同僚や知人にお土産を買う、という習慣がないそうで、祝さん曰く 「安くてたくさん入っているお菓子などのお土産を売っている店などない」
とのことです。あ〜どうしよう。。
 祝さんは祝さんでガイドとしての使命が消化不良気味のようで、とうとうそれまで決して口にしなかった
 「新天地に行きませんか」と直接的にお勧めを言い出す始末。
 状況は混乱の様相を呈してきました。
 ついでに重い嫦娥1号を持っていることもお忘れなく。
 ということで仕方なく以下の会話です。
 「新天地はオシャレの街だと聞いているけど、さっき訊いたようなお土産は売ってるのん?」
 「・・・・全然売ってないです」
 「じゃあダメ」
 「(-_-;」
 で、とにかく外灘のライトアップと浦東の夜景を観て(撮影して)ホテル近くの例の巨大ショッピングモール「正大広場」でお土産 &夕食としよう、と決め、移動を開始しました。
 外灘のライトアップはとってもキレイでした。低い雲のおかげでライトが空に反映し、なかなか幻想的な雰囲気すら醸し出しています。
 浦東側の夜景もキレイ。でも晴れた日の夜景も観たかったなあ。上海の新旧の街並みを十分に目に焼き付け、デジカメの記録 メディアにも焼き付けました。
 撮影した画像(二日目):外灘ライトアップと浦東の夜景を公開します〜。
 〜観光編(ラストスパート)〜
 帰りは再び観光トンネルです。
 観光トンネルのチケット売場は外灘側も地下にあり、そこには売店も建ち並んでいます。ミニ地下街といった感じです。
 そこで中国風の小じゃれたスリッパが売られていて、これなら体積もないしじゃまにもならないだろう、ということで家族用に 複数買い求めました。
 でもこれ一足60元だって。かなり疲れていて頭が廻らなかったのも事実ですが、スリッパ一足60元?
 これは完全にボラれました(-_-;
 というか、値札がないこういう品物は半額を目標に値切れ!とあらゆる事前情報が叫んでいたのを後になって思い出しました これは完全に失敗ですねぇ。しくった。
 でも一つ良いこともありました。
 同じ地下街の別の売店で、昼間見学した都市計画展示館そのものの置物が売られていたのです。
 「祝さん!祝さん!これこれ!」
 「あ〜、計画展示館じゃないですかあ、あなたこういうの好きですもんね〜(^-^;」
 売り子の女の子も私が展示館の置物に興味を示している事に興味を示しています(^-^;。
 祝さんは売り子の女の子に
 「この日本人はリニアの模型とか建物の置物が大好きなんだよ。この展示館は昼間、実際に見学した建物だから気に入ってる んだよ。彼の持っているこの箱なんかわが国の月探査機の模型だよ」
 とか言ったらしく、女の子は好奇心一杯の目で私の抱えるビニール袋を引っ張り、中を見て喜んでます(^-^;
 こらー、客をネタにするな〜祝さん!o(>_<)o
 で、当然、計画展示館の置物を購入し、観光トンネルに乗車、帰路に就きます。もちろん帰りも夜景モードで撮りまくり。
 浦東に着いたら正大広場に向かい、取り敢えず地下の食品売場に行ってみました。
 したら一個単位で買えるお菓子のワゴンがあり、これを山盛り調達してお土産とすることが出来ました。やったー!
 その後レストラン街に上り、定番の小龍包を食べれる店を見つけ入店。ある意味偶然ですが、そこからは黄浦江を挟んで外灘の ライトアップが観れる絶好の店で、座ったのも窓際の絶好の席でした(^-^)。
 小龍包と甘酒のようなスープに白玉が入ったもの(祝さんの説明では、夜食として食べるものらしい)、あとカニミソのスープに 豆腐の麺が入った物を頼みました。
 これは大正解。どれもこれもすっごくおいしい!かなりの量でしたが、ほぼ全部食べ尽くすことができました。
 祝さんは相変わらず実直で、やはり40分後に来るからと同席を固辞して店を出ていきました。
 祝さんが来る前にオーダーストップの時間となり、給仕さんがその旨聞いてきましたが、何となく分かったので「OKOK」と 言ってこれ以上のオーダーはないことを伝えました(というか伝えたつもり(^-^;)
 その後、支払いを済ませレシートにサインしたところで祝さんが戻ってきました。ナイスタイミング。自分で精算できたのは 嬉しかったですから。
 全ての観光行程を消化し尽くして、隣にあるシャングリラホテルに戻り、ここで祝さんとお別れです。
 もちろん最終日の空港までのお見送りにも祝さんが来ますが、とにかくこの日は祝さんに感謝感謝です。自分的には最高の 観光をすることができました。終了時刻も表計算ソフトで事前に予測していた21:45きっかりで終わることができました。
 ある意味奇跡ですね〜。
 撮影した画像(二日目):夜ごはんを公開します〜。
 〜帰国準備編(怒濤の荷造り)〜
 部屋に帰ってゆっくりお風呂に入って、さて荷造りです。
 さあどうしたものか。。。このおみやげの山(-_-;
 ・上海タワーの置物が二棟。
 ・ご当地キティ上海タワー編1コ。
 ・金茂タワーの置物が二棟。
 ・中国のロケットが二機。
 ・中国の月探査機の金属模型。
 ・上海リニアの模型。
 ・上海城市計画展示館の置物。
 ・お菓子の山一袋
 ・スリッパ3足

 はうあ〜。
 といってもこれあるを予測して来ていたので、スーツケースは元々ほぼ空っぽで来ています。
 中にはぷちぷち(エアキャップ)を一杯に詰めて来ていたのです。
 先ずはぷちぷちをケースの外に出し、買った品物を詰めていきます。そしてその後、それぞれの品物の隙間にぷちぷちを挟み 込み、フタをしてみたら、、ピッタリはまりました〜。
 上海リニアの模型は手提げ鞄(というより3Wayのデイパック)にちょうど収まりました。これでなんとか全ての品物を持ってきた かばんとスーツケースに詰め込むことが出来ました。
 哀れなのは持ってきたガイドブック。都合3冊ものガイドブックはもはや持ち帰ること能わず。。。そのまま余った大量のぷち ぷちと共に部屋のゴミ箱にギュー詰めの運命となりました。
 撮影した画像(二日目):荷造りを公開します〜。
 最後に、、トラブルが一件。
 いや、ドライヤーは直ってましたよ。ちゃんと直ってました。
 観光の荷物になるし、重要度は比較的低いJTBの旅行のしおり等をしまっておいたセーフティボックス(金庫)がリセット状態に なっていたのです。設定した暗証番号を入力しても開きません。
 あんぎゃ。これは困った。
 パスポートも現金も航空券引き替えチケットも重要なものは全て持って歩いていたので帰国は出来ると思うのですが、JTBのしおり にもしも重要なものがあったらシャレになりません。
 意を決してフロントに行きます。
 フロントでは「Japanese speak man please?」とかなり怪しい単語羅列英語で訊いてみるとフロントのおにいさんが 「あ〜、少し?」と言ってくれたのでこちらも一気にリラックスできました。そこで
 「Safetybox locked out. Corrective number enterd but not open」
 とゆっくり話してみました。するとおにいさんが
 「OK! room number please?」
 ときたので
 「one tree zero seven:1307」
 と言うと
 「OK Waiting please」
 ときました。なのでいちおう
 「May I waiting room?」
 と上の階を指差す身振りで訊いてみると、おにいさんは笑顔で
 「Year」
 と言ってきました。おお。会話成立?
 なのでサンクス!と言って一旦自室に戻りました。
 それから約10分。長かったですぅ。
 なんせ自分の単語羅列英語が通じている保証はないのですから。
 でも10分したらさっきのおにいさんがもう1人連れて部屋に来てくれました。その1人が専用のツールで金庫を解錠してくれ、 事なきを得ることが出来ました。
 この後はミネラルウォーターを飲んで、おやすみなさい。。ですm(_._)m
--- 4/6(日) ----------------------------------------------------------------
 最終日です。
 〜帰国編(日本人でよかった)〜
 最終日は午前7:15にホテルのロビーに集合、ということで朝食を食べている時間がありません。
 ロビーでチェックアウトを済ませますが、冷蔵庫の飲み物を飲んだかどうかを訊かれることは 間違い在りません。フリーのミネラルウォーター以外飲んでないことを伝えるために、予め メモ用紙に英語で何もドリンクを飲んでないことを書いた紙を用意し、フロント係に渡しました
 フロント係の方は「OKOK」と言ってくれて、チェックアウトの容姿にサインして以外と簡単に 終わりました(^-^)
 さて、時間通りに祝さんが迎えに来てゴー。高速道路も混んでなくてスムーズに虹橋空港に 到着しました。
 祝さんにチェックインをしてもらい、固く握手を交わして
 「日本に来たら、わたしがただでガイドして挙げますよ」
 「お〜、ありがとうございますぅ。日本行ってみたいです」
 記念撮影しておわかれ。どうもお世話になりましたm(_._)m
 手荷物検査では手提げ鞄に入れたリニアの模型がX線に引っ掛かりました(-_-;。どうも車両の先端部が 尖っている形が刃物に映ったようです。
 係官が中身を出してリニアの模型であることが分かりましたが、検査官の間で中国語の早口で議論が はじまってしまいました。あれ?どして?
 どうも高級品ということで課税対象かどうかを話しているようです。チト冷や汗。。。でも女性の主任っぽい 係官が手を払うような動作をして一言二言話したら、係官は「OK」と言って渡してくれました、ほっ(〃´o`)=3 フゥ
 そのまま出国審査でスタンプをぺたしと押され、ゲート前で並んで待ちます。この中の何人が日本人なんだろ。。
 時間が来てボーディングブリッジを歩いて自席に座り、定刻通り離陸。。3時間で羽田に着きました。
 機内食はごはん付きのおいしいものでした(^-^)。羽田で一休みして帰宅。。でも大きなスーツケースを引っ張って 段差のないところを選んで歩くのは結構しんどいですね(-_-;
 それにしても日本は優しい。アナウンスも丁寧で店員さんはみな穏やかな笑顔。日本はいいなあ。
 撮影した画像(最終日分)を公開します〜。
2008-01-01  大ロボット博見学
 見に行ってきました大ロボット博。
 上野は国立科学博物館で開催されているイベントです。
 ネットでも街中でも交通機関の車中でも、それほど大きく取り上げて いなかったので、まあそこそこの規模なのだろう、と思って望んだのですが、 やっぱりそこそこでした(^-^;。
 博覧会場は2フロア構成になってます。最初のフロアは以下のような内容です。
 ・アニメロボットということで、レトロな鉄案アトムや鉄人28号からガンダムまで、超合金や
  プラモデルで紹介。
 ・現代のいろいろなロボットの展示、実演。
 ・日本古来の「からくり」の展示。

 2階のフロアは自律型二足歩行ロボットの嚆矢となるHONDAのロボット専用 フロアです。
 ・研究開発機からプロトタイプまでのフリップによる説明展示。
 ・プロトタイプP2、P3、そしてASIMOの展示
 ・ASIMOのパフォーマンスショー

などが繰り広げられていました。
 先ずは1階のアニメロボットのフロアでテンションが上がります。
 ロボットにはあまり興味が無い私ですが、ガンダムのハイクオリティキット、 「マスターグレード」プラモデルの全種が完成状態で展示されていれば誰でも 興奮しちゃうでしょう(^-^;
 ガンダムとその派生型のロボットを片端からデジカメに収めていきます。
 盛り上がってきたところでいよいよ最新ロボット事情を窺い知るメイン会場 、、、なのですが、、なんかあんまりすごくない(-_-;
 セコムの警備ロボットなんて往年の遊園地の乗り物と変わんないし、他の ロボットは車輪式のものが多いし。
 人間の視覚認識・音声認識技術も進歩しているんだかどうだかよくわかんない レベルだし。
 食事補助ロボットなんてスプーンとフォークを使って食べ物をものすごい 勢いでガチャって挟み込んで、後はできの悪いロボットアーム宜しくブルブル ぶれながら人間の口にもっていきます。う〜ん、どうなんだろ(-_-;
 ロボットの実演も、定位置に止まった車輪式ロボットが腕だけを動かしながら 録音した言葉をしゃべり、ステージの反対側にいる二本足で立っている ロボットがトランペットを吹いて演奏をするものですが、二本足で立っている ヤツも体は揺らすけど結局歩くことも無く「どうなんだろ」的感想が沸いて くることを抑えることはできませんでした。
 しかし、2階のHONDAのフロアはよかったです。テレビで見たP2の実物を見る ことができましたし、ASIMOのショーもこの目で見ることができました。
 やっぱり二足でちゃんと歩くロボットはロボットらしいなあ。
 どうみても無駄、というか二足歩行の有用性は低いのですが、それでも スムーズに二本足で歩くロボットの姿は感動的です。機械にやらせるには微妙 すぎると思える歩行、それが目の前でちゃんとできているんです。
 世界でも日本だけがロボットについてここまで別世界を築いてきたといえる でしょう。それは大戦末期のドイツ軍の新型軍用機開発にも似て、まったく別 の時間が流れている科学の世界のようです。
 大ロボット博。。「大」というほど凄いものではなかったですが、一度は見て おきたかった二足歩行ロボットが見れてよかったです。
2007-09-16  ヘリ空母進水
 海上自衛隊に、悲願の”空母”が曲がりなりにも登場しようとしています。
 まだ進水を終えたばかりですが、ようやく日本空母が実体となって海に浮かんだ 意義は大きいといえるでしょう。艦名は「ひゅうが」だそうです。海上自衛隊は 旧海軍の命名基準を敢えて無視しているような感じもしますね。
 その概観は一般的なステルス性に配慮したデザインで、普通に及第点といった ところです。でも艦船のステルス設計に関して保守的な海上自衛隊にしては よくやった方ではないでしょうか(^-^;。
 問題があるとすれば(大有りですが)、その搭載機数でしょう。
 飛行甲板に4機が駐機した状態で、格納庫には7機が格納できるそうです。
 つまり合計で11機ですね。
 基準排水量13,500t、満載排水量は18,000tあたりになろうという空母でこの 搭載機数は貧弱すぎます。
 まあ20機前後は乗せることができて当たり前な大きさだと思います。イタリアの 同クラスの軽空母でもそれくらいは搭載できます。
 ネットではこの少なすぎる搭載機数を批判する声が多いようです。
 思うに、実際にはもっと搭載できるところですが、大陸さんと半島さんに遠慮して この数字にしているではないでしょうか。
 詰め込んで搭載すればもっと詰めるけど、わざとスカスカの搭載位置に設定して その値を性能値としているのではないかと思うところです。
 本当にこの機数が精一杯ならマジ税金泥棒!、と言いたいところですから。
 なんにせよ、極東で唯一、アジアで二番目の自国建造空母の登場です。
 ちなみにきっと半島さんも空母を造るでしょうね。あの国は「日本も持ってる から」というだけで建造費の予算が通るそうですから(^-^;。
2007-02-24  ワンダーフェスティバル2007・冬参加
 行ってきましたワンフェス2007冬。
 今回はマジ精神的にキツイ時期で、仕事も立て込んでいたのでやめようかなあ、 とか思ってましたけど、欲しいキットの数が少なさそうなので、却って早めに切り上げられる という予想が立ったので行く事にしました。
 ガイドブックを入手したので事前チェックは前日のみという押っ取り刀での出撃でした。
 オマケに体調も万全ではなく、結局コスプレ撮影はナシ、フィギュアやメカも余り しっかりと見回ることは出来ませんでした。ターゲットも二つ逃したし。
 なんかゴメンナサイ。
 でもまあ行かないよりマシだよね〜。
 ということで戦果です。。。
  ・シルフィード SA−77dシルフィード(13Bスペクターズさん)
  ・メタルブラック CF-3445EX ブラックフライ(13Bスペクターズさん)
  ・さよならジュピター 地球−木星間定期旅客宇宙船 TOKYO−V(MRDさん)
  ・さよならジュピター 探査宇宙船 スペース・アロー(MRDさん)
  ・エースコンバットゼロ ADFX−01/02モルガン(TAC&ちゃわんむしさん)
  ・星界の戦旗U 帝国星界軍 ソーフ級重戦列艦(ペット・ショップさん)
2007-01-01  硫黄島のからの手紙
 映画「硫黄島のからの手紙」観てきました。
 見てきました、映画「硫黄島からの手紙」。
 よかったですよ(^-^)。泣いちゃいました。
 まあ、ブラックホーク・ダウンを観た時のような、「戦場」を実感させるようなものではなかったのですが、 いろいろな面でよかったです。よくない面もほんのチビっとありましたけど。
 観たのが12/16日、即ち公開日で12:30開演、公開日の二回目の上映だったのですが、会場は大入り満員、 各所ですすり泣くような声も聞こえてきました。
 <良かった点>
 先ず、なんと言ってもこれがアメリカ人が造った映画だという事です。それが全く信じられない。
 上映終了後のエンドロールで初めてそのことを実感するくらいで、ラストサムライにせよ、この硫黄島にせよ、 日本人が造ってさえここまで日本人を正確に表現できるか、というほど違和感の無い演出になっていました。
 さらには投降してきた日本兵をアメリカ兵が殺してしまうところや、日本兵が、捕虜にしたアメリカ兵を手当てする シーンすら盛り込まれ、ワタシなどは「これこそがアメリカ人」と思ってしまいました。
 アメリカ人は、世界の民族の中でも最も冷静に自己分析ができる人たちだと感じています。日本人は自虐的だし、 他の国の人は多くが自尊的です。
 世界国家となったアメリカは、数少ない、自分の暗部を冷静に見つめる目を持っていると思うのです。
 そういう彼らの性向がこのようなシーンとして映画の中に現れていると思うのです。
 日本人が同じことを表現すると自虐的なそういうシーンばかりだったり、中国人が造るとそんなシーンは 全く無かったり、というところでしょう。アメリカ人だからこそ、自分たちの残虐さも、「ジャップ」の 心ある行動も戦争の一局面として淡々と冷静に表現できるのではないでしょうか。
 戦争映画としては戦闘シーンがとても少なく、また構築した洞窟陣地が制圧されていく過程もあまり克明に 表現されていませんが、それは監督が伝えたいものではなかったからだろう、として納得できるものでした。
 戦場の日本兵が家族にあてた手紙、家族から戦場のアメリカ兵に送った手紙、その中で家族や恋人を気遣う 内容になんの違いも無いこと、そのことが表す民族に関わらない普遍的な人間のこころを伝えたかったのでしょう。
 日本人は、数多くの欧米の戦争映画や日本映画を目にしているので、外国人が日本人同様、戦地に送った 家族や本国に残してきた家族を心から気遣う姿を知っています。しかしアメリカ人が、当時の日本人も同じことを する、白人となんら変わらない感情をもって戦争に望んでいたことを知るのはこれが初めてなのかもしれません。
 それこそが、アメリカ映画批評会議・最優秀作品賞に選ばれた理由なのかな、とも思います。少しうがってます?
 <よくなかった点>
 好演した渡辺謙、そしてがんばった一兵卒の二宮和也それぞれはよかったのですが、無理に絡ませ過ぎ、 という印象は否めません。兵団長と一兵卒がそんなに何度も偶然から絡むことはないだろ?。と思うし、無理に 絡ませずとも、最後まで別々の場所で別々の生き方、死に方をして終わっても何の不都合も無いような気が しました。
 でも言ってしまえばそれくらいですね。よくなかったと感じたのは、細かい描写の不自然さはこの際議論の 対象にすべき映画ではないことは自明の理です。それより日本人を理解しようとした結実としての演出をこそ 感じ取るべきでしょうね。
 <その他>
 数少ない戦闘シーンでしたが、それでも始めてお目にかかった印象的なシーンがありました。
 爆撃です。島上空に低空から編隊を組んで侵入してきた爆撃機が、ぽろぽろと見た目小さな爆弾を整然と 落とすシーンです。
 爆撃という場面は「メンフィス・ベル」を初めとして数多くの映画で表現されていましたが、爆撃機と爆撃される 地上の敵(この場合日本軍)が同一の画面に収まって映るというのは初めて観ました。
 「ああ、戦術爆撃というのはこんな感じの恐怖なんだなあ」というのが如実に分かる名シーンではないでしょうか。
 なんにせよ。見ておいて損は無い良作と言えると思います(^-^)。
2006-12-10  親も知らない親不知
 親不知を抜歯しました(T-T)。
 親知らず(親不知)とは20代になって生えてくる奥歯で、親が死んでしまった後に生える (昔の寿命の基準)ので、親知らず、というそうです。
 以前から奥歯が痛い、または近くの他の歯が痛いということはよくありました。
 場所が毎回のように異なるので、神経的な不安やストレスで痛みを感じるのだろう、 と思ってました。でも抜歯した後の今になってネットで検索すると、親知らずの虫歯では 近隣の歯も痛く感じることがよくある、と書いてありました。。。そうだったのか〜。
 あまりに痛く感じた時に歯医者に行ったら、親知らずの虫歯が進行していることを教えられました。
 親知らずとは一般に左右上下の一番奥、第三大臼歯のことを指すので、通常は4本あることになります。
 執政官の場合は左下と右上が虫歯になっていました。
 とくに左下が痛く、虫歯の進行も深刻だということでした。レントゲンで見ると大きな穴が開いていて、
 「あ〜、こんな大きな穴が。。」
 と指差して言うとかわゆらしい女の先生が
 「分かりますか?すごいですね」
 と返してきました。
 んが、いくら素人とはいえあの撮像を診て分からない人がいるのであろうか。だって真っ黒だよ。
 私は以前別の手術で術中に麻酔が切れ、その後追加麻酔が効かなくなり、2時間麻酔ナシで 手術した地獄の経験の持ち主です。
 なので、イタイ治療に対してもの凄く恐怖を感じるようになっています。子供が治療を 恐がるのと同じように見えてしまうのがシャクなんですけどね(-_-;。
 その辺の事情を予めかわゆらしい女の先生に説明したら、その他のスタッフ(全部女の人) を含めてみなさん、抜歯が終わるまでず〜っと事在るごとに気遣ってくれました(^-^)。
 事前に知人に聞いていた話では、抜歯のための麻酔が一番痛い、とのことでした。
 前述の以前の手術(歯科ではない)の時も局所麻酔の注射がもの凄く痛かったので、その 事は充分ありうると思ってました。
 が、この点は既に改善されていたようです。
 麻酔薬を注入する前に表面麻酔を歯肉に塗布され、その後の注射は痛みを感じませんでした。
 んでもあの「ぷすぅ」という針が入ってくる感覚はあるので、四肢が強張りましたが。
 かわゆらしい女の先生とベテランぽい助手の方(女性)は私がビビっているのを直ぐに 感じ取り、二人して
 「だいじょうぶですよお、心配しないで力を抜いてくださいね〜」
 と声を掛けてくれます。なかなかツボを押さえた患者操作です。
 その後、麻酔が効く迄放置され、いよいよ抜歯です。
 抜歯ってどうやるんだろう。。。小職の想像では、ペンチのようなもので歯を押さえ込んで 力任せに引っ張り出す、という赤塚不二夫さんのマンガの世界そのままのイメージしか 湧いてきませんでした。
 助手の先生の説明いわく、抜歯はタケノコ掘りと同じ要領だそうです。歯肉と歯の間に ヘラのような器具を挟み込み、奥へ奥へとグイグイすると、歯が掘り出される、という 按配です。にゃるほど。
 これは抜歯後に教えてもらった話なので、術中、目隠しされた中、ゴリゴリぐいぐい されていた私の頭の中ではペンチで格闘するかわゆらしい女の先生の姿が投影されていました(^-^;。
 「あ、取れた取れた(^-^)」
 とうれしそうなかわゆらしい女の先生の声が聞こえ、抜歯は完了。
 その後治りを早くするために数針縫ってました。糸が唇に当たるので縫っているのは 分かったのですが、その辺もちゃんと説明しながら処置してくれます。患者に不安感を 一切与えないように配慮してくれるところは若くてもさすがです。
 ガーゼを挟んで噛み、止血されるまで待ってから帰りました。
 術中、恐くて冷や汗たらたら心臓バクバクだったので、全身びっしょりです。情けなやー。
 数日は結構痛みが走るかな、と思ってましたけど、ほとんど痛みは感じていません。
 あ〜よかった〜。でもあともう一本あるのかあ。
2006-11-10  個人輸入代行
 個人輸入代行を利用してみました。
 建物、塔、街のミニチュア大好きな小職ですが、最近その存在に気付いて注目なのが 映画「ロード・オブ・ザ・リング」の建物のミニチュアです。
 海外ではかなり精巧なミニチュア完成品(スタチュー:置物)が発売されているようです。
 日本で発売されるものもありますが、その数は限られますし、発売されないものも たくさんあるようです。
 @ミナス・ティリス(7層構造の都市要塞。王の都):DVD付録サイドショウ社製、日本でも発売
  オークション落札価格:4,000円〜
 Aミナス・モルグル(アングマールの魔王の居城):限定品サイドショウ社製
  オークション落札価格:50,000円〜
 Bオルサンクの塔(魔法使いサルマンの棲む塔):限定品サイドショウ社製
  オークション出品価格:350,000円
 Cミナス・ティリス(7層構造の都市要塞。王の都。@よりずっと精巧):ダンバリーミント社製
  オークション落札価格:45,000円〜70,000円
 Dバラド=ドゥア(サルマンの悪の目玉の塔):ダンバリーミント社製
  オークション落札価格:45,000円〜
 これらは時々、オークションで見かけますが、とても手が出せる価格ではありません(T-T)。
 このうち@は既に二つ入手しています。
 @以外はオークションページでは「本来、アメリカでしか手に入りません」といった文言が 散見されます。
 そこで。。。。
 先ずは「個人輸入」という方法でなら入手できると考えました。でも、英語での会話が まともにできない小職は一人で取引を完遂する自信が有りません。
 そこで。。。。
 次に「個人輸入代行」という方法に思い至りました。Googleで検索すると無数に代行 業者のサイトがヒットします。
 そこで。。。。
 比較的検索結果の先頭付近の業者を選び、次にeBayで即決購入できるC、Dを選び、 代行業者に見積もりのメールを出してみました。
 見積もり結果は数時間後にやってきました。国際便輸送料別途で手数料込みで
 C:28,590円
 D:25,800円
 でした。
 ということで、圧倒的に安いので早速申し込み♪。さてさて、どうなることやら(-_-;。
 
 
 ・・・・11/15に無事到着しました〜。
2006-08-20  ワンダーフェスティバル2006・夏参加
 行ってきましたワンフェス2006夏。
 今回は夏休み中なので仕事を気にせず行くことが出来ました。事前にチェックしたところ、それほど多くの新作は 無いようなので、出費は比較的抑えられた内容になりました。
 しかし真夏日。暑いの暑くないのって(暑いよ)。館内は涼しいんですけどね(-_-;。
 今回も開場と共に突撃し、午後13時前には撤退を開始するという記録更新速攻アタックでした(^-^)。
 ということで戦果です。。。
  ・さらば宇宙戦艦ヤマト 白色彗星帝国 都市帝国本体(MRDさん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV ボラー連邦 大型空母(岡山のプラ板使いさん)
  ・攻殻機動隊S.A.C. 2ndGIG 1/72 陸上自衛軍 ATH-29 ジガバチ(工作部屋さん)
  ・攻殻機動隊S.A.C. 2ndGIG 1/72 陸上自衛軍 ジガバチAV(工作部屋さん)
  ・エースコンバット2 XFA−27(TAC&ちゃわんむしさん)
  ・ダライアス外伝 ゾーンAボスキャラ ゴールデンオグル(Rocketさん)
  ・ダライアス外伝 ゾーンCボスキャラ キングフォシル(Rocketさん)
  ・ダライアス外伝 ゾーンWボスキャラ バーミリオンコロナタス(Rocketさん)
  ・ダライアス 1/160 シルバーホーク(13Bスペクターズさん)
  ・ダライアス ファッティグラトン(コンフリクトさん)
  ・ダライアス カトルフィッシュ(コンフリクトさん)
  ・戦闘妖精雪風 1/72 日本海軍艦載戦闘機 F/A-27C(PLA.4.Uさん)
  ・グラディウス 1/100 アルピニア(三毛猫労働組合さん)
  ・グラディウス 1/100 ファルシオンβ(三毛猫労働組合さん)
2006-04-23  タワー大好き:東京タワー今昔
 東京タワーに行ってきました。
 目的は置物。タワーの置物をコレクションすると心に決めた小職は、手始めに リアルタイプの東京タワー置物があることをネットで知って早速赴いたのでした。
 お目当ての置物はよくある金ぴかのヤツと違う点として、以下のような特徴が 挙げられます。
 ・鉄骨の段数が正しい。
 ・航空法に基づく赤白の塗色が正しい(正しい段数で赤白に塗られている)。
 ・タワー基部の建物が4面それぞれモールドが異なっており、実物の建物と同じ造形になっている。
 ・地上波デジタル放送用アンテナが着いている。
 つーことで「こんな事のためだけに!?」バカ丸出しで買いに行ったわけですが、 東京タワーはどうも少しずつ変貌しつつあるようです。
 変貌。。。。。分かりやすくいうと建物内部の店舗を今風にしようとしている ようなのです。
 以前はタワー基部の建物の一階の一部と二階の半分近くを占めていたコテコテ系 おみやげショップの大群は二階の1/4くらいの面積の「おみやげたうん」にまとめ られていました。
 でもあれって凄く窮屈そう。「邪魔だな〜、この辺に押し込めちゃえ〜」って 感じでぎゅーぎゅー詰めになっている感じです。追い出されちゃったり自主撤退 した店も何件かあるんじゃないかな。
 その他の二階のフロアはすっかり今風のフードコートや東京タワーに全く因まない おみやげショップ、果ては全国ご当地キティの専門ショップすらありました。
 ご当地キティちゃんは集めている人には便利で良いけど、それが東京タワーの中に ある必然性は????でしたねぇ(因みに小職は集めてます(^-^;)。
 でも未だに往時の面影を色濃く残している店舗もあります。一階の食堂です。  あれはもうレストランと呼ぶことはできないでしょう。完全に食堂ですよ、食堂。
 ホント、昔から時間が止まっちゃってるとしか思えない感じでした。
 安物のテーブルに安物の椅子、格子模様のビニールのテーブル掛け。
 タワー開業の日からず〜っとそこに座って会計しているんじゃないかって感じの おばちゃん。
 タワーランチと銘打っておきながら、中のウェイターさんはスペシャルランチって 呼んでいたいいかげんさ。
 うーん、料理だけでなく食堂全体がいい味出してましたね。60年代テイスト炸裂です。
 小職個人としては、今風のよくある系ショップよりはコテコテ系のおみやげ屋を 末永く存続させて欲しいところです。
 とにかく今回は目的を達しました。現在保有しているタワーの置物は以下の通り。
 ・東京タワー(地上波デジタル放送用アンテナ着き金ぴかコテコテタイプ)
 ・東京タワー(最新の赤白塗色リアルタイプ。2006年5月迄限定販売)
 ・横浜マリンタワー(金ぴかコテコテタイプ)
 ・横浜ランドマークタワー(置物として意識されていない今風のプラ製ミニチュア。望遠鏡になる)
 ・エッフェル塔(金ぴかではない金属製)
 ・(番外編)横浜インターコンチネンタルホテル(シャンプー。入れ物自体がホテルの形をしている)
 ・(番外編)東京ドーム(陶器製の小物入れ)
 ・(番外編)東京ドーム(童友社製プラモ)
 ・(番外編)広島原爆ドーム(銀ぴかコテコテタイプ)
 他に存在を確認し、入手を目論んでいるタワーの置物は以下の通り。
 ・大阪通天閣(金ぴかコテコテタイプ)
 ・京都タワー(金ぴかコテコテタイプ)
 ・名古屋テレビ塔(金ぴかコテコテタイプ)
 ・上海タワー(とっても豪華な重量級置物)
 ・クアラルンプールタワー(詳細不明)
2006-03-26  常連リセット
 私は会社からの帰りによくオリジン弁当に寄ります。
 そこでお弁当を買って帰り、おうちで夜ご飯というわけです。
 で、私はおいしいと思ったものばかりを食べる習性があります。
 弁当にしても、「こないだはとんかつ定食が美味しかったから、 今日はノリ弁にしようか」とは考えません。飽きるまで同じ弁当を注文します。
 だってそれが美味しいのが分かっているのに、まずいかも知れない 他の弁当をわざわざ注文する必要がどこにあるのでせう、という理屈です。
 人に話すと当然「変」という判定を喰らいますが、私にしてみれば 自分の考えにはどこにも矛盾や問題点はないと思ってます。
 で、オリジン弁当での私の好物は「春巻きエビチリ弁当」です。
 これがまた不思議なもので、数日おきに食べているのに、もう 何ヶ月も経っているのに飽きが来ないのです。これは私自身でも 今までに無いことです。ということで、私はず〜っと同じものを 注文し続けていました。
 ところで、オリジン弁当は2006年を迎えて新春メニューを打ち出し ました。そしてその中に「エビチリ弁当」があるではありませんか。
 私としては「エビチリ」が食べたいので「春巻きエビチリ弁当」 を注文していたのです。従ってこれは当然新メニューを注文しない 手はないな、と思い至りました。
 店に入り、いつもの感じで「エビチリ弁当」と頼み、いつもの ように隣のセブンイレブンでその他の買い物をしに一旦店を出ようとしました。
すると、厨房のおばさんから声が。。「春巻きじゃないのね!?」  がが〜ん。
 そうです。私は「春巻きエビチリを注文する人」として完全に 覚えられていたようなのです。
 もしかしたら、どこかのタイミングで「いつもの」と注文しても 通じたのかもしれないのです。
 「いつもの」。なんという甘美でこ惑的な言葉でしょう。
 この言葉を発する権利は誰の上にも平等に与えられるものではありません。
 長い間同じメニューを注文し、従業員との無言の信頼関係が なければ使うことが許されないのです。
 私も自分の人生で「いつもの」と注文できるようになった店は 今までに1件しかありませんでした。なのに、、嗚呼なのに私は、 いつもと違うメニューを頼んでしまったばかりに、「いつもの」を 使う権利を自ら放棄してしまったのです(T-T)。
 この事実に思い至りながらセブンイレブンで買い物をしていた私 の背中は、やけに煤けていたという目撃者の証言を得ています(TOT)。
2006-02-19  ワンダーフェスティバル2006・冬参加
 行ってきましたワンフェス2006冬。
 仕事が忙しい合間に行ってきました。前回の夏が行けなかったように、次回も行けるか分からないのでできる限りの ターゲットを確保する決意で一週間前からジックリ準備しての参加です。
 暖かい日も増えてきたこのごろですが、この日は寒い方でした。でもやっぱりビックサイトに到着した時点で延々の行列。
 今回は開場と共に突撃し、午後14時には撤退を開始するという速攻アタックでした(^-^)。
 とくに、毎回逃していた戦闘妖精雪風のシルフィードが入手できたのは大きいです(^-^)。さらにはロケット推進研究所の 1/144キットと違いなんと1/72。結構デカイ!。アッパレ!
 ということで戦果です。。。
  ・宇宙戦艦ヤマト ガミラス帝国 ドメラーズV(岡山のプラ板使いさん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV ボラー連邦 戦闘空母(岡山のプラ板使いさん)
  ・宇宙戦艦ヤマト完結編 ディンギル帝国 カリグラ級中型戦艦(んどぱら屋さん)
  ・宇宙海賊キャプテンハーロック 海賊戦艦アルカディア号(んどぱら屋さん)
  ・攻殻機動隊S.A.C. 2ndGIG 海上自衛軍 ジガバチアドバンス(ALUCARDさん)
  ・攻殻機動隊S.A.C. 海自 303式強化外骨格(511Factoryさん)
  ・パワードール4 XB−10装甲歩兵(零爺技研さん)
  ・パワードール4 XB−10装甲歩兵用武器セット(零爺技研さん)
  ・プラネテス EVAスーツ(ガレージてつさん)
  ・交響詩篇エウレカセブン ゲッコーステイト 月光号(皇帝ブランドさん)
  ・星界の戦旗V 帝国星界軍 コーヴ級襲撃艦 フリーコヴ(ペットショップさん)
  ・巡航追撃機ブラスティー ブラスティー(たいらんどさん)
  ・戦闘妖精雪風 1/72 FFR−31 シルフィード(PLA.4.Uさん)
2006-02-05  おでんクライシス
 最近、セブンイレブンのおでんをよく食べます。
 寒いですからねえ。レジの目の前に置かれるとどうしても注文してしまいます。 セブンイレブンの戦略にとっぷりハマる私です。
 で、こないだそのおでんで危機一髪だったことがありました。
 その日は串モノの牛すじ串を2本ほど混じえて注文、ほくほくと足取りも軽やかに家に帰りました。
 おでんは温かいうちが命!、ということで持ち帰ると同時に食べ始めました。
 が、ここで奇怪な現象が。。私は具を食べているはずなのに、なぜかおでんつゆがどんどん減っていきます。
 「あ? あ〜りゃりゃ?」と思わず声を上げながらよく見ると、スチロールのどんぶりの底に穴が開いており、 そこからつゆがゴボゴボ流れ出しているではあ〜りませんか!
 偶然、ホントに偶然ですがどんぶりはコンビニ袋に入れたまま、袋の口を下に押し潰すような形で 食べていたのでつゆはどんぶりと袋の間に溜まっていました。
 もちろん、もしも普通にどんぶりを取り出して食べていたら、コタツ布団はビッショビショだったでせう。 きゃー(T-T)。
 慌てて袋の口を上に上げるように、つゆが漏れ出さないようにした上で食べましたが、 結局つゆを飲むという楽しみは失われてしまいました。。。
 原因は牛すじ串でした。串の先端がスチロールのどんぶりを突き破っていたのです。
 ・・・・って、これって日本中で起きてるんちゃうんかい?
 セブンイレブンさん、串モノがよく売れるからとメニューを増やすのは結構ですが、 どんぶりは突き破られるようなことのないよう、改良の余地があるんとちゃいまっか?
 以上、コンビにおでん愛好家からの声でしたm(_._)m。
2005-08-09  靖国神社・遊就館見学
 靖国神社に併設されて、日本最初の軍事博物館として設立されたのがこの遊就館です。 あまり時間はなかったのですが駆け足で観てきました。
  以前、靖国神社に参拝に行ったときはその存在に気付かなかったので(^-^;、今回リベンジというわけです。
 内部は展示室が写真撮影禁止ということで、それ以外の部分を少し撮ってきました。
 内容的には古代日本の武具の出土品から中世を経て第二次大戦終了までの展示がメインで、館内残り1/3位は戦争で亡くなった方 (神様)の遺影の掲示となっています。
 展示はどれもきれいに整備されていて、休憩用の椅子も各所に配置されていてその点はとてもよかったです。
 しかし、肝心の展示がパネル説明と遺品がメインで、軍艦や軍用機、軍用車両などは実物展示コーナー以外には殆ど見られないのが 残念でした。
 その中で、今年は日露戦争100周年ということで、専用コーナーが設けられていて見所としてはそれなりにあったと思います。
 とくに、日本の勝利が世界に与えた衝撃を世界の新聞や知識人の論説を紹介することで明らかにするパネルはとても興味深く、 そこだけ全部読んでしまいました。
 今度、時間が取れるときに今一度じっくり観に行ってみようと思っています。
 撮影した画像を公開します〜。
2005-08-08  亡国のイージス
 観てきました、”よく見ろ日本人、これが戦争だ”の「亡国のイージス」。
  知人に勧められて観てきたのですが、かなりヘタレな内容でした(-_-;。
 いや、原作は面白いのかも知れませんよ。よく分かりませんが。
 問題なのは編集、、かな。なんかシーンが飛び飛びになっていて、直前のシーンとの繋がりが分からない、または 非常に分かりづらい部分が散見されました。覚えている限り挙げると、、、
 ・工作員の女の子の素性が全く分からない。
 ・工作員の中井喜一と同じく工作員の女の子の関係を示唆しているらしい野球場のシーンが意味不明。
 ・副長が工作員と共に反乱を起こす理由がはっきりとしない。
 ・その副長に幹部が従う理由はもっとはっきりしない。
 ・副長が主人公に艦の指揮を委譲した直後の艦橋の破壊の経緯が分からない(突然破壊されたシーンに移行する)。
 というなんともチグハグな編集でした。
 軍事的に診ておかしい、と思う部分もあります。乗っ取られたイージス艦”いそなみ”がむらさめ型護衛艦”うらなみ”を ハープーン対艦ミサイルで攻撃するのですが、攻撃された”うらなみ”は1発目は3インチ速射砲で撃墜し、2発目は 時間がなく撃墜に失敗して命中してしまいます。
 むらさめ型ですから、当然、チャフとCIWSを搭載しているわけで、ミサイル防御といったらこの2つを使うのが常套でしょう。 「チャフ発射」「間に合いません!」間に合わないタイミングまで発射しないでいるなよ(-_-;
 つーことで、原作を知っていると違うのかもしれませんが、そうでない私にはかなりのダメダメ作品でした。
2005-07-02  SF映画三昧
 少ない時間と疲労を圧して、チャンスは一度とばかり観て来ました。SF2作いっぺんに(>_<)。
  いや〜、疲れた疲れた。14:50に宇宙戦争が終わって、そのままチケットカウンターに走って 15:10分のスターウォーズのチケットを手に入れたのが15:06分。滑り込み状態でした(^-^;。
 宇宙戦争
 基本的にオリジナル版宇宙戦争の流れを踏襲した作品になっています。
 オリジナル版のポイントは以下のような感じでしょうか。。
 ・攻めてくるのは火星人
 ・機体自体が空から火の玉となって降ってきて、いきなり攻め始める
 ・ウォーマシンと呼ばれる機体は自在に曲がる触手状の光線放射器と両翼先端の類似兵器で武装。
 ・磁足で空中に浮遊(というか見えない足で立っている)。
 ・シールドを持ち、地球の兵器の攻撃を受け付けない(核攻撃も効果なし)
 ・主人公は科学者で、逃げ惑う群衆の中にありながら火星人の弱点を探る
 ・とある民家でウォーマシンから伸びてきた触手状のプローブを斧で切り落とし、火星人の技術を吸収するチャンスを得る。
 ・でも最後は新技術による兵器を開発する時間もなく、地球の細菌に犯されて火星人が自滅して終わり。。
 という終わってみるとなんとも肩透かしな物語でした。
 今回のリメイク版は主人公が普通のおっさんで、家庭内不和(離婚別居状態?)であることが 大きな違いだというだけで、その他の流れはまあ同じような感じでした。
 だから、オリジナル版からして元々拍子抜けするストーリーだと知らずに今回のリメイク版を観ると、 タイトルの宇宙戦争とかけ離れた内容に、かなり「騙された」という感じを受けるのではないでしょうか。
 スターウォーズ エピソード3
 これで全ての物語がつながりましたね。
 ストーリー的には「こうならないとスターウォーズ第一作に繋がらない」という部分があるので、 練りに練った脚本と台詞ではあっても、先が見えているので驚きもなければ意外性もないものではありました。
 にしても感心するのはメカデザインです。
 20年以上前のスターウォーズのメカの一世代前って感じでしっかり技術的連続性を感じさせてくれます。
 この辺はスタートレックの無理のありすぎな部分と違い、元々のスターウォーズ自体が現代でも 通用するメカデザインであったからできたことでしょうね。
 個人的にはスターウォーズのメカはほとんど好きなものはないのですが、戦闘機や戦闘艦、 クローン兵士の鎧などもエピソード2よりは進歩していて、且つ第一作に繋がるデザインとして まとめられていて関心させられました。
 でもねえ、一人乗りのセスナのような大きさの戦闘機で恒星間航行は止めてほしい のですが、、「帝国の逆襲」でXウィングが恒星間航行をしていたからどうしようもない設定のようですね。。。
2005-05-01  船の科学館見学
 私的博物館ランキング第一位なのがこの船の科学館です。模型ありギミックありでしかも真面目に観るとちゃんと学べる内容です。
 小学校の頃に初めて訪れてから、もう何度行ったでしょう。。。そして今や、観てきたものをこうして個人が紹介出来る時代なんですねえ。
 今回は特に付属の展示施設「フローティングパビリオン羊蹄丸」も観てきました。
 これは最近買った本「転がる日本にバカ満ち足りて」という、退屈でスベり気味のテーマパークばかりを軽妙洒脱なコメントで紹介する 爆笑モノのムックに載っていたからです。
 但し、この羊蹄丸だけはバカにするというより筆者独特のニュアンスで賞賛していました。全てが計画された作り物のような お台場にあって、唯一媚びのないナマリのような重さの雰囲気を醸し出す青函ワールドコーナー。これが目当てで羊蹄丸を見学しました。
 以下、渾身の画像集をお楽しみ下さい〜
 撮影した画像(船の科学館・その1:施設編)を公開します〜。
 撮影した画像(船の科学館・その2:模型展示編)を公開します〜。
 撮影した画像(船の科学館・その3:学習展示編)を公開します〜。
 撮影した画像(船の科学館・その4:屋外展示編)を公開します〜。
 撮影した画像(船の科学館・その5:和船展示編)を公開します〜。
 撮影した画像(船の科学館・その6:未来展示編)を公開します〜。
 撮影した画像(船の科学館・その7:羊蹄丸編)を公開します〜。
2005-02-20  ワンダーフェスティバル2005・冬参加
 行ってきましたワンフェス2005冬。
 今回は密かに計画していることがあり、余り購入するわけには行かず。。。。
 のはずでしたが、買う買う(-_-;。やっぱり現場にいるとモードが変わっちゃう私です。
 寒い冬ですが、この日はなかなかの暖かさ。なので当然、ビックサイトに到着した時点で延々の行列。
 今回のターゲットもA,B,Cの全ブロックに分散していましたが、結構”落として”しまったディーラがあり、 また会場でお願いして事前取り置きをしてくれるディーラありで、狙ったターゲットは99%確保することができました(^-^)。
 ま、入荷が15:00にずれ込んだ「ロケット推進研究所」さんの戦闘妖精雪風に登場するシルフィードは数が揃わず、 購入希望者のじゃんけんで負けてしまうという間抜けな悲劇もありましたが(^-^;。大事なときに負けてんじゃねーよ、自分(>_<)
 今回はコスプレの撮影もしてきましたよん(^-^)
 ということで戦果です。。。
  ・宇宙戦艦ヤマト ガミラス帝国 新型駆逐艦(岡山のプラ板使いさん)
  ・宇宙戦艦ヤマト ガミラス帝国 高速十字空母(岡山のプラ板使いさん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV ボラー連邦 ゴルサコフ艦(岡山のプラ板使いさん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV 護衛戦艦 プリンス・オブ・ウェールズ(岡山のプラ板使いさん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV 護衛戦艦 ビスマルク(岡山のプラ板使いさん)
  ・宇宙戦艦ヤマト完結編 ディンギル帝国 大型航空母艦(岡山のプラ板使いさん)
  ・宇宙戦艦ヤマト完結編 ディンギル帝国 大型戦闘機(岡山のプラ板使いさん)
  ・宇宙戦艦ヤマト完結編 ディンギル帝国 中型戦艦(岡山のプラ板使いさん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV ガルマンガミラス帝国 中型戦闘艦(んどぱら屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV ガルマンガミラス帝国 駆逐艦(んどぱら屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV ボラー連邦 デストロイヤー艦(んどぱら屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV ボラー連邦 ハーキンス艦(んどぱら屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマト完結編 ディンギル帝国 巨大戦艦(んどぱら屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマト完結編 地球防衛軍艦隊 戦艦(んどぱら屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマト完結編 地球防衛軍艦隊 巡洋艦(んどぱら屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマト完結編 地球防衛軍艦隊 駆逐艦(んどぱら屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV 北米護衛戦艦 アリゾナ(押日屋さん)
  ・宇宙戦艦ヤマトV 北米護衛戦艦 アリゾナ(KittyHawkさん)
  ・恐竜探検隊ボーンフリー 恐竜空中輸送機キャリードンキー(H.B.Companyさん)
  ・恐竜探検隊ボーンフリー 高速支援輸送機フリーランナー(H.B.Companyさん)
  ・R・TYPE Final R−9AD(AnonymousCraftさん)
  ・R・TYPE Final R−9A(D−PLACEさん)
  ・宇宙のステルヴィア オーバビスマシン ケイティ(皇帝ブランドさん)
  ・プラネテス 軌道保安庁 クレスタ級巡視船(ペット・ショップさん)
2004-12-23  横浜漫遊U
 初日@:ワンダーランドマーケット
 あれからチョード二ヶ月、再びやって参りました。横浜制圧作戦U。最初は急遽予定に入れた展示即売会の見学です。
 ・・・・といいつつもこれは中央情報局の扱うべき内容なので、そちらへおまかせ致します。(^-^;。
 初日A:大桟橋国際客船ターミナル
 前回、ツレが仮死状態までに疲れていて行き損ねた大桟橋、今回は行って参りました。
 木張りの床面、複雑で滑らかな構造の桟橋はとってもリラックスできる場所です。横浜港が一望できて、屋上には芝生も植えてあります。
 これで昼寝をしない人が居たら不思議なくらい。。。実際暇なおじさんなんかは昼寝を決め込んでいました。
 この日はちょうど豪華客船飛鳥が停泊している日で、初めて間近で大型客船を観るという経験もでき、満足な見学でした〜(^-^)
 撮影した画像を公開します〜。
 初日B:ヤムチャ食べ放題U
 再び行って参りました中華街。再び食べて参りました飲茶。
 お店はもちろん「招福門」です。40分待ちだけど(T-T)
 今回は前回の轍を踏まないように16皿に減数、しかも私とツレの担当比率を7:3から6:4程度までに落とし、ツレにも それなりの量を食べて貰うことにしました。これでなんとかその後の活動も支障なく可能な状態を維持。
 かわりにツレの方が結構来てましたが(^-^;。
 しかし、うまい!。32種類の点心どれもこれも美味しいでっす(^-^)。せっせせっせと口に運んで行きました。
 初日C:ブリキのおもちゃ博物館
 飲茶を食べた後は、すっかり重くなった腹を抱えて外人墓地近辺にあるこの博物館へ。。。登りの階段がキツイったらありゃしない(T-T)。
 時速1.5kmくらいの速度で上っていき、なんとか登り切るという体たらく。アカン、、、もう歳や(-_-;)
 ブリキのおもちゃ博物館は住宅街の中にありますが、周辺では有名なスポットなのでしょう。道行く人に訊いて直ぐに分かりました。
 館内はそれほど広くはありませんが、まあよくこれだけ集めたモノだと感心するくらいのおもちゃが所狭しと 並べられています。特に訊くことはしませんでしたが、多分撮影不可だろうと敢えて撮ることはしませんでした。
 帰りには定番の立体おみやげということでブリキのおもちゃセットを購入(^-^;。
 撮影した画像を公開します〜。
 初日D:ランドマークタワー
 このあと元町商店街を散策しながら夜が更けて、今夜のお宿、ランドマークタワーに帰還いたしました。。
 ランドマークタワーの中には「ロイヤルパークホテル」という関東地方最強の夜景を誇るホテルがあります。
 最上階67階のお部屋からの眺めはやっぱり最強でした。
 撮影した画像を公開します〜。
 二日目@:横浜マリタイムミュージアム
 二日目最初はランドマークタワーのお膝元、横浜マリタイムミュージアム。日本語にしたら横浜海洋博物館?
 館内は残念ながら撮影禁止ですが、船の科学館をさらに進歩させたような凝った展示と数多くの船の模型。船好きや巨大建設物好きには 堪らない博物館です。
 なのに人影はまばら、、、てーか私ら以外数カップルといったところです。なんで〜!? こんなに面白いしためになるのに〜。
 ま、或意味貸し切りやね(^-^)。じ〜っくり観てきました。しょってる荷物が軽くて時間が有ればもっとゆっくり観てきただろうなあ。
 併設されている日本丸も大変興味深く、帆船の中ってこんなに狭いんだね〜、状態。感心しきりでした。行って良かった〜(^-^)。
 こんないい博物館、就役不振なんかで潰れちゃダメだよ〜。みなさんも見に行って下さいませ〜。
 撮影した画像を公開します〜。
 二日目A:北朝鮮工作船
 横浜海上防災基地に移転した北朝鮮工作船ですが、ツレも観たいということで行ってきました。
 基本的に船の科学館当時と同じ展示ですが、室内ということでゆっくり観れるのもまた事実(^-^)。
 今回は以前撮影しきれなかった部分をメインに載せましょうね(^-^)。
 撮影した画像を公開します〜。
 二日目B:氷川丸
 もうココまで来たら行くしかないでしょう。。。残る横浜観光スポットは氷川丸くらい、しかもテレカもあるかもしれない、 ということで観てきました。
 結局、テレカは販売してなく、船内の見学も「まあこんなもんでしょう」的な内容でちょっとガックシ(T-T)。
 でもまあ行かなきゃ気になっていただろうし、しゃあないわな。。。
 撮影した画像を公開します〜。
 二日目C:新横浜ラーメン博物館
 ビジネス街の新横浜にはラーメン博物館があります。
 ツレがラーメン好きということもあって行って参りました。
 ラーメンを食べに行っただけなのに入場料を取られるのがむかつきます。内部の街を楽しむための料金とでも言うのなら、 ビーナスフォートはタダやんけ! と反論する執政官です。
 博物館と銘打つための方便か、おみやげコーナーの裏手にはひっそりと展示コーナーもありますが、ただひたすらどんぶりが ガラスケースに並べて飾ってあるだけ。これは”博物”ちゃうやろ、と突っ込む執政官です。
 しかし内部の昭和初期を再現した街はよくできてます。ツレは懐かしがってすっかりハマッてましたし(^-^;。
 ラーメンも美味しかったけど、ちょっと店舗数が少ないかな?まさかどんどん撤退しているとか?。
 撮影した画像を公開します〜。
2004-11-20  人体の不思議展とハウルの動く城
 行ってきました人体の不思議展。
 実は去年も観てきているのですが、「あの感動をもう一度」的ノリで行ってきました。
 去年と同じ標本もたくさんありましたが(中には少し壊れちゃったのも(^-^;)、多くの新しい標本が立ち並び、 まさに「人体の不思議」を体感してきました。
 動脈、静脈、リンパ、神経、消化器、呼吸器、循環器、えとせとらえとせとら、、
 血管は下肢に至る少し前で適切に分岐し、肺は血管と気管で埋め尽くされている。
 脚の裏側に血管を走行させるために骨盤には穴が穿たれ、関節には軟骨という潤滑機構が整備されている。
 本当に人間というイキモノは複雑で精緻な超精密工芸品というに相応しい神なる芸術品と感じずに入られない展覧会でした。
 敢えて難を言えば、病気に侵された臓器の標本について、どこが病巣なのかが良く分からなかったということでしょうか。
 何処がガンなの? どこが潰瘍なの?って感じでした。せめて患部に矢印のシールでも貼っておいてくれればよく分かったと思うのですが。
 そういうちょっとした配慮で全然理解の度合いが変わってくるのですし。
 プチ笑えるのは、みんな気になるくせにチンチンとまん★には積極的には目を向けないということでしょうか。
 胎児の標本は少し刺激が強かったです。
 他の標本はどれも色々解体されているせいか、「これが本当に生きていた人なの?」って感じでしたが、胎児は全く手を加えずに そのまま全身を標本にしていたからでしょう。
 それから、毛が生えている標本はもの凄くリアルで迫るものがあるというのもありました。胎児も髪の毛などがそのまま遺って いたため、そういう面でも少し怖い感じのする標本だったのでしょう。
 で、これだけ学習したにもかかわらず、帰りに買うおみやげは解剖人体フィギュアだったり(^-^;
 ”おみやげは常に立体!”が私のモットー。前回の不思議展ではオリジナルのおみやげがなくてどこからか寄せ集めた骸骨キーホや 脳味噌ボールペンなどが売られていて、結局何も買わずにかなりの精神的消化不良で帰った経緯があり、その反動だったと言えるでしょう。
 観てきましたハウルの動く城。
 ここからはネタバレが入るのでこれから観るつもりの人は読まないで下さいましm(_._)m
 つまらん!。なんだアレは!
 理系で技術者の私としては、ストーリー的にご都合主義が全面に出たり、無理がある展開はどうにも許せないのです。
 以下納得いかない部分を列挙すると。。。。。。
 ・カカシくんの呪いが解けたら、戦争中の隣国の王子だと!? 都合が良すぎるわ!
 ・そもそもカカシくんがなぜ呪われたか、全く説明がない!
 ・主人公一行が大団円を迎えたら、なぜ「ばかばかしい戦争を終わりにしましょう」になるのか?
  主人公の周囲で起きている出来事と戦争は全く関係ないはずじゃん!?
 ・ヒロインがタイムスリップした時に子供の主人公に伝えたメッセージはどう活かされたの?
 ・世界設定が天空の城ラピュタ系だが、導入が下手だからしっくりこないっての!
 ・倍賞千恵子さんのアテレコは無理がありすぎ!。倍賞さんが可愛そう
 ・動く城がドンパチを一切せず、タダ移動して分解するだけやん
 ・後半、なぜヒロインは城を崩壊させてまた再建させたのか、全く意味不明じゃい!
 はーはーはー。と、とにかく納得行かな過ぎじゃい、ごるあ
 おまけ:NTVとカレッタ汐留観望
 汐留のNTVにあった巨大動く城とカレッタ汐留の展望フロアからの眺めも楽しんできました。
 撮影した画像を公開します〜。
2004-09-23  横浜漫遊
 初日@:よしもとおもしろ水族館見学
 さあさあ、「横浜を遊ぶべ!」という今回の企画のトップバッターは中華街にあるこの水族館の見学でした。
 いきなり腰砕け〜(-_-;)。水槽に学校の校舎の模型を置いてメダカを泳がせて、「メダカの学校」。なめとんのかワレ。
 でもその水槽を見て関西人のオッサンが「お、何だこりゃ。メダカの学校かい!うわははは」と爆笑なさっていたのには 驚きです。関西人の笑いって、こんなんだっけか?・・・他には余り語るべきモノのないスポットでした。
 ・・・あ、2つあった。水槽が低い位置にあって見にくい。館内が狭くてみにくい。以上。
 撮影した画像を公開します〜。
 初日A:飲茶たべほうだい
 生まれて初めて食べました、飲茶。なんで飲茶って言うんでしょうね。ツレも気にしてましたが。
 お店は「招福門」です。
 しかし、うまい!。32種類の点心どれもこれも美味しいでっす(^-^)。せっせせっせと口に運んで行きました。
 死ぬほど食べて動けなくなったときには二人で19皿食べてました(^-^;。
 点心一皿あたり約500円。食べ放題一人2600円でした。なので、計算上一皿当たり260円強になるくらいまで 食べたと言うことになり、「元は取った」と言えるでしょうか(^-^;。
 いや満足。でも歩くことすらママならない状態に陥ってしまいました(>_<;)
 初日B:山下公園散策・・・?
 飲茶を食べた後は、腹ごなしも兼ねて山下公園へ。。。でも歩くたびに「おえ。うぷ(>_<)」と戻しそうになり、ズボンは キツキツ。公園に到着して先ずやったのが空きベンチの確保。一脚のベンチを見つけてそのままよっこらしょ。
 もう全く動けません(^-^;。氷川丸を横目に見ながら、しばし海風に当たっていました。
 初日C:マリンタワー観望
 しばらく休んだ後は、2分掛けてベンチから立ち上がり、アンコを出さないようにしながらマリンタワーに移動しました。
 ツレ的にはお待ちかねの「高いところ」です。でも現代ではそれほど高いタワーとも言えません。
 で、いよいよ展望室へのエレベータを待つ時になって張り紙が目に留まりました「展望室にはトイレはありません」。。  どしぇ〜(@_@)いつ津波が押し寄せるとも知れない消化器の状況を前に、嫌がらせのようなメッセージ(T-T)
 ということで、先ずはトイレを済ましてから上りました。眺めを楽しんだ後は3階の機械仕掛けのおもちゃ館を見学しました。
 その後は待ってました!2階のおみやげコーナー。執政官ツボ押しまくりのレトロチックなお土産がてんこ盛り(^-^)
 まるで東京タワーのお土産コーナーに居るみたいです。もちろん、マリンタワーのチープな置物を購入。ツレは呆れてました。いーんだもーん(>_<)
 撮影した画像を公開します〜。
 初日D:コスモクロック21
 相変わらず食べ過ぎた飲茶を処理しきれず、アンコが出るのを抑えながら一旦宿にチェックインし、直ぐ目の前の よこはまコスモワールドにある大観覧車、 「コスモクロック21」に乗るために外出しました。
 首都圏の観覧車を片っ端から乗りまくるのも目的の一つ。30分待ちもなんのそのです。乗ってみるとさすがに夜景がキレイ。 あっという間の一周でした。
 ちなみに、ツレは「強風などにより、観覧車が停止する場合もございます」の場内放送にビビっていました(^-^;
 撮影した画像を公開します〜。
 初日E:インターコンチネンタルホテル
 インターネットスペシャルという、ネットで予約する格安プランがあるので利用しました。横浜漫遊はこれを見つけたからこそ 発動したっちゅーこってすわ。
 お部屋はとっても広くてキレイだけど、11階なので余り高くなくて夜景的にはいまいち。でも目の前にコスモクロックが 見えるし、ナカナカ楽しめました。とにかくこのホテルで1万円は安いので、お勧めですよ〜。
 撮影した画像を公開します〜。
 二日目@:ランドマークタワー観望
 当然、行きました。ランドマークタワー。夜に行けなかったのが残念ですが、又いつか夜に来ましょう。
 さすがに圧巻!。マリンタワーもコスモクロックもインターコンチネンタルもなんのその。これぞ「高いところ」ですねえ
 で、意外なことにおみやげにランドマークタワーの立体が!。タワー型望遠鏡ということにはなってますが、私にはタワーの 立体としか捉えられません。呆れ顔のツレを気にしつつも、立体こそがおみやげな私は一も二もなく購入。 今回はお土産に恵まれてるなあ(^-^)
 撮影した画像を公開します〜。
 二日目A:赤レンガパーク散策・買い物
 ちょっと恥ずかしくなるくらいベタベタなコースですが、行きました。赤レンガパーク、赤レンガ倉庫。
 公園自体はとても広く、海上保安庁の「しきしま」も間近に観れて良いところですよ〜(^-^)。
 赤レンガ倉庫は、入ってみると意外と楽しいし、女性的にはツボを心得たアイテムが揃っているようです。店によっては 「結構、安いんじゃない?」と思えるモノもありますし。
 大きい方の二号館はテナント入りまくりですが、小さめの一号館は二階のほどんどと三階が使われておらず、外観から想像 しているほどの量的なウィンドウショッピングは期待できません。「あれ?一号館ってこれだけしか店がないの」ですのでご注意アレ。
 といことで、行くのは良いのですが、一つ注意すべき事が。。敷地がだだっ広いせいか、人がとてもまばらに感じ、なんか定休日 のように感じる雰囲気がしています。我々も到着したときには「あちゃー、定休日だよ」とガックシ来たくらいですから。 まあ記念にでも見ていくか、と近づいてみたら営業してました。わかんねーよ!おい。
 撮影した画像を公開します〜。
 二日目B:横浜コレクターズモール
 店の名前的にもしかしたら絶版プラモもあるかも知れないとイケナイ野望を秘めて、疲労困憊でいやがるツレを引きずって訪問したのがココでした。
 ヘロヘロなツレをなだめ、脅しながら捜すのですが、ガイドブックの地図が完全に間違っており、引っ張り回すこと約30分。 誰が見ても一般人が入ってはイケナイみたいなフォークリフトばりばり作業中の倉庫街にありました(-_-;)・・頼むからカンバン立ててくれ。
 倉庫の中はプラモは無く、がらくた系のアイテムが山積みになっている店でした。それでも古いモノというのはそれなりに 懐古趣味を刺激するモノで、結局広い店の中を見尽くしてしまいました。ツレは仮死状態。ツレ、すまんかったm(_._)m。
 撮影した画像を公開します〜。
2004-08-29  ワンダーフェスティバル2004・夏参加
 行ってきましたワンフェス2004夏。
 冬の雪辱です。
 今度は取りこぼしを撲滅すべく、売り子さん戦術を駆使し、一週間前からガイドブックとにらめっこして 徹底的に事前調査・準備を行いました。
 あいにくの天気でしたが、ビックサイトに到着した時点でやはり延々の行列。しぇ〜〜(>_<)。
 今回はターゲットがA,B,C,D,Fブロックに分散しており、ルート選定が大変難しく悩みましたが、 開場のカウントダウンが始まると、もう細かいことはどうでも良くなってしまいます。
 前回同様お世話になってるディーラブースをカウント0と共に飛び出し、先ずは市販の絶版プラモ、 宇宙戦艦ヤマトの3,800円キットで状態極上をなんと定価で購入(オークションなら8,000円以上)、キットは でかすぎるのでそのままそのブースに置かせて貰って、イザ本来のターゲットへとひた走りました。
 開場1時間でほぼ全ターゲットを確保。その後みなみさんと合流して少し流してから退場しました。
 完璧な計画により今回は大勝利に終わりました(^-^)。コスプレの撮影ができなかったのが悔やまれますが(>_<)
 ということで戦果です。。。
  ・惑星大戦争より 宇宙防衛艦 轟天(MRDさん)
  ・R・TYPE FINALより R−9E(THE RIGHT STAFFさん)
  ・R・TYPE FINALより R−9Dシューティングスター(D−PLACEさん)
  ・R・TYPE FINALより R−9Dシューティングスター(AnnonymousCraftさん)
  ・R・TYPE FINALより R−9Fアンドロマリウス(AnnonymousCraftさん)
  ・宇宙戦艦ヤマトより 宇宙戦艦ヤマト 1/500コズミックモデル(バンダイ・市販品絶版)
  ・宇宙戦艦ヤマト完結編より 地球防衛軍艦隊 駆逐艦 冬月(何だかなあさん)
  ・宇宙戦艦ヤマト完結編より ディンギル帝国 巨大戦艦(岡山のプラ板使いさん)
  ・ヤマトよ永遠により 無人艦隊 大型艦(岡山のプラ板使いさん)
  ・ヤマトよ永遠により 無人艦隊 小型艦(岡山のプラ板使いさん)
  ・ヤマトよ永遠により 無人艦隊 小型艦(何だかなあさん)
  ・ヤマトよ永遠により 暗黒星団帝国 大型宙母(んどぱら屋さん)
  ・宇宙のステルヴィアより オーバビスマシン ビアンカ レイラ機(皇帝ブランドさん)
  ・宇宙のステルヴィアより オーバビスマシン ビアンカ(スタジオ ガラパゴスさん)
  ・劇場版攻殻機動隊より 公安9課 多脚戦車(511Factoryさん)
  ・攻殻機動隊 Standalone Complexより 剣菱重工 多脚戦車(のべつまくなしさん)
  ・ドミニオンより ニューポート警察 警察戦車ボナパルト(K.S.Rさん)
  ・サイボーグ007より ドルフィンU世号(ゲンセンカンモデルズさん)
  ・地球防衛軍より ミステリアンドーム&マーカライトファープ(純喫茶ギロチンとグットバイブレーションさん)
  ・地球防衛軍より アルファー号(純喫茶ギロチンとグットバイブレーションさん)
2004-08-03  東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード、葛西臨海水族園
 エレクトリカルパレード見学
 生まれて初めて東京ディズニーランドに行ってきました。目的はエレクトリカルパレード。
 ということで、アフター6パスポートでの入場です。黄昏からまもなく暗くなった場内では、 エレクトリカルパレードを含む夜のイベントのために騒然としており、通常のアトラクションを 楽しむ機会が得られませんでした。唯一「カリブの海賊」というアトラクションだけ体験することが できました。仕掛けとスケールはとても大がかりなんですねぇ。
 肝心のエレクトリカルパレードはキレイキレイ(^-^)。次から次へと電飾された山車がやってきます。
 山車の表面には配線や構造材がむき出しているのかも知れませんが、暗闇の中では色とりどりの光だけが 輝いて見え、子供ならずとも喜べるイベントですね。見に来てよかった(^-^)。
 ちなみに、同行者はここから帰るのに「ゆりかもめ」に乗るつもりでいました。
 お台場も浦安も海辺ならみんな同じという認識のようです(-_-;)。
 撮影した画像を公開します〜。
 葛西臨海水族園
 久しぶりの水族かーん(^-^)
 行ってみたかったんですよね〜。見た目はなんかガラスドームしか無いって感じの施設ですが、 巨大な半地下施設となっており、入ってみればしながわ水族館以上の規模です〜
 いろんなオサカナを楽しむことができますが、ちょ〜っと水槽がキレイじゃないかな?。清掃とメンテナンスは しながわ水族館程ではないようです
 それから、磯と波打ち際を再現した開放エリアがありました。同行者と「この場所って柵がないじゃん。年に何人くらいが 水に落ちるんだろうね」等と話していたのですが、順路を進んだ処で後ろからびしょぬれで裸にされた子供が 追いついてきました。親に連れられて半べそをかきながら。。。少なくとも今年は1人は居るようです(^-^;
 撮影した画像を公開します〜。
2004-07-03  スターシップ・トゥルーパーズ2、「もらい泣き」平井堅バージョン
 スターシップ・トゥルーパーズ2鑑賞
 観てきました。SF系サイト管理人として、外すことはできません。「宇宙海兵隊2」。
 事前のチェックや上映している映画館が銀座とお台場しかないということから、 超駄作だと分かってましたが。。。
 ・・・・超駄作でした(T-T)。
 なんてーか、テレビ用映画そのものでした。上映するシアターはお台場のメディアージュの中でも 最小のシアター13。観客も20人未満。最強のシチュエーションですね(^-^;。
 宇宙船も何も出てこない、舞台となる基地はどっかの廃墟を使っているようで、 お金も全然掛かってなくて安上がりな内容だなあ、とため息が出るほどでした。
 ま、予測はしていましたが、こうも予測通り過ぎると笑っちゃいますねぇo(>_<)o
 余りの消化不良に「トロイ」も観ようかという話になりましたが、時間が全然合わずに諦めました。
 「もらい泣き」
 「トリビアの泉」で紹介された、
 一青窈さんの「もらい泣き」の再生速度を80%に落とすと、平井堅が歌っているように聞こえる
を観てプチ感動(@_@)
 自分でもやってみたくなってしまいました
 先ず、持ってない(^-^;、一青窈さんの「もらい泣き」を購入。そしてネットを彷徨ってトリビアで 使われたものと同じ、イコライザ機能を持つヤマハの音楽再生フリーソフト「twe231w」をDL。
 実際にやってみようとすると「Empty disk space」とエラー表示されます。
 OSがWindowsXPなのが原因かと思い、互換モード(Windows98/Me)で実行したら問題が解消されました。
 で、改めて実行してみたらいきなりうお〜! 平井堅!
 でイロイロいじると、とくに再生速度を落とさなくても、ピッチを120%まで引き延ばす (周波数を落とす)と、「もらい泣き」のままの再生速度で平井堅になります(^-^)。
 興味ある方はお試しあれ〜(^-^)/~。
2004-06-12  とげぬき地蔵参拝、デイ・アフタ・トゥモロー鑑賞
 とげぬき地蔵参拝
 巣鴨。巣鴨に行って参りました。あの「老人の原宿」と名高い巣鴨です(^-^;。
 「とげぬき地蔵」という変わった呼び名と、一体どんな原宿なんじゃい、という野次馬根性、そして 巣鴨にもある絶版プラモを扱うショップのチェックを兼ねての探訪でした。
 とげぬき地蔵の在る高岩寺に行く道は地蔵通り商店街と銘打つ昭和の雰囲気剥き出しの商店街に なっており、これが「原宿」というわけです。
 で、その商店街が凄い!老人パワー(>_<)。いきなり露天でズロースやらババシャツやらを売ってるし。 しかもしっかりと群がってるし、ばあちゃんたちが(>_<)
 その他売っているものも大抵服や靴、団子やせんべいですが、とにかく盛況。大したパワーです。
 只、原宿とか渋谷とかと決定的に違う点があります。。。それは。。。。静か!
 いや、シーンとしているわけではありませんが、大声で話したり爆笑するような人は居ません。 楽しそうに、普通の声で話してますね、みなさん。だから居ても落ち着いていられます。そういう意味では 居心地は良いです(^-^)。同行者はひたすらハマッてたし(^-^;
 高岩寺のとげぬき地蔵さんは本堂の厨子の中なので観ることは出来ません。その代わりに水洗い観音 をゴシゴシと洗ってきました(^-^)。こういう名物のある寺はやっぱり生き残りますね〜。
 でも、どこが「とげぬき」なんだか。まさかお地蔵さんがとげぬきのピンセットを持っているわけでも ないでしょうし。。。由来を書いた銘板や高札が全くなく、意味不明なまま退出するハメに(T-T)。
 本堂の脇にお地蔵さんがあるのですが、それは違うって!!。結構拝んでいる人が居ましたが完全誤解状態(-_-;)。
 参拝者はちゃんと由来を知って来ているのか、怪しいところです。
 ちなみに絶版プラモショップについては中央情報局を参照のこと。
 デイ・アフタ・トゥモロー
 ネットでの前情報の通り、普通に災害もの大作でした。もうCG的にはいちいち驚く時代じゃなくなって しまいましたねぇ。凄い映像も「普通に凄い」(^-^;。
 しかもなんかストーリー、あんまし頭に入らなかったしo(>_<;)o
 撮影した画像を公開します〜。
2004-05-04  京王プラザホテル・東京コレクターズショー・皇居見学
 京王プラザホテル宿泊。
 一世一代の大奮発、新宿の高層ホテル、京王プラザに泊まってみました(>_<)。
 いやホント、「泊まってみました」って感じです。宿泊料のベラボーさは(^-^;。
 食事も高い!4〜5千円はザラ、サラダ一皿2千円!?。45階のスカイラウンジでは飲み物一杯千五百円(@_@)。
 もう別世界のお話って感じでした。却って庶民として生きることの正しさも味わったりして。
 その代わり、客に対するもてなしは文句無し、34階の部屋からの眺望も言うこと無しでした。
 たまーに、マジたまーにはどど〜んとお金を使ってリッチに過ごすのもいいんじゃないでしょうか?
 東京コレクターズショー
 ネットを彷徨っていて見つけた紹介サイトに基づいて、ちょいと行ってみました。
 わはははは。なんじゃこりゃ?。五百円の入場料は完全ドブ捨て状態(>_<)
 ディーラが揃わず、別の階で開催予定だった「ドールショー」とフロアを急遽共有して開催していましたが、 それでも会場の半分はガラガラ(^-^;。空テーブルだらけな上に出展ディーラもまるでやる気無し(T-T)
 売る価値さえ怪しい品物が”所広し”とスカスカに並べられ、客は私たちの他には居たっけ?という惨憺たる状況でした。
 もう少し考えて開催しろよ、主催者〜。コラ!
 皇居見学
 生まれて初めてだったかも知れません、皇居に行ったのは。
 広いですねぇ。都心のビル街のど真ん中にゴミ一つない広大な芝生と砂利の空間。さすがは国家元首のおわす場所m(_._)m
 見学者の6割くらいは非日本人のようでした。しかし外人が何もない広場と大して特徴のない橋や櫓を見ても、 全然感動しないんじゃないかなあ。どうでしょう?
 ちなみに二重橋ですが、奥の橋の呼称で、昔は桁が二重になっていたからそう呼ばれているのですが、知ってますか?
 同行者は「え?アーチが二つあるから二重橋なんでしょ?」と言いたれました(-_-;)それはメガネ橋。
 広場からは汐留再開発地区が望見できましたが、一際未来都市の様相を呈していました。
 撮影した画像を公開します〜。
2004-04-10  科学博物館見学・スターウォーズ展見学・東京タワー観望
 科学博物館とその特別展のスターウォーズ展。
 科学博物館は子供の頃に一度行っただけで記憶がメチャクチャ薄かったのですが、、今回その記憶を 更新することが出来ました。
 昔の重厚感有る博物館そのものの建築、ロビー正面の恐竜の骨格標本などは覚えていました。又その他の展示も、 もしかしたら子供の頃の展示とそれほど変わってないのかしら?と思わせる内容でした(^-^;。
 それでも時計の展示コーナーでは素晴らしいものを観ることが出来たし(^-^;、最高の天気の中、屋上でのお昼ご飯も 楽しい思い出になりました(^-^)。でも弁当コーナーのおねいさん、お願いだから箸を入れるのを忘れないでねm(_._)m
 残年なのはおみやげコーナー。子供の頃のかすかな記憶の通り、地下にありました。が、アポロ宇宙船のペーパーモデル のような魅力的なオリジナルのお土産がなかったのが悔やまれます(T-T)
 スターウォーズ展は、どうも映画で使用したホンモノのプロップを持ち込んで展示しているようで、全面撮影禁止でした(T-T)
 入り口正面に配置されたスターデストロイヤーのプロップを間近で見ると、モールドの中に明らかに戦艦大和の 12.7cm高角砲の砲塔防循があったり、側面にはターボレーザーターレットという設定のレーザー砲塔がありますが、 この部品はイギリス戦艦プリンス・オブ・ウェールズの四連装主砲でした。
 スターウォーズのメカのモールドには日本の模型の部品が使われたって聞いたことがあるので、これらは多分 日本のウォーターラインシリーズのものでしょう。
 いや、マジで目の保養になりました。はい(^-^)
 東京タワー観望
 これまた久しぶりに行ってきましたが、夜、ライトアップ状態のタワーに行ったのは初めてでした。
 うーん。夜景最高!。とくに250m特別展望台からの眺めは圧巻でした(^-^)。
 画像も撮影してきましたが、肉眼で見るのと全然違う!。もっと明るくて鮮やかでキラキラしてたんですよ〜(>_<)
 ちなみに、もう一つの見所はおみやげコーナー。もう30年くらい前のテイスト炸裂のコテコテのおみやげが てんこ盛り(^-^;。そのレトロ感覚な商売ぶりにしっかりハマッタ私は、連れと一緒に東京タワーの置物を 買ってしまいました。お勧めです(^-^;
 第二東京タワー計画も持ち上がる21世紀ですが、レトロ感覚なおみやげコーナーとロマンチック炸裂な 夜景を楽しめる東京タワーに皆さんも是非どうぞ!(ってオイラは広報担当かい)
 撮影した画像を公開します〜。
2004-02-22  ワンダーフェスティバル2004・冬参加
 行ってきましたワンフェス2004冬。
 行こうか止めようか迷った挙げ句、行ってしまいました(>_<)
 今回は悩んだくらいですから売り子さん潜入戦術はなしですので、普通に参加となりました。 しかも当日までガイドブック持たずに(^-^;
 会場でガイドブックを購入し、1時間弱の行列待ち時間の間にチェックチェック!。
 その後開場から1時間して漸く入場です。途中で参加者同士のケンカ、参加者とスタッフのケンカなどを 脇に見ながらの会場到着となったわけですが、そのエンギの悪さがモロに出たみたい(>_<)。
 メインターゲットをいくつか買い逃し、知ってたらターゲットになっていた出品もチラホラ。。(T-T)
 まあ、即席参加だからしょうがないかにゃあ。
 次回は一緒に行ってそれぞれ分担してターゲットを買いましょうね、ノリス閣下(^-^)。
 ということで戦果です。。。
  ・ウルトラマンタロウより ZAT秘密基地
  ・同 ZAT ファイナルセット(ペルミーダU世jr,アンドロメダ,マゼラン,バッジ)
  ・同 ZAT 1/200 コンドル1号,スーパースワロー,ドラゴン3機セット
  ・プラレス3四郎より 桜姫
(こ、これはSFメカか?(^-^;)
  ・宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ちより 暗黒星団帝国 護衛艦
  ・宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ちより 暗黒星団帝国 自動惑星ゴルバ
  ・宇宙のステルヴィアより 1/100 オーバビスマシン:ビアンカ
  ・星界の戦旗より 人類統合体 戦列艦
  ・フレースヴェルグより ヘクトール HEX−8
  ・2001夜物語より 1/72 ゾフィーエル搭載非常救命艇
2004-01-31  靖国神社初詣、しながわ水族館見学
 靖国神社へ初詣に行ってきました。
 靖国神社って戦没者の慰霊が目的で建立されたんですよね?
 そういうところを初詣に利用(?)していいんでしょうか(^-^;
 ま、まあ、本人がよければイイって事にしておきましょう。
 神社自体はさすがに荘厳なもので、巨大な第一鳥居から第三鳥居まで真っ直ぐで真っ白な石畳が続く美しいたたずまいでした。
 病気がちな自分と家族のの健康と、あと他にもゴニョゴニョとお願いして参りました。こういうことは言っちゃうと御利益が 無くなっちゃうので秘密ね(^-^;
 行ってきました「しながわ水族館」。
 わーい(^-^)博物館とか水族館が大好きな執政官ですが、東京では2件しかない水族館のウチ、「しながわ水族館」の見学です。
 いや〜、オサカナがバカ丸出しで何も考えずにフラフラと泳ぐ姿には癒されますな〜(^-^;。
 めずらかな習性、外見の水棲動物もたくさん居て、どっぷりハマッテしまいました。
 この水族館には「海の妖精」クリオネが居るのですが、専用展示室の大きさに反して、意外と小さな水槽に 意外と少ない数のクリオネがフラフラ泳いでました。それでも初めて見るイキモノは大変興味深いものです。私的感想は 「”海の妖精”にしては角みたいなのが生えてるし、”海の悪魔”って感じ」って感じでした(^-^;
 他にも水槽の中にトンネルがある「海の散歩道」や、アシカショー、イルカショーも観れて大満足な見学でした(^-^)
 撮影した画像を公開します〜。
2003-12-28  東京ミレナリオ、ザ・ラストサムライ
 観てきました、東京ミレナリオ。
 一度は行ってみたかった電飾の宴。今年は漸く観て来れました
 ミレナリオが始まる部分の手前500mから並び始めるんだけど、動かない(#-_-)
 このクソ寒いのにドイツもコイツも観に来るなよ(>_<) ←自分もやろ(^-^;
 でも実際、キレイでした〜。多分近くで観ると金属フレームに電球が付いただけの間抜けなオブジェだろうけど、 或る程度距離のある場所から観るから光の模様が空中に浮かび上がって居るみたい。  寒さも忘れて楽しみました。
 撮影した画像を公開します〜。
 観てきました、THE LAST SAMURAI。
 私らが入った時にはガラガラで、「指定席も勝手に座ってイイよ」って言われたけど、 次の回はパンパンに並んでて、その上指定席が指定席として使われてたから最強にラッキーだったみたい(^-^)
 で、内容ですが、もうボロボロ。。。。(^-^)
 何がって、私の涙腺でんがな(^-^;。。。いや〜、えがったわぁ(^-^)。
 トムクルーズって、トップガン以来スカしたヤツって感じで好きになれなかったんだけど、 今回で一変したっす。
 執政官は元々明治の人々に魅力を感じてたんだけど、その実直さ、 清廉さに感化されていく主人公と一緒に感動してしまいました。
 過去、日本に渡来してきた宣教師や明治時代に日本に渡ってきた外国人が次々に日本に魅せられていったってよく聞くけど、 こういう世界なら無理もないと思う。
 そしてなにより、この映画が日本製ではないということ。
 これ、外人が造ったの?本当に?って思うほど日本と日本人の描写に変なところがない作品は今回が初めてだと思います。
 今は日本人以上に日本を理解した人がいる時代なんだなぁって感じでした。
 ただし、この映画を観て涙を流せるのは日本人だけかも知れない。
 外国人がこの映画を観て感動できるかどうかは、かつての日本にどれだけ興味があるかで決まるようにも思えすね。
 てーか元々日本市場向けの作品か?
2003-10-25  座頭市
 観てきました、座頭市。
 もう上映期間も終盤で、東京ではお台場でのみやってました。ギリギリセーフ(^-^;
 今回はネットの「@ぴあ」に登録してチケットを購入、帰りにコンビニで発券してもらうという オンラインハイテクITサイバーチケット購入で準備しました。あー心配だった(^-^;。
 凄い迫力ですね〜。たけしはもともと時代劇を専門にしてきたわけではないからでしょう、 殺陣はカメラアングルとCGで目にも留まらぬ動きをしているように巧〜く魅せていました。
 勝新のナマ殺陣とは全く異なる斬り合いの見せ方がたけし流なんでしょうね。
 逢えて苦言を呈すれば、タップダンス風の村祭りがストーリーと全く関わりがなかった、ということでしょうか。
 全ての戦いが終わった後で楽しそうに踊ってるのですが、村人は、流れ的に悪者がみんなやっつけられたことは知らない 状態なんですよね。そーすっとなんであんなに楽しそうなのかもガテンが行かない・・・・・
 ストーリーとは別にあのシーンを造っちゃって、入れるところが無かったのかな?(^-^;
2003-10-11  見学三昧
 2003プラモデル・ラジコンショー北朝鮮工作船人体の不思議展を見学して参りました。
 2003プラモデル・ラジコンショーは思ったほど面白くなかったです(T_T)。
 ラジコンはもともと興味がないからブースの半分はターゲット外でしょ。なのにプラモデル関係のブースに新作が無い〜(T_T)
 ま、ミリタリーメカやらガンダムやらはあるようですが、肝心の宇宙船のタグイはどないなっとんね〜ん!
 日本の若者の宇宙船離れは深刻のようです。 ←なんだその宇宙船離れっちゅーのは(^-^;
 いちおー気になった展示品は中央情報局に掲載しておりますので宜しくご覧下さいませm(_._)m
 北朝鮮工作船は今年の6月に見学していたのですが、なんと船内から回収された備品類は 別の展示室に陳列されていたことを知らずに帰ってしまっていたため、そのリベンジというわけでした。
 おどろおどろしい遺留品の数々、その中には日本のポケコンもありました。
 ロケットランチャーや無反動砲など、小型巡視船では昼間だとかなり危険にさらされるであろう重火器を目の当たりにし、 海保の任務の危険性と共に重要性、そして彼の国の異常性を実感できる内容でした。  撮影した画像を公開します〜。
 人体の不思議展は、以前から何度か開催された人体のプラスティネーションによる標本の 展覧会です。
 本物の人体(献体か?)の皮膚を取り除き、筋肉や内臓をいろんな角度で切断、スライス、剥離して魅せる強烈な内容です。
 それでも、ナゼか見学者は一人も気持ち悪いとは感じないようで、みなさんジックリと見学されていました。
 人体一体丸ごと標本化したものがたくさんあるのですが、その悉くに男女のナニがしっかとついてるんですね(^-^;
 中にはカップルも多く、最初の段階ではナカナカ恥ずかしいようです。。。ま、次々にそういう標本が出てくるので直ぐに慣れて 自然に観れるようになってましたが。
 あるカップルは女性の全身標本の所で、彼氏が標本の大腿動脈が太いことを示そうとして標本の下腹部に 指さすようにしようとしたところ、意識しすぎて完全に勘違いした彼女に「ドコ指差すつもりなのよ!」とひっぱたかれたりもしてました(^-^;。 哀れなカレシ(T_T)
 そんなこんなで一日で3件の見学をこなすハードスケジュールでした。でも大満足(^-^)
2003-09-23  裏磐梯旅行
 福島県は裏磐梯、五色沼ハイキングをメインに、小旅行に行って参りました。
 9/19:出発→移動→会津若松・白虎隊関連史跡探訪→会津若松城(鶴ヶ城)見学→移動→宿着
 9/20:宿発→五色沼ハイキング→諸橋近代美術館見学→世界のガラス館見学→宿着
 9/21:宿発→磐梯吾妻スカイラインドライブ→移動→帰宅
 五色沼は子供の頃にかの地を1時間も紹介したNHK特集(まだ”NHKスペシャル”と言わなかった時代)を見て、 一度は行ってみたいと長い間憧れていた場所でした。
 んで今回、漸くその願いが叶ったわけですが、しょえ〜い!というほど美しくも 神秘的な湖沼群でありました。
 青緑淡青蛍光緑黄色、 自然界にこんな色があり得るのか?、みやげ屋のオヤジが毎晩池に絵の具を蒔いてるんじゃないか?、と思うほどの色彩でした。
 台風が前線を刺激し朝からの雨模様だったのですが、ハイキング中は時々シトシト来る程度で散策には何の支障もなく、 却って観光客が少なくてゆっくりと見れた分、幸運だったと言えるかも知れません(^-^)。
 旅行自体も色々と楽しい思い出が造れました。久しぶりの旅行、行って良かった(^-^)。
 撮影した画像を公開します〜。
2003-08-15  六本木ヒルズ散策
 世界都市展の見学と踊る大捜査線2の鑑賞をメインに、今話題の六本木ヒルズに行って参りました。
 六本木ヒルズ最低。え〜、何で〜? 何であんな街を皆さん称揚するの〜??
 迷路のように分かりにくい構造
 脳味噌が飛び出るほど高価な食事
 そしてレストランの件数の少なさ。
 美味しいかどうかも分からないのに、件数が少ないから昼時には全ての店が行列状態。 入ってみればサラダ一皿1500円だって(#-_-)。
 いくら気持ちは半分観光気分だって、苗場スキー場で食事してるんじゃないんだから、 そんな客をバカにした金額を黙って支払う執政官ではございません。連邦はビンボーなのでし。
 ヒルズの外に出て比較的リーズナブル(それでも安いとはお世辞にも言えないが)な 店で食べたりしました。あー今考えてもハラ立つ!
 でも展望階で今やってる「世界都市展」はおもしろかったでし〜。
 各国の都市が模型で精密に再現されてるのです。
 男の子ならみんな子供の頃、怪獣になって街を壊して歩いてみたいって 思ったことがあると思うんだけど、そんな感覚を思い起こさせるような展覧会でした。
 中でも山手線の内側を精密に再現した巨大な模型(15×8mくらいあった) はカンドーもの! 模型が展示されてる部屋に入ってきた見学者全員がその場で 感嘆の声を漏らしてました。
 お勧めの展覧会でした、はい。  撮影した画像を公開します〜。
2003-08-04  ワンダーフェスティバル2003夏
 ワンフェス2003夏。今年はディーラー証を入手して参加して参りました。
 前年の大量買い逃しの苦い経験に学び、参加する以上徹底的に打てる手は全て打ってでの参 加でした。
 で、戦果はといえば、そのターゲットの90%を獲得するという大勝利となりました(^-^)。
 てーか、これで欲しいものが買えなかったら私は単なるアホですな(^-^;。
 主な戦果は以下の通りです〜。
  ・ウルトラマンレオより MACステーション(宇宙ステーション型基地)
  ・ウルトラマンAより TACファルコン
  ・ミラーマンより ジャンボフェニックス
  ・ゼビウスより ソルバルウ、ゼオダレイ、ソルグラード3機セット
  ・ゼビウスより ソルバルウ(別ディーラーの単品もの)
  ・宇宙戦艦ヤマトより ドメラーズU
  ・宇宙戦艦ヤマトより ボラー連邦標準型戦艦Aタイプ、Bタイプ
  ・恐竜探検隊ボーンフリーより キャリーバード、ボーンフリーメカセット
  ・星界の戦旗より 人類統合体 巡察艦
  ・星界の紋章より 帝国星界軍 ヘールビュルシュ
  ・攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEXより タチコマ
  ・火の鳥2772より スペースシャーク
  ・エースコンバットより XFA−36A
  ・エースコンバットより なんかしらん戦闘機(別ディーラー)
  ・R−TYPEより R−9、R−11
  ・海上自衛隊 深海救難艇(DSRV)
  ・ホームページのピンぼけ画像交換用画像(^-^;

 つーことで、ココ数ヶ月間の仕事のストレスをお買い物で一気に発散! なのでした。はい(^-^;
 戦争のようなお買い物の後は、久しぶりのみなみさんと幸之助さんご一行との邂逅と おしゃべりのお時間となりました(^-^)。
 で、今だから明かしますが、おしゃべりの間、私は脚がつってました(T_T(T_T)。
2003-07-19  ターミネーター3+マトリロ
 ターミネーター3トマトリックスリローデット、一挙に観てきました。
 T3は二作目のスタイルを継承した造りですが、ストーリー的に完結させたみたいでした。
 内容的にはアクションアリ、SFXアリで十分鑑賞に堪えるのではないでしょうか(^-^)。
 ハンターキラーや無人戦車、そしてターミネーター自身、初期モデルは全て人間が造っていたんですね〜。
 マトリロ、これはアカンやろ(T_T)。ストーリーが全然見えない訳の分からない内容でした。
 SFXシーンも、テレビの予告でやっていた以上のものではなく、これで次回作も観なければイケナイ のが辛いです(観なきゃいいじゃん、自分)
 思わず同行者に、つまらない映画を魅せたことを謝ってしまいました(^-^;
2003-06-07  北朝鮮工作船見学
 今日は北朝鮮の工作船を船の科学館に見に行ってきました。すでにすっかり明らかになり、 ”不審船”ではなくなりました。
 執政官が到着した時点で既に1時間待ちの長蛇の列。みんな好っきゃね〜 ←自分もやろ(^-^;
 工作船、デカイです。40トンの船も丘に揚げるとでかいなぁ。
 展示自体は各所に説明があり、大変理解しやすいものとなっていました。巡視船からの 銃撃の弾痕も生々しく、自爆時の爆圧で盛り上がった船体上面。。。。現代の日本でこれほど 目前の脅威を如実に体現したオブジェもないのではないでしょうか。
 この船を観るに付け、とても常識が通用するとは思えない隣国の脅威を身近に感じ、 この国に強い脅威を与えうる米国に追従した我が国政府の方針の正しさを実感せずには おれませんでした。
 撮影した画像を公開します〜。
2003-05-03  GW短観
 GWはプチ旅行と称して長野県へ遊びに行って参りました。
 いつも出張している臼田宇宙空間観測所の見学(同行者に見せる)と 善光寺参拝のセットツアーです。
 善光寺には今年、7年に一度の秘仏「前立本尊」のご開帳があるのです。
 他にも「お戒壇めぐり」という、ご本尊の床下の真っ暗な通路を 歩き、手探りで浄土への錠前を探り当てる、という一種イベントのような 仕掛けがあります。
 執政官は一桁台の子供の頃にこの中を巡った思い出があります。
 しかも巡り終わってから親と交わしたこんな会話も覚えています。
  親「執政ちゃん、錠前には触れた?」
  執政官「なに〜錠前ってぇ?」
  親「それに触れると天国にいけるんだよ」
  執政官「聞いてないよ〜(#-_-)」
 ひどい親だ。。。。ということでン十年ぶりでとうとう錠前を・・・ と意気込んで入ったら、入り口のところで同行者が閉所恐怖症で 逃げ出してしまい、今回も錠前に触れること能わずでした(^_^;。
 死ぬまでに触れることはできるのでしょうか?????
2003-05-01  STX ネメシス
 観てきましたスタートレック。
 今度の作品はナカナカの出来ではないでしょうか(^-^)。
 なんと言っても注目は戦闘艦同士の組んず解れつの戦闘シーン。
  連邦のエンタープライズE
  ロミュラン帝国のウォーバード2隻
  ロミュランに隷属するレムス人の大型ウォーバード1隻
 この4隻がフェーザー、ディスラプター、光子魚雷を雨霰と 撃ち合う、まさに「舷々相摩す」戦いが繰り広げられました。
 ストーリーはちょっと「カーンの逆襲」のヒネリ直しみたいな 気もしましたが、無理のない進め方だと感じました(^-^)。
 最後のB−4の中でのデイタの移植情報の覚醒を感じさせる シーン、ロミュラン帝国との友好の予感を感じさせる幕引きも スタトレファンとして心穏やかな締めくくりとなったのでは ないでしょうか。
 ということでDVD早く出しなさい(^_^;。
2003-03-22  Terryさん上京
 今日はTerryさんが観光で東京にいらっしゃるということで、 早速迎撃、いやさ、お逢いしました。
 前回お逢いしたときは、一応UFOキャッチャーOFFの一環と言うことで、 ゆっくりお話しすることもなく嵐のように過ぎ去った出会いでした。
 と、言うことで今回はゆっくりお話しすることをメインにお逢いしたわけですが、 初めてお逢いいたしました奥様、大変チャーミングでかわゆらしい方でしてん(^_^)
 先ずはTerryさんと二人で話しに花を咲かせ、その後奥様と落ち合い プラモショップを散策、その後東京タワーが混んでいて展望できなかったと 言うことで都庁にご案内。最後に食べ放題なのに結構美味しいお寿司に 連れていってお別れいたしました。
 今回はTerryさんご本人、そして奥様とゆっくりとお話ができて 本当に良かったです。お互い物事の考え方が大変共感できるモノがあり 楽しいひとときでした。
 美味しいおみやげまで頂いてしまい(今食べてます。モグモグ)本当に ありがとうございました。いつか私が北海道に行くことが有れば是非 案内などして下さいね〜(^_^)/~
2003-03-19  イラク危機雑感
 今回のイラク危機の日本の対応については、めずらしく 政府としてハッキリとした独自の判断がなされたと思ってます。
 今の国内世論、世界各国の世論を鑑みれば、間違いなく 査察継続を支持するはずであり、民主国家としてそうすべきす。
 にも関わらず現状の傾向を無視して米国支持を打ち出したのは、 北朝鮮を前にして単独での安全保障をなし得ない国家としての 独自の判断だと思います。
 何時も「状況を見極めて」等と説明し、アフターカーニバルに なってから押っ取り刀で方針を定める我が国にしては、 良くも悪くも対米従属という戦略的判断が素早く行われたと 考えて良いでしょう。
 歴史上、自国に強力な軍事力を持とうとしない、又は 持ち得ない国家が強い同盟国におもねって生き延びた例は いくらでもあり、国民の生命と財産を守ることを第一とする 指導者の採る選択として、決してアタマから否定すべきでは ないものだと思います。
 逆に、北朝鮮の脅威が、国民が考えている以上に深刻だと 政府が認識している現れだとも理解できます。
 イラクの市民の被る惨禍を考える以上に日本国民への災厄が 迫っており、これを自国の事のように考えてくれるのは、 最後には国連ではなく米国である、と判断しているのです。
2003-03-01  連邦 正式公開〜(^_^)。
 しっかしこのくそ忙しいのにキリのいい日ったらこの日しか 無いんだもんなぁ。公開設定も簡単じゃないってのに・・・・
 とにかく、無事公開にこぎ着けられてホッとしてます。正直(^_^;。
 ではこれから宜しくお願いしますね ←誰に言ってんだか・・・
2003-02-18  出張〜。
 UDSC(臼田宇宙空間観測所)に出張ーい!
 ところが、宿でやっちまったよ(T_T)。
 シャンプーと石鹸逆に使っちゃったよ〜。
 いや、備え付けのホンプタイプのボトルが
 「リンスインシャンプー」
 「ボディシャンプー」
 って書いてあって、ちらっと見たときボディシャンプーの シャンプーだけ見えたんだよ〜(>_<)
 だから「シャンプー」じゃない方、「リンスインシャンプー」 で体を洗っちまったよ〜〜。
 逆に使ったおかげで頭はカシュカシュ、体はヌルンヌルン になってしまった。私ってセクシー? ←やけくそ(#-_-)
2003-02-13  観れた〜(^_^)/~
 何が? ISS(国際宇宙ステーション)だーい!
 夕暮れ時に東京上空を通過するというラッキーな軌道をとることが分かり、
 会社の同志で観望会が催されたのでした。
 ところが、執政官自身は打ち合わせのために外出。観れないのか〜(T_T)。
 ・・・と嘆いていたら意外に早く会議が終わり、通過予定時刻に会社に連絡、 どの辺に見えているか確認しました。
 「あっ、見えた見えた! ハッキリ光ってるねー」
 「かなり早いね〜。飛行機とは全然違うなぁー」
 って携帯で話しながら観ることが出来ました。
 かなりカンドー。デジカメ持ってれば撮ったのになぁ。
 こういうことが私の明日への活力に繋がるのです〜。
2003-02-12  出るか!? ふつう。(T_T)
 この真冬の中、信じられないことに出やがりました。アイツが。。
 イカニモ冬場を凌ごうというホッソリとしたスタイリッシュなヤツでした。
 ただ、それにしてもよりにもよって入浴中の私の後ろに出るとは・いやん(^_^;;
 慌てて界面活性剤配合で水分の多いバスピカを手に取りましたが、例の「塩素系」と 「酸素系」の混ぜ合わせを気にしてしまい、しばし熟慮。
 果たして私の体を包むこの石鹸は「酸素系」で有るや否や。。。
 「あ、中性だ」と気付いて漸くバスピカの使用許可が下りたのでした。
 憎いアイツは速攻昇天。シャワーの波に乗って弧を描きつつ排水溝に消えてゆきました。
 しかしマイッタ。冬でも出るんですね〜。生まれて初めてです〜。
2003-02-09  ゴッホの絵のニュース観ました?
 偽物だと思われていた時には1万円で?
 本物だと分かったら6,600万円だと〜?? 何でじゃ〜(>_<)
 出展が分からないと1万円くらいだと感じたんでしょ?
 そんなのゴッホ作だと分かったって1万円じゃん!
 逆に6,600万円払ってもいい!と思うほど人を感動させる
 作品なら出所不明だって6,600万円じゃ!
 ・・・と、熱くなる私ってば子供っぽい?(^_^;
2003-01-07  今度のサイトはの〜んびりやっていこうっと。
 目指しているのはブループリント、設定資料集のようなサイトです。
 CGが稚拙な分は背景設定で穴埋めじゃあ〜(^_^;